姫路駅から徒歩8分、西二階町商店街を西へ進んで少し入ったところにある「La grasse matinee(グラスマチネ)」。オーガニック野菜や低農薬野菜を中心とした、手作りのランチを提供しています。有機栽培コーヒーや、きび砂糖の優しい甘さのスイーツにも注目。
野菜ソムリエが営むオーガニックカフェ「グラスマチネ」
2018年4月にオープンした「グラスマチネ」。“健康と美しさを保つのは毎日の食事から”をテーマに、野菜ソムリエや薬膳アドバイザーなど、食にまつわる資格を持つオーナーが経営しています。その噂は口コミで広がり、美意識の高い女性や、カラダの調子を整えたい人で連日にぎわっています。
白を基調とした爽やかな店内。シンプルでありながら、家庭的なあたたかみも感じる落ち着いた空間です。オープンキッチンで、作っている様子が見られるのも安心ですね。
カウンターが10席、テーブル席が2つ、ペットOKのテラス席もあります。
1日分の野菜が摂れる日替わりランチ
契約農家から仕入れる種類豊富な野菜。生で食べられる赤オクラやコリンキーなど、日頃なじみのない野菜も取り揃えています。週末にはオーナー自ら畑に出向き、野菜の状態を確認しながら収穫もしているんだそう。ランチに使用する野菜は、1日の野菜の摂取目標量の目安とされる350g。1食で1日分の野菜が補えます。
『日替わりランチ』1,000円
オーガニック野菜や低農薬野菜をふんだんに使用した限定25食のランチ。メイン料理、副菜3種、小鉢、ごはん(県内産ヒノヒカリと玄米のブレンド)、麦みそスープが付いて1,000円は驚きの価格です。食材は地産地消を心掛け、旬の野菜をたくさん詰め込んでいます。その数なんと20~25品目。連日食べても飽きないよう、メニューは毎日変更。プラス200円でコーヒーセットに、さらにプラス200円でケーキも付けられますよ。
取材日のメインは、ボリューム満点のキャベツとひき肉のコロッケ。つなぎを一切使わず、新鮮なキャベツのシャキシャキとした食感が楽しい一品です。
おかずは全体的にあっさりとした味付けで、素材そのもののおいしさを感じることができます。火を使わずにできる切り干し大根のはりはり漬けは、忙しい主婦からレシピを聞かれることも多いそう。野菜の栄養素なども教えてくれるので、健康にも役立ちます。ホクホク食感のかぼちゃサラダや、野菜の自然な旨みが染み込んだ卯の花など、こだわりの野菜だからこそ、シンプルでもおいしく味わえるのが「グラスマチネ」の魅力です。
お花畑のようなかわいいサラダには、野菜がなんと130g。シャドークイーンと呼ばれる紫色のジャガイモや、黄色のソウメンカボチャなど、華やかな野菜が並んでいます。
アレルギーやビーガンに対応のお弁当
『日替わり弁当』700円
『日替わりランチ』の内容をそのままに、家でも気軽にオーガニック野菜が楽しめるお弁当。事前に相談すれば、ビーガン、アレルギー、糖質制限、塩分控えめなどのニーズに応えてもらえるのは、野菜ソムリエなど、多数の資格をもつオーナーだからこそ。昼は11:30までの予約で12:00以降受け取り、夕方は14:00までの予約で16:00以降受け取り可能です。
有機栽培コーヒーと手作りスイーツも人気
『グァテマラ オーガニック』450円
姫路市の「成田珈琲」から仕入れる豆は、JAS認定の有機栽培コーヒー。酸味とコクのバランスがよく、スッキリと飲みやすいのが特徴です。抽出方法はフレンチプレスを採用。オーガニックコーヒーのよさを最大限に引き出し、やわらかな口当たりと豊かな香りを引き立ててくれます。約2杯分楽しめるのも、喜ばれているポイントです。
『バスク風チーズケーキ』250円
しっとり濃厚なチーズケーキと、表面の焦がしカラメルが絶妙なハーモニーを奏でます。事前予約でホールでの販売もOK(2,000円)。
ケーキは常時3種類ほどがラインアップ。すべてきび砂糖で自然な甘みをプラスしています。ランチの後でもおいしく食べられるよう優しい味付けに。きび砂糖も少なめで、糖質が気になる人にもオススメです。
「グラスマチネ」では、料理教室や麦みそ作り体験も行っています。食事を楽しむだけでなく、知識を身につけ日々の生活に活かせますよ。野菜や食生活のことなど気軽に相談できます。疲れたカラダを労りに、ぜひ一度足を運んでみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2019年9月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。