高砂市荒井町にある「自家焙煎珈房 じょっぴんや」は、2026年5月に創業45年を迎えた老舗喫茶店。自家焙煎コーヒーをはじめ、カレーやスイーツまで幅広いメニューがそろい、長年多くの人に親しまれています。「お客さんに満足してもらいたい」という思いのもと、一つひとつのメニューに妥協せず、創業以来進化を重ねながら、おいしさを追求してきた同店。ここでしか味わえない一品との出合いを求めて、一度訪れてみて。
・「自家焙煎珈房 じょっぴんや」

山陽高砂駅から北西へ歩くこと約12分。閑静な住宅街の一角に佇む「自家焙煎珈房 じょっぴんや」は、2026年5月に創業45年を迎えた老舗喫茶店です。
店を囲むように木々が生い茂る外観は、まるで森の中にいるかのような雰囲気。日常の喧騒を忘れて、ゆったりとした時間を過ごせそうな、趣ある佇まいが印象的です。

店内に足を踏み入れると、ふわりと漂うコーヒーの香りがお出迎え。落ち着いた空気が流れ、ゆったりとくつろげる空間が広がっています。
木材や石、漆喰などの自然素材を店内の随所に取り入れているのが店主のこだわり。こうした素材を使っているからこそ、時を経るごとに空間に深みや味わいが増し、積み重ねてきた歴史の長さをしっかりと感じられるのが魅力です。
客席は、テーブル席が7卓スタンバイ。カウンター席も備えているため、一人でも気軽に利用できます。

店内を見回すと、壁に飾られたコーヒーミルやアンティーク調のピアノ、レコードプレーヤーなど、趣あるインテリアが至る所に配され、ノスタルジックな雰囲気を演出。まるで時がゆっくり流れているかのような空間で、ついつい時間を忘れて長居したくなります。

創業以来、地元の人々に愛され続けている同店。土日になると遠方から訪れる人も多く、その人気ぶりがうかがえます。
長年多くの人を惹きつけている理由は、「お客さんに喜んでもらいたい」という店主の変わらぬ思い。一つひとつのメニューに妥協することなく向き合い、よりおいしいものを届けるために進化し続けてきました。
また、「料理だけでなく、落ち着きのある空間づくりや心の込もったおもてなしも大切にしている」と店主は話します。訪れる人を温かく迎え入れ、ゆったりとくつろげる時間を提供しているのも、長く愛され続ける理由の一つです。
・こだわり抜いた自家焙煎コーヒー

『薫風(くんぷう)』700円
同店を訪れたら、ぜひ味わってほしいのが店主自慢の自家焙煎コーヒーです。厳選した良質な豆を店内で焙煎。長年店主が培った経験をもとに、焙煎具合を見極めています。
コーヒーのメニューは、オリジナルブレンドだけでも9種類と豊富なラインアップ。“究極の深煎(い)り”をコンセプトにした『漆黒(しっこく)』や、フルーティーな香りが特徴の『香凛(こうりん)』など、メニュー名は、それぞれの味わいをイメージして店主が名付けています。
取材日にチョイスした『薫風(くんぷう)』は、創業当初から親しまれているブレンドの一つ。コロンビアをベースにした中煎りで、その名の通り、爽やかな口当たりが特徴。軽やかな味わいの中に、しっかりとしたコクが感じられる一杯です。

メニューにあるコーヒー豆は、すべて店内で100gあたり900円から購入することができます。店頭には、瓶に入った豆がずらり。どれにしようか迷ったら、ぜひ店主に相談してみて。好みや飲み方に合わせておすすめを教えてくれるので、自分にぴったりの豆が見つかるはず。自分だけのお気に入りを探す時間も楽しんでみてはいかが?
・ランチは特製カレーが人気!季節限定スパゲティも

『自家製コロッケカレー(サラダ付き)』1,650円
ランチメニューの中でも特に人気を集めているのが店主が手がける特製カレーです。全部で『ビーフカレー』(1,650円)、『エビカレー』(1,650円)、『カツカレー』(1,850円)、『自家製コロッケカレー』の4種類あり、具材やトッピングに合わせてルーを変えるというこだわりよう。
ベースとなるのは、45年の歴史の中で少しずつ進化を重ね、今の味へとたどり着いた欧風カレー。タマネギをじっくり煮込んで裏ごししたり、鶏ガラからスープを取ったりと、仕込みには多くの手間と時間がかけられています。口当たりはマイルドながら、後からスパイスの豊かな風味が広がり、奥深い味わいを楽しめます。

『自家製コロッケカレー』は、ほどよい辛さのカレーに手作りコロッケを2つトッピングした、女性から人気のメニュー。サクサクの衣の中には、ふんわりとした食感のジャガイモがたっぷり詰まっています。
さらに、潰したゆで卵が入っているのも同店ならでは。スパイシーなカレーとまろやかなコロッケが絶妙に調和し、ボリューム満点ながらもペロリと食べられる一皿です。

『生トマトと大葉の冷たいスパゲティ(サラダ付き)』1,650円 ※6~8月限定
毎年夏になると登場する『生トマトと大葉の冷たいスパゲティ』。販売を心待ちにしているファンも多い、季節限定メニューです。
糖度の高さが特徴の高砂産トマト「霧の恵」を惜しげもなく使用。甘みとみずみずしさを存分に堪能できます。醤油ベースの和風ソースに、大葉や生ハムを合わせ、さっぱりとした仕上がりに。
麺には、「淡路麺業」の生パスタを採用。冷製スパゲティに合う麺を特別に仕入れているのだそう。ほどよく縮れた麺はもっちりとした食感で、ソースや具材がよく絡みます。暑い季節でもするすると食べられる、爽やかな一皿です。
ランチメニューには、プラス300円で好きなコーヒーor紅茶を付けることができます。通常は700円以上するドリンクがお得に楽しめるのもうれしいですね。700円を超えるドリンクも差額を追加すれば選べるので、気になるドリンクがあれば、ぜひドリンクセットでオーダーを。
・週替わり『モーニングプレート』で優雅な朝時間を♪

『モーニングプレート』ドリンク代 + 550円
月・火曜日以外の9:00〜11:00限定で楽しめる『モーニングプレート』。内容は週替わりで、毎週日曜日に新しいメニューに変わります。
プレートにはパンを中心に、おかずやサラダなどが彩りよく並びます。その時々で内容が異なり、季節の食材を取り入れたおかずが登場するのも魅力の一つ。何度訪れても新しいおいしさに出合えるため、毎週通う人も少なくないのだとか。

取材日には、ミルクパン、キッシュ、野菜とフルーツのマリネ、サラダが登場。パンは毎朝、店主の奥さんが焼き上げています。
この日のミルクパンは、口に運んだ瞬間にバターの豊かな香りがふわり。しっとりとした食感で、一口頬張ると優しい甘みが広がります。
・食後には自家製スイーツを味わって♪

『コーヒーゼリー』550円 ※6~9月限定
奥さんが手がける自家製スイーツにも注目を。暑い季節におすすめなのが、夏季限定で登場する『コーヒーゼリー』です。
深煎りのコーヒーを使ったゼリーは、しっかりとしたコクが魅力。ゼリーの上には、自家製のバニラアイスが添えられています。お好みでシロップをかけて召し上がれ。コーヒーのほろ苦さとアイスの濃厚な甘みが重なり合い、絶妙なハーモニーを楽しめます。コーヒーの豊かな風味を味わえる、食後にもぴったりの大人スイーツをぜひご堪能あれ♪

『日替わりケーキ(アメリカンチーズタルト)』500円
その日によって内容が変わる『日替わりケーキ』も見逃せません。取材日に登場したのは、『アメリカンチーズタルト』。ずっしりとしたチーズケーキに対し、クッキー生地はサクッと軽やか。そのコントラストも魅力の一つです。
チーズの濃厚なコクがあるものの、甘さは控えめで、すっきりとした後味。重たさを感じにくく、最後までおいしく味わえます。コーヒーや紅茶との相性も抜群で、ゆったりとしたカフェタイムのお供にぴったり。

「お客さんに喜んでもらいたい」という一心で、常に味と質を追求し続けてきた「自家焙煎珈房 じょっぴんや」。その変わらぬ思いがあるからこそ、45年もの間、多くの人々に愛され続けてきました。心の込もった味わいを求めて、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
■詳細情報
■DATA
自家焙煎珈房じょっぴんや
- 所在地
- 兵庫県高砂市新井町蓮池2-1-22

- 電話番号
- 079-443-2922
- 営業時間
- 火曜日/11:30~15:00(L.O.14:30)
水~日曜日/9:00~17:00(モーニング 9:00~L.O.11:00、ランチ 11:30~L.O.14:30)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2026年6月2日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。






