たつの市の城下町にある、オリジナルブレンドと自家焙煎が自慢のカフェ「わのわ自家焙煎珈琲」。古民家を改装した店内はゆったりとした時間が流れ、コーヒー好きと古民家好きにはたまらないお店です。コーヒーにぴったりな『小倉トースト』も人気♪
城下町にたたずむ古民家カフェ「わのわ自家焙煎珈琲」
「わのわ自家焙煎珈琲」は、オリジナルブレンドのコーヒーが自慢のカフェ。風情あふれる城下町に溶け込む同店は、「わのわ」と書かれた木の看板が目印です。
店内は、土間や土壁など古民家の良さを生かしながら、ポップなカラーやナチュラルな木のテーブルなどを配し、和モダンな雰囲気が広がります。カウンター席やテーブル席のほか、座敷席も用意。おひとり様から子連れまで過ごしやすく、おだやかでゆったりとした時間が流れていいます。
お店の名前“わのわ”には、「世代を問わずみんなが和やかに皆が輪を広げられる場所になってほしい」という店主の思いが込められています。
普段はレンタルスペースとして利用される2階は、そんな交流の輪を広げる場所として無料で貸し出し。学生たちが勉強会をしたり、会社員が会議で利用したり、絵や写真の展示会をしたりと使い方はさまざま。地域の人々が集まる場として利用されています。
※商品を販売する場合は、別途利用料が必要。詳細は電話で問い合わせを。
自家焙煎とブレンドにこだわったオリジナルコーヒーが自慢
「コーヒー豆を卸売りしながら、一般のお客さんにも自宅で飲みたくなるコーヒーを届けたい」という思いでカフェを始めたそう。カフェをする傍ら、近隣のお店へ豆の卸売り販売もしています。
店主が世界各国の豆から選び抜いた8種類の豆を使い、味や風味のバランスを考えてブレンドし、自家焙煎機で焙煎しています。焙煎したての豆を、注文が入ってからハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れてくれるコーヒーは、常に新鮮で心のこもったやさしい味わいです。
『焙煎豆(左からわのわ、かすみ、あかね)』各800円/200g
オリジナルブレンドは『わのわ』、『かすみ』、『あかね』の3種類。毎日飲んでも飽きのこない飲みやすい味を考えられているので、どれもクセが少なくすっきりとした味わいが特徴です。
中でも酸味が少なくマイルドな味わいの『わのわ』は、日本人の好みを考えられたブレンド。冷めるとキュッとした酸味がたつコーヒーが多いなか、『わのわ』は冷めても飲みやすくあっさり。普段アメリカンを飲む人にもおすすめです。
『ブレンド(あかね)』350円
渋味や苦味が好きな人は『あかね』がおすすめ。しっかりとした渋味が際立ち、パンチのある味わいが楽しめます。酸味を抑えているので、コーヒー独特の酸味が苦手な人にも飲みやすいブレンドです。
『カフェオレ』400円
カフェオレも自分の好きなコーヒー豆でオーダーすることができます。店主のイチオシは『かすみ』。ビターなコクをもっているのでミルクとの相性が抜群。スッキリとした透明感があり、ミルクの甘味と相まってまろやかな味わいが楽しめます。
『小倉トースト』も人気♪
『小倉トースト』250円
小腹がすいたときには、バターがたっぷり染みたトーストに、上品な甘みの粒あんをのせた『小倉トースト』はいかが。リピーターも多く、「わのわ自家焙煎珈琲店」の名物でもあります。上品な粒あんの甘さは、香り高いコーヒーとの相性も抜群です。
要予約!店主が丁寧に教えてくれる焙煎教室
「わのわ自家焙煎珈琲」では、お店の本格自家焙煎機を使って、コーヒー豆の焙煎方法を教えてくれる焙煎教室も不定期で開催しています。定休日の火曜日にマンツーマンで教えてもらえ、1人5,000円(要予約)。
焙煎した豆で淹れたコーヒーを試飲し、残った豆は持ち帰りもOK。自宅で焙煎仕立てのコーヒーを味わえるなんて贅沢ですね。予約や問い合わせは電話で確認を。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年10月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。