加東市下久米に店を構える「おうちCafe Mofu Mofu(モフモフ)」。豊かな自然に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる古民家カフェです。オリジナルトーストやワッフルが主役のモーニングは、ボリューム満点でブランチにもぴったり。午後からのカフェタイムには、季節を感じられる自家製スイーツが多数スタンバイしています。
・「おうちCafe Mofu Mofu(モフモフ)」
中国自動車道「ひょうご東条IC」から西へ車で約10分、のどかな田園風景の中に溶け込むように佇む「おうちCafe Mofu Mofu(モフモフ)」。2024年4月11日にオープンした古民家カフェです。
店名の「Mofu Mofu」は、雲が浮かんだ青空に大きな虹がかかる風景を表現した「モフモフ」という響きに由来しているそう。ブルーののれんは店のシンボルにもなっています。
築70年以上と思われる母屋をリノベーションした店内。立派な梁(はり)が存在感を放ち、独特な風合いのすりガラスや組子細工を施した建具が古き良き時代を想起させます。ところどころに吊り下げられたペンダントライトでモダンな要素もプラス。思わず「お邪魔します」と言いながら入店するお客さんが多いのも頷けます。
周りを気にせずくつろげるよう座席はゆったりと配置。おひとり様でも気兼ねなく利用でき、毎週のように通うリピーターも少なくありません。
階段下のちょっとした空間は、小さなテーブルに絵本やおもちゃが並び、まるで秘密基地のようなキッズスペースになっています。壁には大きな黒板が設置され、自由に落書きすることも可能。小さな子ども連れのママも安心して食事を楽しむことができます。
・ボリューム満点!お得なモーニング
『モーニングBセット』ドリンク代+250円
(写真は「アイスカフェオ・レ」550円)
3種類あるモーニングの中でもボリューミーなのが『モーニングBセット』。気まぐれパン、フレッシュなサラダ、ヨーグルト、バナナがセットになっていて、ブランチとしてオーダーするお客さんも多いという満足感のある内容です。
取材日のパンは、自家農園で栽培した旬のジャガイモを、塩コショウとマヨネーズで味付けした「マッシュポテトパン」。シンプルながらも、半分にはチーズをのせ、もう一方は追いマヨネーズと、ちょっぴり味を変えているので飽きることなく食べ進められます。ふわっとした食感の食パンはほんのり甘く、具材との相性もGOOD。
このほか、「ピザトースト」や「エッグチーズパン」など、気まぐれパンの種類は2、3カ月ごとに変わります。
選べるドリンクは13種類と豊富に用意しています。「アイスカフェオ・レ」には、生クリームを添えるのが“モフモフ流”。好みで混ぜることで、まろやかでちょっぴり贅沢な風味へと変化する過程が堪能できます。
『モーニングCセット』ドリンク代+300円
(写真は『コーヒー』500円)
朝はスイーツで始めたいという人には『モーニングCセット』がおすすめ。生地にハチミツを加えたワッフルは、外はサクサク、中はふんわり。たっぷりの生クリームが添えられていて、さらに「ハチミツ」か「あんこ」のトッピングを選べるのがうれしいポイントです。
コーヒーはオーダーを受けてから豆を挽(ひ)き、新鮮な状態で提供できるよう心がけています。中煎(い)りで苦味は控え目。スッキリとした後味で、ブラックが苦手な人でも飲みやすい一杯です。
・季節感たっぷりの自家製スイーツ
『けずりプリン』800円 ※2025年7月~9月末ごろまで
13:00以降は、ケーキ屋で修行経験のある店主が丁寧に作るスイーツがいただけます。季節によって入れ替わるラインアップは、常時4、5種類ほど。いずれもドリンクとセットで100円引きになります。
『けずりプリン』は昨年も大好評で、夏の定番メニューになりつつある新感覚かき氷。まずは大きなプリンを焼き上げ、どこを食べてもカラメルソースが一緒に味わえるよう一度崩してから凍らせています。オーダーを受けてからかき氷機で削ったら、バニラアイス、生クリーム、キャラメルソース、クッキーでかわいらしくおめかし。
シャリッとした食感ながら、味は昔ながらのプリンという不思議な感覚は、あと一口が止まらないほどやみつきになります。時間が経っても完全に溶けきることがないので、変化する口当たりをも楽しめます。
『オレンジムース』800円 ※2025年6月~9月末ごろまで
夏季に提供するスイーツは、暑くてもあっさり食べやすいよう工夫されています。旬のオレンジをふんだんに使った『オレンジムース』は、果実本来の風味が引き立つようあえて甘さは控え目に。軽やかな口溶けながら、果肉の食感もしっかり感じられます。
『レアチーズ~マンゴーソース添え~』800円 ※2025年6月~9月末ごろまで
トロピカルなビジュアルからも季節感が伝わるレアチーズケーキにも注目。サッパリとした味わいを意識し、チーズが主張しすぎないよう微調整されています。マンゴー、バナナ、ブドウ、オレンジ、キウイなど、その日によって変わるフルーツも盛り付けられているので、そのままでももちろん、ケーキと一緒に口に運べばリッチな気分に浸れます。
このほか、イチゴ、モモ、ブドウなど、近隣の農家から仕入れる旬のフルーツを使ったスイーツが登場することも。最新情報は公式Instagramで確認を。➡︎公式Instagramはこちら
まるで祖父母の家に遊びに来たような雰囲気が心地よく、思わず時間を忘れてしまいそうな「おうちCafe MofuMofu」。明るくエネルギッシュな店主の人柄も魅力の一つです。2025年6月からは月に一度、数量限定で『おひるごはん(事前予約制)』の提供もスタート。休日のドライブがてら、ちょっぴり足を延ばしてみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年7月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。