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2025.3.21
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【姫路】オーガニックカフェ 「ametuchi」移転!自家製パンのモーニングや米粉ワッフルが登場

アスリートの夫婦が営むオーガニックカフェ「ametuchi COFFEE & ORGANIC BAKED(アメツチ コーヒー&オーガニックベイクド)」が、2025年1月12日に姫路市飾磨区に移転オープン。同店では全国各地を飛び回り選りすぐった有機や無添加といったこだわり素材だけが使われ、健康志向な人を中心に遠方からもお客さんがやって来ます。移転後は人気のモーニングに新しく自家製ライ麦ブレッドと米粉のワッフルが登場!心を込めて作られたオーガニックメニューの数々に、体が喜ぶこと間違いなしです♪

・「ametuchi COFFEE & ORGANIC BAKED」

姫路市飾磨区の住宅街に、姫路屈指のオーガニックカフェ「ametuchi COFFEE & ORGANIC BAKED(アメツチ コーヒー&オーガニックベイクド)」が移転オープン!アスリート夫婦が営む同店のカフェメニューには、「有機や無添加の素材だけを使う」というスタンスがとことん貫かれていて、同市大津区にあった時から多くのお客さんに愛されてきました。

元は2世帯で店主家族が暮らしていた自宅を、約1年かけてフルリノベーションして新しく生まれ変わった“新生ametuchi”は、白を基調とした爽やかな雰囲気が魅力。築65年の家屋が解体されていく中で完成を描きながら、店主自ら見よう見まねで何度も図面を引き直したそう。作業工程も大工さんに教えてもらいながら、漆喰やペンキ塗りをしたり、テーブルに樹脂を入れたりとコツコツ進めてようやく完成しました。

休業期間中、オークションで地道に買い集めたというヴィンテージ家具にも注目してほしいところ。国内家具メーカー「コスガ家具」の70年代の名品であるソファや「KOTOBUKI」のシェルチェア、「オールドギャッベ」の手織りラグ、樹齢100年を超えるクスノキの輪切りテーブルなど、目を見張るものばかりがそろいます。

店主のセンスが光る店内は、色使いから家具のレイアウト、照明の取り入れ方まで遊び心が満載!真っ白な壁には、休みの日にトレーニングがてら店主が家族でボルタリングが楽しめるようにと、大小さまざまなホールドをインテリアとしてオシャレに設置。見える部分だけでなく、お店のすぐ裏にある「加茂神社」にゆかりのある京都府の「上賀茂神社」の砂を埋めるなど、見えない部分にもこだわりがあります。

クリアガラスの扉で空間を仕切れる個室空間は、子ども連れにおすすめ。心理カウンセラーの資格を持つ店主と、店主のお父さんがカウンセリングに使うなど、周囲を気にせず会話や食事を楽しみたいときにもぴったりです。

子連れに優しい配慮はトイレにも。一児の子を持つ夫婦ならではの目線で使いやすさが考え抜かれています。車いすでも楽に入れる広さやおむつ交換台、さらには着替えができるフィッティングボードまで、至れり尽くせり。「お年寄りも赤ちゃん連れの人も、あらゆる人たちがゆったりと過ごせる空間を提供したい」という二人の温かい思いが、お店のあちこちに散りばめられています。

座敷×キッズメニュー×おむつ替え台
個室離乳食持ち込みベビーカー入店
キッズスペース×子ども用食器喫煙
授乳スペース子ども用イス

※予約時に応相談で用意することも可能


・自家製ライ麦ブレッドと米粉ワッフルのモーニングを

モーニングは、自家製の有機ライ麦ブレッドを使った5種類のトーストと米粉のワッフルの計6種類がラインアップ。いずれも無農薬キャロットのラペ、上郡町にある「門積(かどつみ)農園」の無農薬ベビーリーフサラダ、平飼い有精卵のゆで卵が付きます。

『有機アーモンドトースト』ドリンク代 + 560円、『有機米粉のワッフル』モーニング代 + 250円

パンを1種類に絞れない人や朝からしっかり食べたいという人は、トーストを追加したり、ワッフルとの2種盛りにしたりと、オプションを足してボリュームアップしてみては?同店自慢の自家製アーモンドトーストと店内で焼き上げるワッフルのコンビが一番人気の組み合わせです。

北海道産の有機小麦「春よ恋」に有機のライ麦と天然酵母を配合した自家製パンは、ほどよいサイズ感のラウンド型。パンはもちろん、自家製アーモンドバターも「喜界島(きかいじま)のきび糖」や「よつ葉バター」、有機アーモンドプードルなど厳選された素材だけが使われていて、甘さ控えめながらも豊かな風味が楽しめます。

トーストのほか、『有精卵のたまごチーズ』『有機トマトチーズ』『有機あんバター』(各ドリンク代+660円)といったオープンサンドも用意。具だくさんで腹持ちの良いオープンサンドは、ブランチにも良さそうですね。

『オープンサンド(有精卵のたまごチーズ)』660円

トーストやワッフルなどの6種類のパンメニューは、11:30~L.O.16:00のブランチタイムにもオーダーOK!単品はもちろん、スイーツやドリンクと組み合わせて、お昼ご飯からカフェまでのんびり味わうのもたまにはいかが?

たんぱく質を手軽にたくさん摂りたいアスリートや、健康志向で食事制限をしている人から人気の『有精卵のたまごチーズ』がイチオシ。味付けは、あっさりとした無添加豆乳マヨネーズと「よつ葉シュレッドチーズ」と極めてシンプルですが、おいしさと栄養がギュッと詰まっています。

・心が豊かになる体思いのカフェスイーツも

『カフェラテ』680円

高知の「JOKI COFFEE(ヨキコーヒー)」で修行をした店主夫妻が淹(い)れるハンドドリップや、本格エスプレッソマシンを使ったラテなど、カフェドリンクも充実しています。コーヒー豆は師匠である「JOKI COFFEE」から仕入れた5種類のスペシャルティコーヒー豆を常時スタンバイ。ラテにはブラジル・ケニア・コスタリカをブレンドしたエスプレッソ専用の豆を採用し、香り高く仕上げています。

かわいらしいカップは、デンマークのクロニーデン社「レリーフ」やフィンランド「ARABIA」のヴィンテージカップが並びます。今となっては入手困難なほど希少なものですが、同店ではさまざまな色柄を取りそろえています。どんなカップに注がれて登場するかは、テーブルに運ばれてくるまでのお楽しみ♪

『無添加きび糖キャラメルチーズ』660円

同店自慢のケーキは、注文を受けてからフルーツをカットして盛り付ける『フレッシュフルーツタルト』(920円)をはじめ、『無添加ベイクドチーズ』や『有機クラシックショコラ』(各620円)など、全部で6種類ほどがラインアップ。全て、ドリンクと同時注文で合計金額から50円引きになるちょっぴりお得な『ケーキセット』でも楽しめます。ケーキは朝から注文可能できるので、モーニング後にケーキを注文する人も多いんだとか。

無添加や有機にとことんこだわる同店のケーキは、食べると心だけでなく体も満たされるような体思いのものばかり。店主のお菓子づくりの根底にある「食べるときはとことん楽しく!おいしさのためには素材を妥協しないと共に“無駄”を取り除きすぎない」という思いが込められています。きび糖でキャラメルから手作りする『無添加きび糖キャラメルチーズ』も甘さを抑え過ぎず、厳選素材を取り入れながら満足感たっぷりの味わいとボリュームに仕上げられています。

『米粉の無農薬キャロットケーキ』620円

特別栽培の米粉や有機米油を使用したキャロットケーキは、グルテンフリーなのがうれしいポイント。無農薬のフルーツニンジンのすりおろしをたっぷり混ぜ込んだ生地に、5種類のスパイスがしっかり利いた大人な味わいが特長です。

キャロットケーキには一般的にクルミとレーズンを使われることが多いところ、同店では有機プルーンと有機ヘーゼルナッツを使っているのがおいしさの秘訣。プルーンの濃縮した甘みとナッツの香ばしさの後に感じる、ベリーダークのメープルのコクが、ケーキ全体に奥深い味わいを生み出します。



・店内でしか味わえない旬のフルーツを使ったフレッシュケーキ

『有機米粉のワッフル(季節のフルーツ)』時価 ※イチゴは12月中旬~GWごろ限定

「小麦アレルギーの人も楽しめるメニューを」との思いで、モーニング、ブランチ、カフェスイーツ、全てにおいて特別栽培の米粉を使ったワッフルも提供しています。有機ハチミツや「よつ葉バター」、有機アーモンドパウダーを惜しみなく使った生地は、カリッと香ばしく芳醇で、フィナンシェを思わせるようなリッチな味わいが魅力です。

その自慢の米粉ワッフルに、季節のフルーツと優しい甘さの無添加生クリームでデコレーションした『有機米粉のワッフル(季節のフルーツ)』は、特別な日を彩ってくれるようなスペシャルな一皿。季節によってフルーツの種類が変わり、1月~GWごろは神戸市西区「ゆうさくふぁーむ」の残留農薬ゼロの完熟「濃い恋いちご」がお出迎え♪濃厚な甘さのイチゴとあっさりとした生クリームのハーモニーを、風味豊かな米粉ワッフルと堪能して。

『フレッシュフルーツタルト(濃い恋いちごのタルト)』時価 ※12月中旬~GWごろ限定

移転前からファンが多い人気スイーツ『フレッシュフルーツタルト』も、ここに訪れたらぜひ一度は味わってほしいメニューです。注文を受けてからフルーツをカットし、一つひとつ心を込めてデコレーションしてもらえるので、いつでも出来たてのおいしさを味わえるのが人気の秘密。口の中でふわっと広がるような生クリームの口溶けやフルーツのみずみずしさは、出来たての醍醐味です。

イチゴの季節が終わっても、有機バナナや有機キウイを使った『フレッシュフルーツタルト』が登場し、通年楽しめます。夏から秋にはイチジクやマスカットも。四季折々の味をプレミアムなタルトケーキで味わってみては?

・手土産やギフトにぴったりな焼き菓子の販売も

入口からすぐの木のカウンターの上には、オーガニック素材と特別栽培米粉を使った約10種類の焼き菓子も。フランスの伝統菓子やクッキーなど、老若男女が食べやすいシンプルなものがずらりと並びます。

中でもイチオシなのが、移転後新しくなったお店のロゴをモチーフにしたサクほろ食感のバタークッキー。ほかにも、有機メープルを使ったフィナンシェやフランス・ロレーヌ地方の郷土菓子「ヴィジタンティーヌ」など、ちょっぴり珍しいものもあるのでチェックして♪

店主がデザインしたオシャレなパッケージで包装したギフトボックスは、6~10種類の焼き菓子が入る小さめのサイズ(2,000~3,000円以内)と、15~20種類の焼き菓子を詰めることができる大きめサイズ(4,500円~)の2種類をスタンバイ。当日対応してもらえることもありますが、2日前までに電話で予約をしておくのがおすすめです。

過去にサッカー国際審判員として「FIFA」の試合を務めたこともあるアスリート夫婦が営む「ametuchi」。幼少期から病気がちだった店主。選手よりタフであることが求められる審判員という役割を果たすには、心と体のコンディションを整える「食」が大切と気付き、“食の学び”が始まったそう。そして、この経験が生み出したのが、オーガニックカフェという形だったと話します。

体のことを気にするがあまり、砂糖や小麦粉などの“おいしいと感じる要素”を取り除き過ぎて、食べる楽しみをなくしていませんか?思い当たった人はぜひ、ここで良質なものを味わいながら息抜きを♪

■詳細情報

■DATA

ametuchi COFFEE & ORGANIC BAKED(アメツチ コーヒー&オーガニックベイクド)

所在地
兵庫県姫路市飾磨区加茂26
電話番号
079-234-5655
営業時間
モーニング/9:00~L.O.11:30
ブランチ/11:30~L.O.16:00
カフェ/9:00~17:00(L.O.16:00)
※公式HPまたは公式Instagramのハイライトから営業日カレンダーで確認してから来店を。
※駐車台数に限りがあるため、1グループ1台での乗り合わせに協力を

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年2月27日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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