【瀬戸内・備前・赤穂・相生】JR赤穂線で巡る絶品スパイスカレー12選！スイーツも必見♪

何気ない日常にちょっぴり刺激がほしい……！そんなときには、電車でスパイスカレー旅に出かけてみませんか？瀬戸内海に沿って兵庫県と岡山県を結ぶJR赤穂線沿いのお店から、おすすめのスパイスカレーやカレーパンをはじめ、各店のおすすめメニューを厳選して紹介します。見た目にも味わいにもこだわった個性あふれる一品を求めて、“刺激的なカレー旅”を満喫してみて♪

JR赤穂線で巡る「スパイスカレー旅」ご当地自慢の逸品が当たるインスタキャンペーン開催！

1.パン工房 むくむく＜瀬戸内市＞

【長船駅から徒歩7分】130種以上がそろうパンのテーマパーク！1日120個売れる噂のカレーパンは必食！

「パンのバリエーションがピカイチ！」と地元の人からお墨付きの「パン工房 むくむく」。130〜150種ほどのパンを取りそろえ、食パンだけでも10種以上と選ぶ楽しみが満載の瀬戸内の人気ベーカリーです。

天然酵母のパン(火曜日を除く)や全粒粉パンなど、自然派のパンもそろい、幅広い世代に支持されています。パンの焼き上がり時間は公式Instagramをチェックして。➡︎公式Instagramはこちら

『むくむくカレーパンDX』250円

数あるパンの中で堂々の人気No.1は『むくむくカレーパンDX』。ふかふかもっちりした生地に包まれたルーには牛肉や野菜がゴロゴロと入っていて、食べ応え満点！

お肉がほろっとやわらく仕上がるよう、前日の晩から牛肉を塩麹とカレー粉につけて、当日は炊飯器で蒸しうま味を凝縮させるこだわりぶりです。週末は1日120個ほど売れるという看板商品をぜひお試しあれ！

『ぶたぱん』190円、『チョコくまさん』175円、『カメロン』155円

思わず「かわいい…」と声が漏れてしまいそうな愛らしいパンもお待ちかね。一つひとつ職人の手で成形しているからこそ、それぞれのパンに表情が生まれ、手作りならではの温かみが感じられます。

豚まんがパンになった子どもに大人気の『ぶたぱん』や、手作りのチョコクリームがたっぷり入った『チョコくまさん』、亀の甲羅をメロンパンで表現した『カメロン』など、個性豊かなパンが童心をくずぐります。

『あんバターフランス』240円、『作州黒豆のあんバターフランス』260円、『デニッシュ』200〜300円

素材にこだわったパンにも注目を。老若男女に人気の『あんバターフランス』は、契約農家から仕入れた北海道十勝産の小豆を同店自慢のフランスパンでサンド。

岡山県美作(みまさか)市作州地域で栽培される黒豆を使ったあんバターフランスもあり、こちらはつぶあん・しろあん・くろまめを1:1:1の割合でサンドした風味豊かな一品です。“黒”田官兵衛ゆかりの地・岡山にちなんで、“黒”豆を使ったパンを考案したところ、瞬く間に人気が出たんだとか。岡山に訪れた際のご当地土産にゲットしてみては？

華やかなビジュアルが目を引くデニッシュは、常時6種ほどがスタンバイ。イチゴ、イチジク、シャインマスカットなどその時々の旬のフルーツで彩られます。デニッシュの中にはクリームがたっぷりで、甘党も大満足間違いなし！

取材中、途切れることなくお客さんが訪れていた「パン工房 むくむく」。「これからも“無垢”な心を持って、お客さんに寄り添ったパン作りを続けていきたい」と店長。その謙虚で誠実な姿勢が地元で長く愛される秘密なのかもしれません♪

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2.カフェ明治屋＜瀬戸内市＞

【長船駅から徒歩10分】明治の面影を残す古民家で至極のコーヒーを嗜んで。ランチは本格派カレーを

目の前をとうとうと静かに川が流れ、裏には青々とした山がどんとそびえる、街中から少し離れた自然豊かな地に威風堂々と佇む古民家カフェ「明治屋」。東京から移住してきたオーナー夫婦が「終の棲家」を何十軒と探し求め、明治時代に建てられたこの家屋と周辺ののどかな自然に惚れ込み、カフェをオープンしました。

足裏から温かみを感じられる畳敷きの店内。夫婦2人で力を合わせ、柱や天井には柿渋を、壁には漆喰を施すなど、一から内装を手がけたそう。足をゆったり伸ばせるテーブル席は、年を重ねたお2人ならではの気遣いが感じられます。

『明治屋特製ドライカレー(ドリンク付き)』1,250円

ランチメニューは『日替りランチ(ドリンク付き)』(1,300円)と『明治屋特製ドライカレー』を用意。ドライカレーは10種類のスパイスを使用した本格派で、リピーターも多い一品です。

香り高いスパイスがニンジンやタマネギの甘みと絶妙に混ざり合い、口に含んだ瞬間、じわじわと複雑なうま味と心地よい辛みが広がっていきます。ルーのコクを引き立てる滋味深い十六穀米も名脇役。レーズンやらっきょう、フライドオニオンを合わせて、味の変化も楽しんで。

地元野菜をたっぷり使ったサラダは、オリーブオイルでさっぱりと味付け。食後は自家製の杏仁豆腐が、舌に残るカレーのピリリとした辛みをやさしく包み込んでくれます。

『シフォンケーキ』400円(コーヒーor紅茶付き650円)

昔からお菓子作りが趣味だったという奥さんが担当するスイーツは、2〜5種類をスタンバイ。常時提供しているシフォンケーキは、抹茶とほうじ茶が定番で、時には季節のフルーツを使った華やかなプレートが登場することも。

見た目から感じられるほどキメの細かい生地は、フォークを入れるとそのふわっと感にあっと驚きの声が上がるかも。甘すぎない素朴な風味で、一口ずつゆっくり味わいたくなる繊細さです。

何よりも注目してほしいのが、2人が20数年愛飲してきたという東京・虎ノ門の「コクテール堂」のコーヒー。熟成させた豆を一杯ずつ挽いて提供するコーヒーは、まろやかさの中にも透明感のある、甘く芳醇な味わい。このおいしさを広めたいとの思いがカフェを開くきっかけになったほど思い入れのあるコーヒーをぜひじっくりと味わってみて。

2人の夢を託して現代に蘇った古民家カフェ「明治屋」。日常の喧騒から離れたくなったとき、ふらっと立ち寄って、香ばしいコーヒーの香りが立ち込める空間に身を委ねてみてはいかが？

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3.café rosé(カフェ ロゼ)＜瀬戸内市＞

【長船駅から徒歩1分】ボリュームもコスパもピカイチ！岡山ならではのメニューにも注目

「ボリューム満点なのにコスパがいい！」と平日の昼間からにぎわう「café rosé(カフェ ロゼ)」。長船駅から徒歩1分と好立地にあり、観光客も多く立ち寄る人気店です。

ランチは10種類の定食メニューがスタンバイ。唐揚げやチキン南蛮、生姜焼き、ハンバーグなど、定番のおかずがそろい、ドリンク飲み放題も付いてほどんどが1,000円以下とコスパ抜群。「お腹いっぱいになって笑顔で帰ってほしい」という店主の気前のよさが感じられます。

『千屋牛肉の牛すじ煮込みカレー(ドリンク付き)』1,000円

リーズナブルでも素材は一切妥協しないのがこだわり。オープン当初から変わらない人気のカレーは、岡山県新見(にいみ)市の特産品「千屋(ちや)牛」を使用し、地元の市場で仕入れた新鮮な旬野菜と、 瀬戸内市牛窓(うしまど)産のサツマイモチップを豪快に盛り付けています。

半日かけて煮込んだルーは、素材のうま味と甘みが溶け込んだどこか懐かしい味わい。その時々で素材が変わるので、訪れるたびに一味違ったカレーに出合えるかも♪

『名刀 侍バーガー(コーラorオレンジジュース付き)』1,300円

優れた刀匠たちを数多く生み出した日本刀の産地として古くから知られる備前長船。その歴史を少しでも身近に感じてもらえたらとの思いで誕生したのが『名刀 侍バーガー』。刀がどんと刺さった迫力満点のビジュアルは、思わずカメラのシャッターを切りたくなります。

少し黄色味のあるバンズの正体はかぼちゃ。地元のベーカリーにお願いして、岡山の在来品種「備前黒皮かぼちゃ」を練りこんだバンズを特注しているのだそう。自然な甘みのあるバンズに、分厚いパテ、たっぷりの野菜を自家製のバーベキューソースとマヨネーズが絶妙にまとめあげ、大きなハンバーガーも気付けばぺろりと完食してしまうはず♪

『ブリュッセルワッフルDX』850円、『クリームソーダ』600円

スイーツもドリンクもとことんボリューミー！サックリとしたシンプルな味わいのワッフルは、トッピングと絡めて少しずつ食べるのがなんとも幸せなひととき。

アイスはバニラ・チョコ・ストロベリーから好きなフレーバーが選べます。クリームソーダはなんと7種類をスタンバイ。瀬戸内レモンや白桃など、岡山ならではのフレーバーがそろいます。

地元愛に溢れた店主が、食を通して岡山の魅力を発信する「café rosé」。一つひとつのビジュアルや素材に注目しながら、“見て、食べて、知って楽しい”ひとときを過ごしてみてはいかが？

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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年9月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。