播但連絡道路花田ICから西へ車で約8分。姫路市花田町の戦前から残る古民家を活用したカフェ「発酵あんこのおやつ アタリや」があります。“発酵あんこ”を使った唯一無二の和スイーツが自慢の同店に、2026年1月末から『麹(こうじ)ランチ』が新登場。週替わりランチに加え、『生ようかん』や『米粉のどら焼き』など、ここでしか味わえない品々も。趣深い古民家カフェで、食を通じて発酵の奥深い魅力に触れてみては。
・「発酵あんこのおやつ アタリや」

「発酵あんこのおやつ アタリや」は、播但連絡道路花田ICから車で約8分。姫路市花田町の住宅街に残る古民家で、ひっそりと暖簾を掲げるカフェです。
小豆を米麹で発酵させたあんこを使った生ようかんやどら焼きが看板商品。最近ではガトーショコラや生チョコなどの洋菓子にも麹を取り入れ、発酵スイーツの可能性を広げています。商品は店頭だけでなく公式オンラインショップでも販売しています。➡︎公式オンラインショップはこちら
2026年3月10日(火)にはオープン1周年を迎え、プレゼント企画なども予定しているそう。詳細は公式Instagramで随時発表されるので、こちらもチェックを。➡︎公式Instagramはこちら

登記は残っていないものの、戦前に建てられたと伝わる古民家を、店主自らカフェ空間へとリノベーションしたそう。やわらかなタッチで風景が描かれた襖(ふすま)や、味わい深い建具は良好な状態で残されていたため、あえて手を加えずそのままに。戦前の日本家屋が持つ“ありのままの魅力”を、肌で感じられます。

縁側には、2人掛けのテーブル席が4卓ほどスタンバイ。座敷で足を伸ばすのがつらい年配の人や、庭を眺めながらゆったりと食事を楽しみたい人に人気の席です。

店主選りすぐりの道具や雑貨を販売する雑貨のアンテナショップも併設しています。竹ざるや木のまな板、自然素材で作られたホウキなど、昭和レトロなアイテムがずらり。
さらに、同店自慢の和スイーツも販売しているので、自分用に購入したり、好きに組み合わせてオリジナルのギフトボックスを作ってプレゼントしたりと、いろんなシーンで利用できそう。

2026年1月には、かつて納屋だった空間をリノベーションした「フリースペース」も新たに誕生。少人数制のセミナーやミーティングのほか、作家による作品展示など、用途はさまざまで、料金などの諸条件などは応相談。「利用者の希望にできる限り応えたい」と店主。少しでも気になったら、まずは公式InstagramのDMから問い合わせを。
・『麹(こうじ)ランチ』が登場!

『麹ランチ(3色海鮮盛り)』1,980円
※内容は週替わり。金~日曜日の数量限定販売
2026年1月末から、金~日曜日限定で『麹ランチ』が登場。週替わりで肉と魚の2種類のメインから選べます。好みのメインに、温菜、小鉢、サラダ、汁物、自家製漬物、白ご飯が付く一汁三菜の内容で、ドレッシングまで手作り。自家製の麹調味料を随所に取り入れた、体に優しい献立が魅力です。
メニューは1~2週間前に公式Instagramで告知されるため、事前に確認してから来店するのがおすすめです。

取材日の魚のメインは「3色海鮮盛り」。揚げ、焼き、漬けの3つの調理法で仕上げた海鮮を一皿に盛り込み、いずれにも麹を使った工夫が光ります。
中でも印象的だったのが「カツオのレアカツ」。刺身で味わえるほど新鮮なカツオを自家製しょう油麹に一日漬け込み、粉砕したキクナを混ぜた特製パン粉をまとわせて揚げた一品です。そのまま頬張ればしょう油麹のほのかな香りが広がり、添えられた自家製バルサミコソースを合わせれば、まるでイタリアンのような奥行きのある味わいに。
さらにこの日は、リンゴ麹をオリーブオイルと合わせた自家製ドレッシングのサラダや、旬のコマツナをしょう油麹で和えたお浸し、カツオ出汁をベースにした品の良いお吸い物なども。季節の食材をふんだんに使いながら、それぞれの素材の持ち味を丁寧に引き出した料理が、お盆の上に整然と、そして美しく並びます。

『米粉と酒粕のガトーショコラ&生チョコようかん(ドリンク付き)』ランチ代 + 550円
お腹に余裕があれば、食後のデザートに『米粉と酒粕のガトーショコラ&生チョコようかん』を追加してみては?同店はスイーツにも麹を取り入れているため、砂糖は控えめ。ヘルシーで素朴な甘さが特長です。
『米粉と酒粕のガトーショコラ』は、ビターなチョコレートの風味に、酒粕の爽やかな香りが重なる大人の味わい。濃厚ながら食感はふんわり軽く、食後でもぺろりといただけます。自家製ブルーベリーとイチゴのジャムを添えれば、味わいに華やかなアクセントが加わります。
一方の『生チョコようかん』は、チョコムースのようになめらかな口当たり。和と洋が溶け合う一品で、食後のひとときを優しく締めくくります。
・カフェ限定のお得なセットメニュー

『竹(ドリンク付き)』1,155円 ※イートイン限定
同店自慢の和スイーツは、テイクアウトとイートインの両方のスタイルで楽しむことができます。イートインでは、単品のほかにドリンク付きの『松(米粉どら焼き・生ようかん・付け合わせ・気まぐれおやつ)』(1,320円)、『竹(米粉どら焼き・生ようかん・付け合わせ)』(1,155円)、『梅(米粉どら焼き・付け合わせ)』(990円)というお得なカフェセットも用意しています。

どら焼きは「普通のどらやき」「塩バター」「ピスタチオ」「ラムバター」「抹茶いちご」から、ようかんは「プレーン」「いちご」「抹茶」「ピスタチオ」「チョコ」から好きなものを1種類ずつ選ぶことができます。
“発酵あんこ”をシンプルに楽しむなら「普通のどらやき」と「生ようかん(プレーン)」のコンビがおすすめ。どら焼きは、思わず二度見するほど皮の間にあんこがたっぷり挟まれています。それでもぺろりと食べられるのは、米麹の風味を生かすことで砂糖を極力減らした麹餡だからこそ。同じく生ようかんも後味がスッキリとしていて、パクパクと止まらなくなるような軽い味わいが魅力です。

『煎茶』550円
ドリンクは約15種類のメニュー展開で、『さんぴん茶』(495円)を除き、すべて550円で提供しています。
同店のスイーツと合わせるなら、福岡県産の「八女(やめ)茶」の茶葉を2~3煎目までゆっくり味わうことができる『煎茶』がおすすめ。1煎目は淡い色合いと上品な香りを、2煎目以降はどんどん深まる茶葉のコクや苦みを楽しむことができます。まろやかな甘みがあり、同店の和スイーツとも相性抜群。

『薬膳茶【菊茶】』550円
『煎茶』と同じ茶葉に菊の花を浮かべたのがこの一杯。茶葉本来の青々とした香りの後から広がる爽やかな香りが、菊の花です。ガラスポットの中で優雅に花開く黄色い花は、見ているだけでも癒やされます。
このほかにも、市川町の自然栽培茶「仙霊茶」の日本茶や、ハーブ専門店「solari」のハーブティーなど、体をいたわる一杯もそろいます。食事やスイーツの余韻とともに、静かな古民家時間をゆっくりと味わって。
・“発酵あんこのおやつ”の原点『生ようかん』

同店の原点であり看板商品でもある「生ようかん」は、いわゆる水ようかん。ですが、これまでに出合ったことのないようなみずみずしさが特長です。なめらかな口当たりと、ぷるんとやわらかな食感に思わずうっとり。豆と米麹を合わせて低温でじっくり発酵させることで生まれる、自然な甘さも魅力です。

『生ようかん(チョコ)』(45g)260円、(150g)880円
ラインアップは「プレーン」「チョコ」「抹茶」「ピスタチオ」「いちご」の全5種類。中でもチョコは、カカオのコクと発酵あんこの甘さが調和することで生まれる、ちょっぴりビターでまろやかな味わいが、幅広い世代から支持を集めています。

『抹茶』260円
ザラッとした断面からも濃厚さが伝わる『抹茶』は、一口食べた瞬間、抹茶の苦みと香りが口いっぱいに広がる芳香な一品。同店のラインアップの中でも特に糖度が低めで、甘いものが苦手な人や、甘味料の摂取を控えている健康志向な人にも人気があります。

『ピスタチオ』260円
女性に人気の『ピスタチオ』は、ピスタチオ好きにはたまらない香ばしいフレーバー。生のピスタチオから作ったピスタチオペーストを餡にたっぷり混ぜ合わせ、さらにローストピスタチオで食感のアクセントをプラスしたリッチな配合がおいしさの秘密です。
ココナッツミルクやアーモンドミルク、メープルシロップといったナッティーな風味の素材を組み合わせ、ピスタチオの風味を際立たせた渾身の配合は、到底まねできないもの。ここでしか味わえない“究極のピスタチオ和スイーツ”を、ぜひご賞味あれ♪

『いちご』260円
『いちご』は、イチゴの王様「あまおう」を贅沢に使用した一品。甘さほとばしる濃厚な味わいで、和スイーツの次元を超えた新感覚スイーツです。クセの少ない白インゲン豆「大手亡(おおてぼう)」が、イチゴの酸味とベストマッチ!甘さだけでなく、心地よい酸っぱさまで表現された本物のおいしさを、じっくり味わって。
・薄くてもっちり新食感!『米粉どら焼き』も人気

『米粉どら焼き(塩バター)』370円
“発酵あんこ”を使ったもう一つの看板商品『米粉どらやき』も要チェック。卵と小麦粉を使わない生地は、驚くほど薄く、伸びるようにもっちりとした食感が特長です。素朴な味わいが麹餡のやさしい香りを引き立てます。
定番人気の「塩バター」は、小豆のこっくりとした風味に、バターのコクとほどよい塩味が重なる絶妙な一品。あんこには小豆の粒がしっかりと残されていて、自然な甘みや豊かな香り、心地よい歯応えまで楽しめます。また、バターがあんこ全体に練り込まれているため、どこを頬張ってもその風味が広がるのも魅力です。

『米粉どら焼き(ピスタチオ)』370円
あんこの中に美しい緑色が映える断面を持つのが「ピスタチオ」。生のホールピスタチオを粗めに粉砕し、麹餡にこれでもかと言わんばかりに混ぜ合わせたリッチなフレーバーです。食べても直接的に感じることはないですが、ホワイトチョコやクリームチーズを隠し味として取り入れているのが、まとまり良く仕上げる秘訣。ピスタチオ好きなら一度は味わってみて♪

『米粉どら焼き(抹茶いちご)』370円 ※11~5月ごろ限定
宇治抹茶を練り込んだ香り豊かな「抹茶どら焼き」と、白あんに濃厚なイチゴ風味のくず餅を合わせたどら焼きは、11~5月ごろの冬春限定。季節だけの味わいをぜひ楽しんで。
ちょっぴり昔懐かしいようかんやどら焼きを、現代風に昇華させた唯一無二の和スイーツ。歴史を感じる古民家で味わえば、そのおいしさは格別です。そして今冬からは、麹をふんだんに使った週末限定ランチも仲間入りしたことで、甘味処の枠を超え、“発酵”の世界を丸ごと楽しめる一軒へと進化し続けています。四季折々で変わる季節限定商品や夏限定のかき氷など、その時季だけの味もぜひチェックして試してみては?
■詳細情報
■サービス・設備
| アクセス | 播但自動車道花田ICから車で約8分 | ||
| 駐車場 | あり(5台 + 第2駐車場 5台) | ||
| 予約 | 可(電話/Instagram) | ||
| 支払い方法 | 現金/クレジットカード/PayPayなど | ||
| コンセント | × | Wi-Fi | × |
| 個室 | ◯ | 貸切 | ◯ |
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2026年3月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。








