姫路市東延末にオープンした「カフェ&ベニエ」は、フランス発祥の伝統菓子ベニエが自慢の店。ふわっと軽く、世代を問わず愛される素朴な味わいが魅力です。週末は22:00まで営業しているので夜カフェもOK。かわいらしいドーナツやフロートもぜひ一緒に。
・ベニエが食べられる店「カフェ&ベニエ」
JR・山陽姫路駅から南へ歩いて6分ほどの住宅街に店を構える「カフェ&ベニエ」。フランス発祥の伝統菓子ベニエが食べられる、関西では珍しいカフェです。
ベニエと言えば、2018年まで「山陽百貨店」で営業していた「カフェデュモンド」を思い出す人も少なくないはず。オーナーもその味が忘れられなかった一人です。幅広い世代に愛されたベニエを再現し、地元の人に喜んでもらいたいと2023年6月2日にオープンしました。
打ちっぱなしの壁やレトロな床が純喫茶を思わせる趣ある店内。カウンター席のほか、奥には4人掛けのテーブル席、入口には半個室の2人掛けのテーブル席があり、子連れでも利用しやすい雰囲気です。
・フランス発祥の伝統菓子ベニエ
『ベニエ』550円
看板メニューの『ベニエ』は、フランス語で“揚げた生地”を意味するスイーツ。同店では、アメリカニューオリンズの老舗カフェ「デュモンド」をイメージしたシンプルなベニエを提供しています。外はカリッと、中はふわっと、軽い食感が魅力。試作を重ねて完成させた生地は素朴ながらもコクがあり、どこか懐かしい味わいがするから不思議です。
オーダーを受けてから揚げてもらえるので、アツアツの状態で召し上がれ。テイクアウトして時間が経っても、また違ったしっとりした食感を楽しめます。「パウダーシュガー」or「シナモンシュガー」が選べ、プラス150円でアイスクリームをトッピングするのもおすすめ。
『ディップベニエ』650円
4種類から選べるディップソースも用意しています。取材日にチョイスしたのは「カスタードチーズ」。クリームチーズを入れ、ほんのり酸味を利かせたサッパリとしたカスタードクリームです。このほか、「メープルシロップ」、「チョコレートソース」、「ラズベリークリーム」があり、プラス100円でソースの追加もOK。
・かわいらしいドーナツやフロートも一緒に
『クリームドーナツ』各400円
自家製クリームをたっぷり詰めた『クリームドーナツ』も人気メニュー。クリームのおいしさを引き立てるため生地は甘さ控えめで、ふんわりとした食感が特徴です。甘党さんも納得の「カスタード」と、スイーツが苦手な男性にも好評のあっさりとした「チーズクリーム」があり、今後は季節限定フレーバーも登場予定だそう。
『リングドーナツ』各280円
チョコレートをコーティングした、かわいらしい『リングドーナツ』もあります。ナッツを散りばめた「チョコレート」、ドライイチゴの酸味が心地良い「ストロベリー」、ホワイトチョコレートがベースの「オレオ」の3種類。
『メロンフロート』680円
スイーツと一緒にオーダーしたいのが、純喫茶を思わせるドリンク『メロンフロート』。2層に分かれた色合いが美しく、ロゴのマルチーズを形どったクッキーがのせられとってもキュート。
このほか、姫路市の「西山珈琲」から取り寄せる豆を使った『コーヒー』(500円)も。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹(い)れてもらえます。中煎(い)りで苦味と酸味のバランスが良く、スイーツの味わいを邪魔せず飲みやすい一杯です。
フランス発祥のシンプルな伝統菓子を堪能できる「カフェ&ベニエ」。金・土曜日は22:00まで営業しているので、仕事帰りのご褒美や夜カフェにぴったりです。ちょっとした手土産にテイクアウトするもGOOD。JR姫路駅から徒歩圏内で車でもアクセスしやすので、あらゆるシーンで気軽に利用してみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年6月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。