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2023.6.7
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【三木】「I TeA HOUSE」オープン!上質な紅茶と兵庫県産ジビエを味わえる紅茶専門店

2023年3月21日、三木市にある「別所ゆめ街道」の一角に「I TeA HOUSE(アイティハウス)」がオープン!20種類以上の紅茶と地元産の野菜やジビエを使った地産地消料理を同時に味わえる、高級紅茶とジビエ料理の専門店です。6月には会員限定のVIPルームも登場し、ますます楽しみが広がる同店。紅茶、料理、空間それぞれに対する同店のこだわりに注目です♪

・紅茶専門店「 I TeA HOUSE(アイティハウス)

2020年に廃線となった「旧三木鉄道」跡地を活用した遊歩道「別所ゆめ街道」。看板や標識など、当時の面影が色濃く残るこの一角に、2023年3月21日、「I TeA HOUSE(アイティハウス)」がオープンしました。

同店は、三木市内で野菜や食材の卸売り販売を行う「小西商店」が営む高級紅茶とジビエ料理の専門店。「小西商店」が持つ地元生産者との横のつながりを生かし、地産地消にも取り組んでいます。

全面ガラス張りで、どの席に座ってもさんさんと陽が射し込む明るい店内。スペースにゆとりがあるので、周囲を気にせずゆっくりと食事や会話が楽しめます。

また、オープンカフェスペースの横にはキッズルームも併設。隣の小野市にあるカフェ「HOWBI(ホウビ)」のマスターが描いた絵画が飾られたカラフルな空間は、きっと子どもたちも気に入るはずです。

座敷×子ども用イスおむつ替え
個室×離乳食持ち込み禁煙
ベビーカー入店キッズメニュー喫煙×
子ども用食器授乳スペース

おひとり様に人気のカウンター席は、目の前に並ぶ高級ブランド「HEREND(ヘレンド)」のカップを横目に、静かにカフェを堪能できるスペシャルシート。こだわりのティを片手に、スタッフと会話を楽しむのもいいですね。


・20種類以上の茶葉から見つける“自分好みの一杯”

同店は、お店をオープンするきっかけになった大阪の「I TeA HOUSE」から名前を譲り受け、茶葉もその店のバイヤーから直接仕入れているそう。コーヒー派だった店主が紅茶派になるほどまでに感動を覚えたという“本物の紅茶のおいしさ”を知ってほしいと、同店では最高級品質の茶葉を20種類以上も取り扱っています。

茶葉の種類だけではなく、その茶葉をどう淹(い)れるかというレシピや淹れ手によって、まったく味わいが異なるのが紅茶の醍醐味。同店では一つひとつの茶葉に適したお湯の温度や量、蒸らし時間をレシピ化し、誰がいつ淹れても“一番おいしい一杯”を安定して提供しています。

『フレーバーティ(ハワイアンベリー)』550円

ダージリンやアッサムなど、収穫された産地で名前が付く「エリアティ」は常時5種類以上がラインアップ。このほか、フレーバーティやラテメニューなども豊富にそろいます。

フレーバーティのラインアップはなんと15種類も!思わず目移りするほどのバラエティの豊かさに、心が躍ります。フレーバーティで迷ったときは、店主のおすすめの『ハワイアンベリー』をチョイスして。ストロベリーやミックスフルーツが生み出すトロピカルな香りがしっかりと感じられる甘めのフレーバーです。砂糖で好みの甘さに調整してから召し上がれ♪

・会員限定のVIPルームが登場!この空間でしか味わえない紅茶も

2023年6月、カウンター席のすぐ横に完全個室の会員限定VIPルームが登場!オープンカフェフロアとは雰囲気が一変、スタイリッシュなフロアマットや漆喰(しっくい)の壁など洗練されたインテリアで統一されています。床と壁の内側には、麻炭(あさずみ)が敷かれていて、調湿と消臭も考えられているそう。ヒーリングミュージックをバックサウンドに、自然のパワーを感じながら癒やしのひとときを過ごして。年会費の問い合わせや加入、予約は、電話で受け付けています。

左から『ダージリン(春摘み・サマビオン茶園)』900円、『ダージリン(夏摘み・タルザム茶園)』900円

VIPルーム限定でワンランク上の茶葉を、「HEREND」の高級カップで味わえるのもVIPルームの特権です。例えばダージリン一つとっても、春摘みや夏摘みといった収穫時期だけでなく、複数の農園の茶葉をスタンバイしていて、茶葉の種類・収穫時期・農園ごとのフレーバーの違いを楽しめるのがポイント!今までに感じたことのないようなアロマや紅茶の世界の奥深さが感じられるはずです。

『ダージリン(春摘み・サマビオン茶園)』900円

同店を訪れたらぜひ飲んでほしいのが、春摘みダージリン。日常で飲み慣れているダージリンは、爽やかなフレーバーでこっくりとした甘みを感じるものが多いですが、「ファーストフラッシュ」と呼ばれる春摘みの茶葉は驚くほどみずみずしく軽やか!新芽の香りとほんのり甘みが香るフレッシュな味わいは、まるで煎茶のよう。この一杯をきっかけに、紅茶の世界にハマってしまうかも!?



・兵庫県産ジビエと地元野菜を使ったランチ

『ジビエソーセージといのしかバーグランチ』1,800円

紅茶と並ぶ同店の自慢がもう一つ、地産地消にこだわったジビエ料理です。近年、兵庫県内では害獣(がいじゅう)被害の拡大によって捕獲活動が広がっているものの、捕獲した肉の行き場に困っていたそう。その問題を知ったオーナーが「兵庫県産のジビエをおいしく調理することで地域に貢献したい」と思い立ち、兵庫県産ジビエを使ったさまざまな料理を提供しています。

ジビエ初心者には『ジビエソーセージといのしかバーグランチ』がおすすめ。兵庫県産のイノシシとシカの合い挽きミンチを使用したハンバーグと、ジビエ素材のロングソーセージが主役です。メインのほか、地元野菜のサラダや日替わり小鉢4品、加東市産のもち麦ごはん、スープ、自家製ピクルスも付いてボリューム満点です。

メインのハンバーグは、ジビエと思えないほどジューシー!特製の甘辛ダレがたっぷりかかっていて、ジビエ特有の臭みをほどんと感じさせません。ジビエは高タンパクなため、肉質は固めですが、その分しっかりとした噛み応えと食べ応えがあり、1個でもお腹いっぱいになりそう。

ジビエソーセージはイノシシかシカ、さらに味付けがプレーン、山椒、チョリソーの3種類あり、計6種類の中からランダムで登場します。取材日はピリッと辛いシカのチョリソー。普段食べているソーセージのようにパリッとしていて、噛むとジュワッと肉汁が弾ける本格派です。気に入ったら店内の販売コーナーで販売しているので、チェックしてみて。

『ローストベニスン丼』1,800円 ※数量限定

ヘルシーなシカ肉を使用した、ローストビーフならぬ『ローストベニスン丼』も人気!ハンバーグやカツに比べ、火をしっかり入れられないローストベニスンだからこそ、下処理にはとことんこだわっているそう。丁寧に血抜きをし、ニンニクやハーブなどで下味を付け、低温調理でじっくり火を通すことで、しっとりとやわらかく、臭みのない肉に仕上がります。ワサビやニンニクチップで味変しながら味わってみて。

・紅茶に合わせたいサンドやスイーツもスタンバイ!

『BLTEサンド』600円

ランチのほか、サンドイッチやスイーツもスタンバイしているので要チェック!サンドイッチはオープンの11:00から、スイーツはカフェタイムの14:00から注文できます。

軽めに昼食を済ませたいときやテイクアウトには『BLTEサンド』がぴったり!レタス、ベーコン、トマト、ゆで卵、タマネギがはちきれんばかりにたっぷりと挟んであるボリューミーなサンドイッチです。味付けは、ケチャップとタルタルソースとアクセントの粒マスタード。ワンハンドで野菜もしっかり摂れるので、ピクニックやドライブのお供にもよさそう。

『いちごのパフェ』1,000円 ※4月~6月10日ごろ限定(提供は14:00以降)

季節のフルーツを使ったパフェも、そのときどきで登場します。4月~6月初旬のパフェは、同店の隣にあるイチゴ農家「優芽(ゆめ)いちご園」のイチゴが主役の『いちごのパフェ』。果肉が弾けそうなほど真っ赤で大粒のイチゴを、トッピングにもソースにも使った贅沢な一品です。中には白玉と、系列店「万寿庵(まんじゅあん)」の自家製イチゴジェラートが隠れています。食べ進めるたびにいろんな味が楽しめ、最後の一口まで飽きずにペロリと完食できそう。

8月下旬は地元で採れるブドウを使ったパフェを予定しているそう。新商品の情報は、公式Instagramを要チェック!➡︎公式Instagramはこちら

今後は地元の特産品を使ったコンポートやピクルスのほか、茶葉の販売も予定しているんだとか。また、6月下旬にはかき氷も登場し、季節限定メニューもどんどん増やしていくとのことなので、ますます期待が膨らみますね!

■詳細情報

■DATA

I TeA HOUSE(アイティハウス)

所在地
兵庫県三木市別所町西這田1-395ー1
電話番号
079-488-6977
営業時間
ランチ/11:00〜14:00
カフェ/14:00〜18:00(L.O.17:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年5月31日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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