神戸淡路鳴門自動車道東浦ICから車で約3分ほどの場所にある「クイジーンカフェ 椛(もみじ)」は、淡路島産素材にこだわるオーガニックカフェ。自然栽培や有機で育てたオーガニック野菜を中心に、島内で採れた新鮮な素材を使った料理を提供しています。カフェタイムには、身も心も喜ぶ自家製自然派スイーツも。キッズメニューや座敷もあるので、子連れにもおすすめです。
・「クイジーンカフェ 椛(もみじ)」
海と山に囲まれた自然豊かな淡路島。おいしい野菜が育つこの地には、いくつものオーガニックカフェがあります。「クイジーンカフェ 椛(もみじ)」もオーガニックカフェとして名を馳せる、島内で人気のカフェ。神戸淡路鳴門自動車道東浦ICを降りて南へ車を3分ほど走らせたところにあります。
「色彩豊かな紅葉のように、季節の移り変わりを楽しんでほしい」という思いと、童謡「紅葉」にある一句「秋の夕日に照る山紅葉」と店主の苗字である「照山」をかけて「椛」と名付けたそう。「おいしさと笑顔あふれる自然食」をテーマに、旬と淡路島の味覚を味わえる健康的な食事を提供しています。
店内はカウンターが8席と4人掛けテーブルが1つ、奥には座敷も完備。木や植物に取り囲まれた優しい雰囲気のインテリアと、窓から差し込む温かい日射しが調和した心地よい空間が広がります。カウンター席が多いので、おひとり様ものんびりとくつろげそう。
奥の座敷は、子連れのお客さんのために用意しているスペース。広々としているので、小さな子ども連れでも落ち着いてカフェを楽しめそう。座敷を利用したい場合は事前に電話で確認してから来店するのがおすすめです。
座敷 | ○ | 子ども用いす | ○ | おむつ替え | – |
個室 | ○ | 離乳食持ち込み | ○ | 禁煙 | ○ |
ベビーカー入店 | ○ | キッズメニュー | ○ | 喫煙 | – |
子ども用食器 | ○ | 授乳スペース | – |
・自然栽培の淡路島産野菜を使ったランチ
ランチは『やまもみじ定食』(1,480円)『いろはもみじ定食※1』(2,980円)『おおもみじ創作コース※2』(5,500円)の3種類。玄米や野菜はすべて農薬や肥料を使用せず、淡路島の質の良い土壌と太陽の光、清らかな水など自然の力で育てた“自然栽培”のものを厳選しています。その希少な自然栽培の野菜が豊富に育ち、カフェで安定して使えるのは、自然に恵まれた淡路島だからこそなせることです。「平野農園」や「長慶寺農園」など、信頼できる農家から直接仕入れるなど、新鮮さにもこだわっています。
※1…1日3組限定。前日までに電話か予約サイトで要予約。
※2…1日1組限定(1組4人まで)。3日前までに電話か予約サイトで要予約。
➡︎予約サイトはこちら
お客さんに提供するお冷やから調理に使う水まで「ミネラルバランスエコウォーター」を使用するなど、目に見えない細部にまでこだわりが満載。自然界から抽出したミネラルが30種以上入ったこだわりの水で、体内の電解質のバランスやお通じなどを整えてくれるうれしい効果も期待できるんだとか。魚や肉は調理前の段階でこの水に浸すというひと手間をかけることで、臭みや不純物が取り除かれ、プリッとジューシーに仕上がるそう。
『やまもみじ定食』1,480円 ※1日10食限定
1日10食限定の『やまもみじ定食』は、同店のランチで唯一、前日までの予約が不要なメニュー。メインのワンプレートには、週替わりの肉or魚の主菜や旬野菜のサラダ、野菜の副菜、「片山豆腐」の冷や奴など、7種類ほどのおかずが盛られていて、栄養も彩りも満点!さらに、自然栽培の発酵玄米ご飯やみそ汁、自家製グラノーラ、野生ルイボスティーが付きます。
取材日の主菜は、淡路の岩屋漁港で捕れたサバが主役の「鯖の竜田揚げ 大根おろしがけ」。身が厚く、脂がのったサバは、サッパリとした大根おろしとポン酢がよく合います。
副菜は、「島ノ環(しまのわ)ファーム」の平飼い卵と旬野菜のオムレツ「根波里(ねばり)農園」のサツマイモを使ったきんとん、大根と大根葉の大根おろし和え、日野菜カブの浅漬けなど。化学調味料はもちろん、砂糖も一切使用していないというから驚きです。オーガニック野菜の豊かな風味と甘みを、手の込んだシンプルな料理で丁寧に味わって。
健康志向な人の間で最近注目されている発酵玄米。玄米を小豆や塩と一緒に炊き上げ、その後数日かけて熟成発酵させたご飯のことです。玄米といえば「硬い」や「消化に悪い」というイメージがありますが、この発酵玄米は同じ玄米でも似て非なるもの。モチモチとした食感の中に、玄米のプチプチ感や小豆のホクホク感が感じられ、風味がじわ~っと体に染み渡ります。プラス100円で大盛り、プラス200円でお替わりもできるので、普段食べられない発酵玄米を心ゆくまで堪能してみては?
『プチデザートセット』ランチ料金 +350円
食後にゆっくりカフェを楽しみたいときは、『ドリンクセット』(+350円)か『プチデザートセット』(+350円)を追加するのがおすすめ。『プチデザートセット』は、カフェで人気の『ティラミス』『チーズケーキ』『ガトーショコラ(チョコor抹茶)』『自家製アイス(宇治抹茶orほうじ茶orバニラorチョコ)』から選べ、食後にぴったりなミニサイズで提供されます。
取材日は老若男女問わず人気の『チーズケーキ』をチョイス。自家製粉した自然栽培の玄米粉とココアパウダーで作ったチョコ風味のクランブル生地の上に、ねっとりとしたチーズを重ねた二層仕立てのスイーツ。トッピングの純生クリームと『トロピカルココナッツグラノーラ』が、食感と味のアクセントに!ハーフサイズでも食べ応えを感じられる濃厚な一品です。
・カフェタイム限定!大人でリッチな自家製スイーツ
『もみじパフェ(有機ほうじ茶)』1,580円 ※提供は14:00~
カフェタイムには自家製スイーツをお供に優雅なひとときを過ごして。チーズケーキやガトーショコラ、自家製アイスなど、どれにしようか迷ったときは、同店の人気のスイーツを同時に数種類楽しめる『もみじパフェ』がイチオシ!パフェは14:00~注文可能です。
フレーバーはオーガニックチョコレート、有機宇治抹茶、有機ほうじ茶の3種類。写真の有機ほうじ茶は、自家製ほうじ茶アイスに合わせて、『玄米珈琲グラノーラ』や紅茶のパウンドケーキ、ティラミスといった香りに特徴のあるスイーツを使用しています。トップに飾られているのは、『オーガニックチョコレートの玄米粉ビスコティ』。ほうじ茶やグラノーラの香ばしさを引き立てる、このパフェに欠かせないトッピングです。スプーンをすくうたびに違った味わいや食感を楽しめるのがパフェの醍醐味。一口ずつ味の想像を膨らませながら味わって。
『大人のティラミス』760円
オシャレなカクテルグラスでテーブルに運ばれてくるティラミスは、味も見た目も名前のとおり大人な仕上がり。“大人の”と付くゆえんは、フィンガービスケットを浸すエスプレッソにカルーアを加えているから。味の深みと苦味が絶妙なコーヒーの風味を、まったりとクリーミーなマスカルポーネクリームで包み込んだ粋な味わいに心も酔いしれそう。
『淡路島カレンデュラブレンド』680円
ドリンクメニューもオーガニックが充実しているのもポイント。店主のおすすめは、淡路島で自然栽培のハーブ作りから加工、ブレンドまで自家で行っている「うかspice+(スパイス)」のハーブティー。『淡路島カレンデュラブレンド』は、ホーリーバジルやレモングラスの爽やかな香りの中に、オレンジの柑橘の香りがほのかに感じられるフルーティーさが魅力です。茶葉の販売もしているので、気に入れば購入してみて。
・腸活・美活・肌活にうれしい自家製無添加グラノーラ
腸活や美活、肌活をしている女性は、自家製グラノーラが必見!水溶性食物繊維たっぷりのオーツ麦に、淡路島産の自然栽培玄米粉やドライフルーツ、アガベシロップなどをブレンドした無添加のグラノーラです。店内では5種類のフレーバーを販売していて、それぞれ120gと200gの2種類のサイズをスタンバイ。イベント限定で量り売り販売をすることもあるそう。
飽きずに毎日グラノーラを食事に取り入れるなら、意外性No.1の『淡路島藻塩とスパイス』(980円/120g)がイチオシ。ほどよい塩味とスパイスが利いていて、そのまま食べるのはもちろん、サラダや肉料理とも相性抜群です。淡路島の藻塩を使っているので手土産にもGOOD。甘めが好きな人は『抹茶とホワイトチョコレート』(980円/120g)を選んで。抹茶の苦味とホワイトチョコレートの甘みのバランスが絶妙で、手が止まらなくなるおいしさ。間食を無理なく健康的なものに置き換えたいときにもぴったりです。
自家製グラノーラは店頭のほか、公式オンラインショップでも販売しています。遠方の人はぜひチェックしてみて。➡︎公式オンラインショップはこちら
カフェ経営のほか、月に数回料理教室を開催したり本を出版するなど、“食べておいしく、体が良くなる健康食”を広める活動を積極的に行っている店主。そんな食のプロフェッショナルが手がけるオーガニックカフェ「クイジーンカフェ 椛」で、食の大切さやオーガニック野菜のおいしさを再認識してみては?
■詳細情報
■DATA
クイジーンカフェ 椛(もみじ)
- 所在地
- 兵庫県淡路市久留麻185-1 ラ・プルミエール 1階
- 電話番号
- 0799-75-3338
- 営業時間
- ランチ/11:00~17:00
ディナー/18:00~22:00 ※コースのみで完全予約制
バル椛/19:30~23:00 ※金・土曜日のみ - ※イベントなどによって営業時間や定休日が変わることがあるので、来店前に公式HPで確認を。
※ランチは数量限定なので電話で事前予約がベター。
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年11月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。