「ニシカワパン」は創業70余年を超える歴史あるパン屋。スーパー・コンビニでの販売や学校給食のパンの製造も手がけるほど、地元になくてはならない存在になっています。直営店の「ニシカワパン加古川駅店」は“できるだけ多くの人にパンを届けたい”と年中無休で20:00まで営業。老若男女に愛されるパンは、見た目も食感もどれも楽しいものばかり♪夏におすすめの新作パン情報もお届けします。
ニシカワパン
JR加古川駅の改札口を出て目の前にある「ニシカワパン加古川駅店」は、レトロなレンガ調の外装が目印。売り切れ次第店じまいをするパン屋が多い中、同店は20:00まで営業しているので、朝はもちろん、仕事帰りのお客さんにも多く利用されています。
店内に所狭しと並ぶパンは、なんと約80種類。1日に1,200個ほど焼き上げています。狙い目は、焼きたてが並ぶ10:00頃。香ばしいパンの香りがお店の外までただよい、思わず立ち寄ってしまいます。
イートインスペースには5席完備。トースターも自由に使えるので、焼きたての味を再現できるのがうれしいポイント。
モーニングタイムには、『トーストセット(ドリンク・サラダ・ゆでタマゴ付き)』(489円〜)が楽しめます。フレーバーはプレーン・小倉・アーモンドバターから選べるので、毎日通っても飽きなさそう♪
※新型コロナウイルス感染症対策のため、イートインスペースを一時閉鎖する場合があります。
「ニシカワパン」のコンセプトは“楽しいパン作り”。職人の手で一つひとつ丁寧に作るからこそ、見た目や食感に驚きや発見がうまれ、食べる人を自然とハッピーにします。
スーパーやコンビニで簡単にパンが手に入り、次々とパン屋がオープンする時代にもかかわらず愛され続けている「ニシカワパン」。一度食べればその理由が分かるはず。
見て、触って、食べて楽しい♪『にしかわフラワー』
『にしかわフラワー』140円
「ニシカワパン」の看板商品と言えば『にしかわフラワー』。花のようなかわいらしい見た目と、レトロなイラストにほっこり。
お店で一つ一つ巻き上げているので、持った瞬間あっと驚くふんわりやわらかな感触が特徴。2色のパン生地が交互にならび、こんなパン見たことない♪と食べる前からワクワクします。
ちぎって食べ進めると、内側にもバニラクリームがたっぷり。渦巻き状に巻かれているので、どこを食べてもクリームが口いっぱいに広がり、甘党にはたまりません。少しずつちぎって食べるもよし、正面からかぶりついてもよし。楽しくたべられる工夫が考えられています。
仕上がりは10:00と12:00なので、お昼の糖分チャージにゲットしてみて。
変わらない味!ロングセラーベスト3を紹介♪
『塩バターパン』100円
愛され人気No.1は『塩バターパン』。フランス産「ゲランドの塩」を使用していて、甘いバターと塩味のバランスが絶妙な一品。マーガリンではなく、100%バターを使用しているのに100円という価格にも驚きです。外はカリッと、中はしっとりとした食感も人気の秘密。
『黄金パン』151円
人気No.2は『黄金パン』。名前の通り黄金色のきなこがたっぷりかかった昔ながらの揚げパンで、老若男女に支持されています。独自の製法でブレンドした砂糖ときなこの甘いコンビネーションに、とりこになるはず。
『ファーストドーナツ』151円
人気No.3はクリームパンやメロンパンなどの定番の菓子パンを抑え、『ファーストドーナツ』がランクイン。サクサクのドーナツをたっぷりの砂糖に漬け込みコーティングしています。一般的な円形のドーナツとは違い棒状になっているので、食べやすさも◎。
キッシュやハンバーガーなどの惣菜系も豊富!
左『ミックスサンドイッチ』360円 右『海老カツハンバーガー』280円
惣菜系の定番といえば『ミックスサンドイッチ』。見た目より質量があって、生地の四隅までハム・トマトとキュウリ・タマゴがぎっしり詰まっているので、お腹をほどよく満たしてくれます。
レパートリーは6種と豊富で、毎日食べ比べてみたくなるおいしさ。「フレッシュな味わいで、一度食べると忘れられない」。そんな声まであがる、本気のサンドイッチを一度ご賞味あれ。
がっつり食べたい時は、『海老カツハンバーガー』がおすすめ。ふんわり食感のバンズには、エビがゴロゴロ入ったカツと、タルタルソースがたっぷり。エビの塩味とタマゴの甘味のバランスがよく、毎日でも食べたくなるおいしさです。
左『もちもちポテトクロッカン』194円 右『ベーコンとほうれん草のキッシュ』216円
特に女性のファンが多いのは『ベーコンとほうれん草のキッシュ』。パイ生地の代わりにパン生地を使うことでカロリーが抑えてあり、軽く食べられるのがうれしいポイント。ベーコンがごろごろ入っていて、食べ応え満点の一品です。
珍しい惣菜パンなら『もちもちポテトクロッカン』をチョイスして。クロッカン(croquant)はフランス語で「カリカリとした」という意味。パンを裏返してみると、名前の通りカリカリのチーズポテトが敷き詰められています。ブラックペッパーが効いたエダムチーズの濃厚な味わいはクセになりそう。
夏季限定の新作パンが登場!
『クッキーレモンパン』162円
夏季限定で販売される新作パンにも注目!『クッキーレモンパン』は、粉糖でレモンの断面が描かれた目にも楽しい一品。外側はサクっとしたクッキー生地になっていて、噛んだ瞬間中からとろりとしたレモンクリームが溶け出します。甘さ控えめでレモンの酸味がほどよく利いた、暑い夏でもさっぱり食べられるパンです。
『甘辛しょうが焼きドック』200円
夏バテ対策にスタミナ満点の『甘辛しょうが焼きドック』はいかが?表面がカリっと焼き上げられた香ばしいパンに、ポテトサラダとしょうが焼きをサンド。しょうが焼きは、老若男女が食べやすいようにマイルドな甘辛いタレで味付けしています。表面にはチーズが惜しみなくトッピングされ、どこか洋風な味わいも楽しめます。
店頭では毎月2~3個の新作パンが登場。8月上旬にはパイナップルジュース仕立てのクリームパンを試作中とか。その季節にぴったりの新しいパンに出合える『ニシカワパン』。たくさんのファンが足繁く通う理由にも納得です。
甘さと食感に感動『銀座食パンゆめちから』
『銀座食パンゆめちから』864円
「ニシカワパン」の最高傑作を味わうなら『銀座食パンゆめちから』。生地には食パンに適した小麦「ゆめちから」と北海道産オリジナルブレンドの小麦粉を使用。自社が運営する「美瑛放牧酪農場」で生産した脱脂乳で練り上げ、独自の製法で丁寧に焼き上げています。
トーストせずに生で食べるのが高級食パンならではの楽しみ方。ジャムがいらないほど甘く、自然と笑みがこぼれます。パン好きはもちろん、ごはん派の人でもハマる人が続出するほど話題の食パンです。
購入した当日と翌日は、トーストせずにそのままでもっちりと。それ以降はトーストしてサックリと。2種類の食感を楽しめます。カットサービスもあるので、食パン好きの人は厚めにカットしてもらうのがおすすめ。
高級感のある手さげ袋なので、手土産としても喜ばれそう。冷凍保存でも1週間程度はおいしく食べられるので、生ものですが安心です。
水を一滴も使わず作り上げる『バターラスク』
手土産に選びたいのは、芳醇なバターが香る『バターラスク』。これまでのラスクとは一味違う「ニシカワパン」の自信作です。
おいしさの秘密は原材料。北海道美瑛町に22万坪の「美瑛放牧酪農場」を展開し、ストレスの少ない環境で育った牛から自家製の牛乳やバターなどの酪農製品を製造するほか、小麦も自社農場で生産しています。
ラスク専用に開発されたフランスパンは、濃厚なジャージー牛乳となめらかなホルスタイン牛乳をオリジナルブレンドした牛乳仕込み。仕上げのてんさい糖とバターの塗りは、あえてまだらにし変化をつけることで、食感の楽しさや口どけの味わいまで計算されています。
水を一滴も使っていないので、口にした瞬間サクサクと音がするほど食感がよく、楽しい気分に♪ミルクの甘みはもちろん、小麦の豊かな味も感じられ、思わず次の一枚に手が伸びてしまいます。
1袋(2枚入り118円)の単品から、24袋(48枚入り3,024円)入りのギフトパックまで販売されているので、さまざまな場面での手土産として喜ばれるはず。店頭ではもちろん、オンラインショップでも購入可能なのでチェックしてみて。
日中都合がつかない人は、18:00から販売される「チャレンジセット」もおすすめ。5~6個のパンの詰め合わせが400円でお得に購入でき、仕事帰りの常連客でにぎわいます。「ニシカワパン」のパンを食べて、1日を幸せな気分で終えてみては♪
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年7月20日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。