姫路市田寺の住宅街にある「banbi gelato(バンビジェラート)」。赤穂市に本店を構える人気のジェラート店で、パティシエが瀬戸内の牛乳や果実で作る“せとうちジェラート”が自慢です。『グリーンレモンティー』や『バジル・レモン・オリーブオイルのソルベ』など、他店では見かけない独創的なフレーバーも豊富で、何度通ってもまた来たくなること間違いなし。店内でゆっくり味わうもよし、テイクアウトカップで持ち帰るもよし。パティシエの技とセンスが光るジェラートをぜひ一度ご賞味あれ!
・ジェラート専門店「banbi gelato(バンビジェラート)」
赤穂市で人気のジェラート店の2号店「banbi gelato(バンビジェラート)」。姫路市田寺の閑静な住宅街の中にある、爽やかなブルーのテントと大きな「banbi gelato」というロゴがひときわ目を引くジェラート専門店です。
店主は、本店に併設された洋菓子店「Patisserie Noé(パティスリーノア)」のパティシエ。その道約20年のベテランパティシエが作る本格的なジェラートが自慢です。
ジェラート作りを始めたのは、「自身が魅せられたという瀬戸内の温暖な気候で育まれた果実のおいしさを、ダイレクトに表現したい」と感じたことから。ケーキよりも材料がシンプルだからこそ、素材本来のおいしさを最大限に引き出すことができると考え、ジェラート専門店を立ち上げました。
姫路店のコンセプトは“ジェラートで一息つけるお店”。テーブル席やソファ席を用意しているので、ジェラートを買ったその場でゆっくりとくつろぎながら味わうことができます。
外には開放感抜群のテラス席も。晴れた日は、ポカポカとした陽気に包まれながらジェラートを片手に、至福のひとときを過ごすのも素敵ですね。テラス席はペット同伴OKなのもうれしいポイントです。
・瀬戸内の果実や厳選素材を使った濃厚ジェラート
ショーケースには、ジェラートとソルベを合わせて常時約14種類ほどのフレーバーがスタンバイ。鳥取県「大山牧場」の低温殺菌牛乳や、6種類の砂糖をフレーバーごとに使い分けるなど、使用する素材一つひとつにこだわりを持って、丁寧に作っています。
素材の鮮度もおいしさの命。なるべく“フードマイレージ”を短くし、地球にも優しく鮮度の高い素材選びも心がけているそう。
※フードマイレージとは…食料の輸送量に輸送距離をかけ合わせた環境負荷の指標のこと。
『シングル(ピスタチオ)』550円 + 『バンビクッキー』100円
不動の人気を誇る『ピスタチオ』は、イタリア産のピスタチオをローストして香りを引き立てた、深みのある味わいが特徴です。パティシエとしていろんな種類のものを使い、その中からオーナー自身が一番おいしいと感じたものを厳選しているので、上質で濃厚なナッティな風味が格別!合成着色料を一切使わず、ピスタチオの天然の色味を生かした見た目が、“本物のおいしさ”を物語っています。
プラス100円で『バンビクッキー』のトッピングも。インスタ映えを狙うならトッピングはマストです。
『ダブル(オレンジクリームチーズ/グリーンレモンティー)』650円
※『グリーンレモンティー』は国産レモンが無くなり次第終了
パティシエの技とセンスが光る、ケーキのようなフレーバーにも注目を!『オレンジクリームチーズ』は、マイルドな味わいの「KIRI」のクリームチーズで作ったチーズ風味のジェラートに、生しぼりオレンジ果汁をたっぷり混ぜ込んだ爽やかなフレーバー。オレンジは、香り高い皮ごと使うのがこだわりなんだそう。
宇治抹茶とスイス産のホワイトチョコをブレンドした“抹茶ジェラート”と、国産ハチミツと瀬戸内レモンを使用した“レモンソルベ”をかけ合わせた『グリーンレモンティー』は、一度食べるとやみつきになる意外性No.1フレーバー。抹茶とレモンという一見相反する組み合わせですが、抹茶、レモン、レモンティーの順に味わいが変化。時差で感じられる味の違いを楽しんで。
・素材のおいしさがギュッと詰まった贅沢ソルベ
『ダブル(バジル・レモン・オリーブオイルのソルベ/ライチ・ピンクグレープフルーツのソルベ)』650円
※『ライチ・ピンクグレープフルーツのソルベ』はライチが無くなり次第終了
ソルベとは果物の果汁やシロップを凍らせて作ったフランス生まれのシャーベットのようなデザート。まったりとした口当たりのジェラートに比べて、ソルベはシャリッと滑らかな舌触りを楽しめます。
オーナーのイチオシは『バジル・レモン・オリーブオイルのソルベ』。初めて聞いたときは「甘いの?しょっぱいの?」と聞きたくなりそうですが、食べると驚くほどサッパリ爽やか!自家栽培バジル、瀬戸内産のレモン、小豆島産のオリーブオイルとすべて新鮮な素材を使っているからこそ風味が生きて、イタリアンなマリアージュを生み出します。
期間限定フレーバー『ライチ・ピンクグレープフルーツのソルベ』とも相性抜群。ライチの控えめな甘さとピンクグレープフルーツのキュッとした酸味がたまらない、暑い日にぴったりの涼しげな味わいに仕上がっています。登場するのは、ライチが旬の6月~7月中旬ごろだけ。ライチが無くなり次第終了するので、来店の時期に注意して。
『テイクアウト用カップ』各400円
持ち運びしやすいテイクアウトカップもスタンバイ。通常のカップに比べてちょっぴり小ぶりですが、サイズに合わせて価格も低めなのがうれしいですね。中身はジェラートでもソルベでもOKで、シングルのみ。溶けやすいので遠方へは持ち運べませんが、近くに住んでいる人は自宅へのお土産にもおすすめです。
瀬戸内を中心に、全国各地から厳選した旬の果実を使ったジェラートの数々。訪れる度にショーケースの内容が変わる季節感たっぷりの同店のジェラートで、四季の移ろいと果実のおいしさを堪能してみては?
■詳細情報
■DATA
banbi gelato(バンビジェラート)
- 所在地
- 兵庫県姫路市田寺東4-13-6
- 電話番号
- 050-1058-2265
- 営業時間
- 11:00~16:00
- ※問い合わせは公式InstagramのDMかメール(banbigelato@gmail.com)を推奨
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年9月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。