世界のビンテージカーを展示する博物館「トリノミュージアム」が2021年7月17日、姫路城近くにオープン!世界的に有名なフェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどの高級外車50台以上が勢ぞろい。著名人のカスタムカーや限定車など、なかなか目にすることができない車にも出合えるチャンスです!
高級外車を展示する博物館「Torino MUSEUM(トリノミュージアム)」
姫路バイパス姫路南ICを降りて車で北へ10分。世界のヴィンテージスポーツカーを展示する博物館「Torino MUSEUM(トリノミュージアム)」が、2021年7月17日にオープンします。
大型の立体駐車場を改装し、5・6階にあたる2フロアを展示スペースに。姫路出身で車好きのオーナーが、新たな観光名所を作って地元を盛り上げたいとの思いで、約3年の準備期間を経て念願のオープンを迎えました。
オーナー自らが40年ほどかけて大切にコレクションしていたヴィンテージカーの数々を、一堂に集めて展示しています。
フェラーリやランボルギーニなど34台を展示!
生産台数が少なく、日本では希少なスポーツカーなど34台を展示。イタリアの車を中心にフェラーリやランボルギーニ、ロールスロイス、ベントレーなど、数多くの歴史的名車が集います。
1950年代からのヴィンテージカーですが、どれも綺麗な車両ばかり。カーマニアも思わず息を呑むような美しさです。
日本に1台しかないフェラーリに注目!
フェラーリ「288GTO」
年式:1985年
まず注目したいのが、イタリアのスポーツカーとして知られているフェラーリのプレミアカー。世界中で人気を集めているレアな車です。
元はレース用に作られた車ですが、そのレース自体が中止になり“幻のレース”と呼ばれたそう。レーシングカーとして疾駆することなく、日本に正規輸入されたのは、たった2台のみ。そのうち1台が「Torino MUSEUM」に飾られています。もう1台は海外に渡ったため、国内では唯一この1台だけが、正規輸入車として現存しているそう。
実走2,000kmしか走っておらず、約36年もの間綺麗に保管された奇跡の個体です。
リンゴ・スターが所有していたシボレーや著名人の特注車も
シボレー「ベルエアー リンゴスター(ビートルズ)」
年式:1957年式
数多くの有名なカスタムカーを生んだアメリカのカーデザイナー「ジョージ・バリス」が、ビートルズのメンバー「リンゴ・スター」の為だけにカスタムした「シボレーベルエア」。メラメラと燃えるように艶やかなボディが目を引く、世界的スターが愛した限定車です。
スネークモータース「196RS 北野スペシャル」
年式:2007年
タレントで映画監督の北野武(ビートたけし)が特注して造られた車も展示されています。1950年代にルマンで活躍したレーシングカー「W196R」をオマージュし特注したワンオフの限定車です。
手掛けたのは、東京都世田谷で生まれたモーターブランド「SNAKE MOTORS(スネークモーターズ)」。会長は北野武、社長を所ジョージが務め、世界に1台だけの車が誕生しました。
このほか、ランボルギーニのトラクターや軍隊用のハマーなど、スポーツカー以外のヴィンテージカーも展示されています。実際に足を運んで、その迫力を体感してみて。
ミュージアム限定のグッズも要チェック
ミュージアムの見学の後は、ここでしか買えないオリジナルグッズもチェックして。
Tシャツやタオル、キーホルダー、ステッカー、クリアファイルなどスタイリッシュでおしゃれなアイテムを販売しています。訪れた記念やお土産にいかが。
“ヴィンテージカーは骨董品のような世界です。車に興味がない人も、美術館や博物館に行くような感覚で観に来ていただきたいですね。姫路城に行ったら、「Torino MUSEUM」に訪れるという観光コースの一つになれば”とオーナー。
国内でも珍しいヴィンテージカーが集結する「Torino MUSEUM」。普段なかなか見ることができない車の数々に圧倒されること間違いなしです。カーマニアの人はもちろん、車に興味がある人は、ぜひ一度訪れてみて。
見学の後は、姫路城を見ながら食事はいかが?
同ビル7階には、姫路城が見えるカフェダイニングバー「Corniche(コーニッシュ)」も併設。
店内やテラス席から姫路城が一望できる最高のロケージョンで、食事やお酒、BBQが楽しめます。カフェやランチ、ディナーなど、あらゆるシーンで利用できるので、ミュージアムに立ち寄ったら、友人や家族、恋人と一緒に訪れてみて。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年7月9日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。