神戸市中央区のポートアイランドにある「神戸どうぶつ王国」。“花と動物と人とのふれあい共生”をテーマに、さまざまな動物や花々との触れ合いが楽しめる施設です。室内展示が多く、全天候対応型ということもあり、神戸市民はもちろん、国内外からも多くの観光客が訪れます。展示している動物たちとの距離がとても近いのも魅力!神戸への旅行やおでかけの際は、家族や友人、カップルで訪れてみては?
◇「神戸どうぶつ王国」のアクセスや開園時間、入園料金、駐車場は?
神戸市中央区のポートアイランドにある「神戸どうぶつ王国」。屋内のインサイドパークと屋外のアウトサイドパークからなり、全天候型対応施設です。“花と動物と人とのふれあい共生”がテーマの同施設では、珍しい種類の動植物が展示されています。
神戸の中心地、各線三宮駅からのアクセスも良好で、ポートライナー計算科学センター駅を降りてすぐのところにあります。また、神戸空港からも近く、旅の締めに訪れるのもGOOD◎
車で訪れる人もご安心を。普通車850台、大型車13台が収容できる駐車場を完備しています。
※入場ゲートはポートライナー計算科学センター駅側の「北出入口」と駐車場側の「南出入口」の2カ所あります。
●アクセス
<電車>JR・阪急・阪神電車 三宮駅からポートライナー三宮駅に乗り換え、ポートライナー三宮駅〜計算科学センター駅(神戸どうぶつ王国・「富岳」前)すぐ
<車>第二神明道路 京橋インターから約15分、阪神高速3号神戸線 生田川インターから約15分、阪神高速5号湾岸線 深江浜インターから約20分
<バス>神姫バス 三宮駅前(神戸阪急前)〜神戸どうぶつ王国前下車
●駐車料金
普通車(24時間) 700円
大型バス(24時間) 2,000円
●営業時間
10:00〜17:00(最終入園16:30)
●入園料
大人(中学生以上)…2,200円
小学生…1,200円
幼児(4・5歳)…500円
シルバー(満65歳以上)…1,600円
1.かわいい動物と触れ合える「コンタクトアニマルズ」
イヌやネコ、ウサギの触れ合い体験ができるほか、スナネコの赤ちゃん、グンディなど珍しい動物の展示が楽しめる「コンタクトアニマルズ」。
特に「ワンタッチ&ニャンタッチ」は子どもに大人気!「トイプードル」や「パピオン」など10種類ほどのイヌや、「スコティッシュ フォールド」や「メインクーン」など8種類のネコと触れ合うことができます。
※イヌやネコの種類は変動することがあります。
「ピョンタッチ広場」ではウサギとモルモットに触れたり、エサをあげたりできます。親しみやすい小動物なので、動物に触れたことのない小さな子どもにもおすすめのエリア。
「ワンタッチ&ニャンタッチ」、「ピョンタッチ」はオンラインにて整理券を配布しています。各開場時間の30分前に受付を開始。それぞれのエリアの園内掲示板にあるQRコードを読み取って、受付ができますよ。
※エサは数に限りがあります。
●開場時間
【ワンタッチ&ニャンタッチ】
①10:30~11:30、②12:00~13:30、③15:00~16:30
【ピョンタッチ】
①10:30~12:00、②13:30~15:00、③15:30~16:30
※時間は変更になる場合があります。
2.世界でも珍しいハシビロコウに会える!
巨大なプールにスイレンが咲き誇る「ウォーターリリーズ」エリア。熱帯に生息するさまざまな種類のグリーンが心地よい空間を演出しています。
温室なので、年中スイレンが咲いている姿が見られますが、特に夏場はより華やかになります。池には小さな熱帯魚がたくさん泳ぎ、1カップ100円で魚にエサやりもできますよ。
広大な池や植物など、アフリカの湿地を再現した「ハシビロコウ生態園 Big bill(ビッグビル)」は、国内のハシビロコウを飼育している園の中でも最大の広さを誇り、世界で2例しかないハシビロコウの繁殖を目指しています。
巨大なクチバシを持ち、“動かない鳥”と言われているハシビロコウ。世界中の動物園でも飼育されている数は少なく、絶滅危惧種に指定されているほど。同園ではオスの「ボンゴ」とメスの「マリンバ」が生息しています。
柵やガラスがなく、視界を遮るものがないのもうれしいポイント。動かないことで有名ですが、たまに飛ぶ姿を見られることも!バサバサと大きな羽を動かしながら飛ぶ姿は、迫力満点で大興奮すること間違いなしです。
3.鳥たちのびのびと過ごす「アフリカの湿地」
さまざまな種類の鳥が自由に過ごす「アフリカの湿地」。ガラスで囲まれた室内なので、雨の日でも濡れずに楽しめます。中心には広大な池があり、カモやオシドリ、フラミンゴがのびのびと泳いでいます。
こちらのエリアでもエサやり体験ができ、エサをあげはじめると、たくさんの水鳥が集まってきます。池を敷きる岩が低めなので、小さな子どもでもエサをあげやすく、より近くで鳥たちを眺められますよ。
同園に訪れたらぜひ見てほしいパフォーマンス「ペリカンフライト」。長さ約30mほどある池をステージにし、池の端から端まで4〜6匹のペリカンが、飼育員の鳴らすベルの音に合わせて飛び立ちます。
羽を広げるととても大きく、飛行艇のように雄大に飛ぶ姿も大迫力。水面を滑るように着水する姿はかっこよく、見どころ満載です!
●開催時間
【ペリカンフライト】
①12:15~、②15:15~
※時間は変更になる場合があります。
黒と白のシマシマの尻尾が特徴のワオキツネザルにも会えます。寒い時は日向ぼっこをしたり、暑い時は冷たいコンクリートの上に寝転んだり、愛らしい姿をぜひ写真に収めてみて。
ジャイアントパンダ、オカピとともに、世界三大珍獣のコビトカバ。国内での飼育数も5カ所と少なく、珍しい動物です。通常のカバよりも体は小さく、体長150〜170cmほど。基本的に夜行性のコビトカバは、日中は比較的寝ていることが多いですが、起きている姿に出会えたらラッキー♪
4.まるで自然の中にいるよう!「アジアの森」
レッサーパンダやビントロング、マヌルネコが伸び伸びと過ごしている「アジアの森」。野生の動物たちの生活環境を再現し、本来の行動を限りなく引き出せるようにさまざまな工夫が凝らされています。
木々が生い茂り、通路まで伸びた木の上に登ったり、寝たりしている動物たちのかわいらしい姿を至近距離で見ることができます。
5.熱帯の水場に集まる動物や魚
熱帯の岩場と水辺を再現した「熱帯の森」。熱帯の植物や色鮮やかな鳥が展示され、まるでジャングルに迷い込んだかのような雰囲気です。木の上ではナマケモノがぶら下がり、頭上ではミナミコアリクイなどが自由に動き回る姿も。
老若男女問わず人気のカピバラ。100円でエサやり体験も可能です♪立派な前歯でモグモグと好物の笹の葉を食べたり、水に浸かっていたり、そのかわいらしい姿に癒やされること間違いなしです!
「熱帯の森」から続く「熱帯の湿地」では、熱帯の木々が生い茂り、イグアナやワニガメ、ビルマニシキヘビなど水場に集まる動物が展示されています。
6.オットセイやペンギンにエサやり体験も◎
開放的な屋外エリア「アウトサイドパーク」は、四季折々の花々が楽しめるエリアほか、水辺の動物たちが過ごす「アクアバレー」、カワウソの生態園「オッターサンクチュアリ」、馬やラクダに乗れる「ホース&ラクダライド」などがあります。
「アクアバレー」では、ペンギンや、ミナミアメリカオットセイ、ゴマフアザラシが過ごしています。ガラス越しに動物たちが悠々と泳ぐ姿は、見ている方も気持ちがいいですよ。
ゴマフアザラシのコーナーでは、「アザラシおやつタイム」を実施!アザラシの好物である、魚をトングで直接あげる体験ができます。開催時間の30分前に整理券が配布され、参加は先着10組限定(200円)。アザラシがどのように魚を食べているのか、ぜひ間近で観察してみて。
●開催時間
【アザラシおやつ】
13:00~
※時間は変更になる場合があります。
「アクアバレー」の横には「お花畑」があります。春は菜の花、初夏はサルビア、夏はヒマワリ、秋はコスモスが咲き誇り、訪れる人の目を楽しませてくれます。花々に囲まれたフォトスポットも用意!
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年1月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。