【神戸】絶景を一望できる「神戸北野天満神社」オシャレな切り絵御朱印やおみくじも♪

神戸市中央区、JR・阪神・阪急三宮駅から山側へ徒歩約20分の高台にある「神戸北野天満神社」。眼下に異国情緒あふれる異人館や神戸の街並みを一望することができ、隠れたビュースポットになっています。「かっこいい」「オシャレ」とSNSで話題になっている切り絵ご朱印も。三宮に訪れたら、北野まで足を運んで、絶景に癒やされて♪

・神戸の歴史を見守ってきた「神戸北野天満神社」

神戸市中央区、JR・阪神・阪急三宮駅から徒歩で約20分。北野坂を上がった先にある異人館「風見鶏の館」の東隣に「神戸北野天満神社」があります。起源は治承4(1180)年。福原遷都の際に平清盛の命を受けた大納言五条邦綱が、新しい都の鬼門を封じ、災難から守るために京都の北野天満宮から分霊して社殿を造営し、僧・信海(そうしんかい)に管理させたのが始まりと伝えられています。

祭神は学問の神様として広く知られている菅原道真。芸能や子育て、厄除けなどのご利益があります。約300年前に造営された本殿は、透塀(すきべい)、拝殿、鳥居、灯籠、石段と合わせ、神戸市の造形的建造物として文化財に指定されています。

鳥居をくぐり、石段を上がると目に留まるのは神戸一帯が望める絶景。眼下には風見鶏の館など、異国文化が育んだ神戸の代表的観光スポット「北野」の美しい街並みが広がっています。天気の良い日には、神戸港まで見渡せます。

・ユニークなおみくじで運だめしを

『扇子おみくじ』初穂料300円

扇子を開くと1年の運勢が書かれているおみくじ。何度も開いて、神様からのお告げを再確認できそう。キーチェーンが付いているので、カバンやポーチに付けてもGOOD！

『水みくじ』初穂料300円

丸められたおみくじの封を切って、水に浮かべると、文字が浮かんできます。和をイメージしたおみくじのカラフルな色合いやデザインもキュート！取材に訪れた日は、水を張った石鉢に紅葉や落ち葉が浮かべられていました。一緒に撮影すると映える写真が撮れそう♪

『イチハラヒロコ恋みくじ』初穂料200円

全国の限られた神社でしか引けないおみくじ。ユーモアに満ちた言葉と文字だけの作品を制作している現代美術アーティスト・イチハラヒロコさんの直球すぎる一言が胸に刺さります。

書かれている言葉をどう読み解くかは人それぞれ。おみくじはハガキと同じサイズなので、持ち帰って額や写真立てに入れて飾るのもいいですね。

・細部にまでこだわったオシャレな切り絵ご朱印

『月替わり限定切り絵御朱印』初穂料1,500円(クリアフォルダー・台紙付き)

11月は菅原道真と紅葉をデザイン。扇子部分には「このたびは　ぬさもとりあへず　手向山　紅葉の錦　神のまにまに」と菅原道真が詠んだ百人一首の中の一句が書かれています。

コロナがまん延していた約2年前、「神社にお参りにきて、少しでも心晴れやかに過ごしてほしい」との思いで、切り絵ご朱印をスタート。デザインは神社や季節、神戸をイメージして毎月、職員全員で考えています。感動したのは、細部にまでこだわった衣装や扇子の模様。枚数限定なので、ゲットしたい人は月の中旬までにお参りを。

このほか、通常の手書きご朱印などもあります。ご朱印に関する情報はInstagramをチェックして！➡︎公式Instagramはこちら

『青龍神社切り絵御朱印』初穂料1,500円(クリアフォルダー付き)

神戸北野天満神社の境外末社に当たる「青龍神社」の切り絵ご朱印で、毎月15日～月末限定で配布しています。切り絵は、水をイメージした波や水しぶきと天に舞い上がる龍を表現。青空に透かして写真を撮れば、空に昇る青龍がくっきりと写りますよ！「青龍神社」は、神戸北野天満神社から徒歩約5分の場所にあるので、合わせて参拝してみて。