だんだんと日差しが暖かくなり、春の訪れを感じる今日この頃。家族や友人、恋人を誘って、春爛漫の西播磨へお出かけしませんか?イチゴ狩りスポットや桜の名所など、春を存分に楽しめるレジャー情報を厳選してお届けします。イチゴスイーツや葉わさびなど、旬のグルメ情報も要チェックです!
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1.まるおファーム(イチゴ狩り・直売)<赤穂市>
赤穂ICから車で15分ほどの場所にある「まるおファーム」。日当たりがよく、瀬戸内海の海風を浴びる良好な環境で、豊潤なイチゴを育てています。
例年1月中旬から5月下旬までイチゴ狩りが楽しめます。安心・安全にもぎたてのイチゴを食べてもらえるようにと、化学肥料や農薬はできる限り使用せず、地面に触れない高設栽培を行っています。
高設栽培では、イチゴを採るのに腰をかがめる必要がなく、立ったままで採れるので、おじいちゃんおばあちゃんを連れて家族みんなでイチゴ狩りを楽しめるのがうれしいですね。60分間食べ放題なので、思う存分味わって。
張りがあってみずみずしいイチゴは、どれも甘くてジューシー!一般的なハウスより低温に設定することで、時間をかけてじっくり完熟させ、糖度の高いイチゴに仕上げています。イチゴ狩りでは「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」「章姫(あきひめ)」の4種を食べ比べできます。一番人気の「紅ほっぺ」は、コクのある甘みと酸味のバランスがよく、まさにほっぺが落ちるおいしさ!
イチゴ狩りは完全予約制なので早めの予約がベター。Web予約は週単位で毎週月曜に受け付けが始まり、その日のうちに枠が埋まってしまうほどの人気ぶりです。電話予約は別枠で、希望日の2日前から受け付けています。
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ハウス横の直売所では、1パックからイチゴを購入することができます。イチゴ狩りでお腹いっぱいになっても、そのおいしさを自宅でも味わいたい!お土産にも絶対喜ばれる!とたくさん買って帰る人も多いとか。
まるでスイーツのように甘く、食べた人を虜(とりこ)にする「まるおファーム」のイチゴを食べて、春の訪れを感じませんか?
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■DATA
2.綾部山(あやべやま)梅林(観梅・梅の実販売)<たつの市>
東京ドーム約5個分の広大な丘陵に、美しい紅白の梅模様が広がる「綾部山(あやべやま)梅林」。西播磨の最南端に位置し、山頂からは瀬戸内の家島群島、小豆島、淡路島などを望む絶景スポットです。
海の見える梅林園としては西日本一の規模を誇る同園。例年2月11日〜3月21日に開園し、2月下旬〜3月上旬に見頃を迎えます。
約10品種あるなかでも、白い大きな花を咲かせる「王英(ぎょくえい)」が全体の7割をしめ、紅梅とのコントラストが楽しめます。綾部山のふもとに広がる菜の花畑とのコラボレーションもまた一興。ここでしか見られない景色をカメラにおさめて。
園内には約1,500年前の古墳が20基ほど点在。梅にまつわる句碑や歌碑も数多く見られ、歴史や文化に触れることができます。散策しながらオリジナルの歌を詠むのも楽しそうですね。
入園時には梅ジュースのサービス券がもらえるので、頂上の売店で引換えを忘れずに。園内にはまねき食堂があるので、お腹が空いたら立ち寄って。
食堂近くの売店では、梅干しや梅ジャム、梅の甘露煮など、新鮮な梅の実を使った商品を販売。5月下旬〜6月下旬にかけては、同園近くの「綾部山梅林選果場」で青梅の購入も可能です。
さわやかな潮、甘い梅、深い歴史の香りに包まれる「綾部山梅林」で、五感で自然を楽しんでみては。
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■DATA
綾部山(あやべやま)梅林
- 所在地
- 兵庫県たつの市御津町黒崎1492
- 電話番号
- 079-322-3551
- 営業時間
- 開園期間 2月11日〜3月21日
開園時間 9:00〜17:00
まねき食堂 10:00〜16:00(平日は14:00ごろに閉店する場合があります) - 入園料(梅ジュースのサービス券付き) 大人500円 小人400円
3.万葉の岬(椿・桜)<相生市>
相生湾の南端にそびえる「万葉の岬」。目の前に広がる瀬戸内海には、淡路島や家島諸島、岡山の牛窓などを見渡すことができ、ドライブやサイクリングを楽しむ人でにぎわいます。
山部赤人(やまべのあかひと)らがうたった地として万葉集にも記されている名所で、周辺には歌碑が3つ建っているので、心地よい潮風にあたりながら歌に思いを馳せてみて。
相生市の市木である椿(つばき)の名所としても親しまれ、12月から3月にかけては、敷地内の「つばき園」に植わる約40種、200本余りが開花。赤や白、ピンクのかわいらしい花々が訪れる人の目を楽しませます。
3月下旬~4月上旬には、岬に登る道に1.5キロほど続く圧巻の桜並木がお出迎え。ソメイヨシノが咲きみだれる様子は、まるで桜の海原に包まれているかのよう。
散策を楽しんだ後は、ぜひ「HOTEL万葉岬」へ立ち寄って。レストランで瀬戸内の旬を味わったり、絶景を眼下に望むお風呂で湯浴みを楽しんだり、宿泊はもちろん、日帰りでも贅沢なひとときが過ごせますよ。
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4.羅漢(らかん)の里(パン作り・アスレチック・宿泊等)<相生市>
「ひょうご森林浴場50選」に選ばれている「羅漢渓谷(らかんけいこく)」。マイナスイオンがふりそそぐ森の中に、自然を感じながらパン作りやアスレチック、BBQ、宿泊まで楽しめる複合施設「羅漢の里」があります。
一年を通して体験できるパン作りは子どもに大人気。動物や花の形にパンをこねたり、ねじりパンに挑戦したり…スタッフのサポートを受けながら、オリジナルのパンが作れます。トッピングは自由に持ち込めるので、ジャムやクルミなど好きな具材を持ち寄ってアレンジを楽しんで。
最後に石釜で焼き上げれば、バターと薪のいい香りがするふっくらパンの出来上がり。1グループ何名でも体験料は5,500円。1回で30個ほどのパンが作れるので、友達家族を誘って参加すれば盛り上がりそうですね。一週間前までの電話予約を忘れずに。
お腹がいっぱいになったらアスレチック広場へ。ターザンロープや30mの長い滑り台があり、大人も一緒になって楽しめますよ。
春は桜が咲く広場でお花見、夏場は敷地内に流れる小川で川遊びなど、季節を感じられるのも自然公園ならではの魅力です。
宿泊の際はログハウスで別荘気分を味わって。バス、トイレ、空調など十分な設備が整っていて、不自由なく過ごせます。夕食はバーベキューで思い出づくりを。食材は持ち込み、またはバーベキューセットの予約も可能です。日帰りでバーベキューのみの利用もOKなので、気軽に遊びに出かけてみては。
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5.CaFe Armo⁺(アルモプラス)<佐用町>
佐用川の川沿いに建つ、大きな三角屋根とレンガ調の外観が目を引くカフェ。38年間この場所で愛されてきた今はなき喫茶店「ブリック」のマスターから秘伝のワッフルのレシピを受け継ぎ、現オーナーが「CaFe Armo⁺(アルモプラス)」として営業しています。
店内は昔ながらの喫茶店の趣を残した、心落ち着く空間。おひとり様はもちろん、テーブル席もあるので家族で訪れてもゆっくり過ごせます。
『いちごワッフル』ドリンクセット1,280円(単品なし)
※11月下旬〜5月上旬限定(予約推奨)
ワッフルメニューは常時10種類ほどあり、春は地元農家のイチゴをたっぷり使った華やかなプレートが登場。やさしい甘さの焼きたてワッフルに冷たいアイスクリーム、甘酸っぱいイチゴが相まって、味も食感も飽きのこない一品です。夏は甘夏ワッフル、秋はモンブランワッフルなど、季節ごとに旬のフルーツが楽しめます。
『バスクチーズケーキ』ドリンクセット970円(単品なし)
オリジナルレシピの『バスクチーズケーキ』もおすすめ。その日の気温や火の入れ方によって、トロリと柔らかかったり、しっとり固めだったり、一期一会の味わいを大切にしているそう。濃厚なチーズに香ばしい焦げ目がアクセントになっていて、コーヒーとも相性抜群。スイーツを引き立てる7種のコーヒー豆から好みのものを選んで、その場で淹(い)れてもらえます。マスターがお客さんの雰囲気に合わせてカップ&ソーサーを選んでくれるのも楽しみの一つです。
手作りスイーツと香り高いコーヒーが癒やしてくれる「CaFe Armo⁺」。一度訪れると“また帰ってきたい”と自然とあたたかい気持ちになれますよ。
■DATA
CaFe Armo+(カフェ アルモプラス)
- 所在地
- 兵庫県佐用郡佐用町佐用1441
- 電話番号
- 0790-82-0001
- 営業時間
- モーニング/8:00~11:00
カフェ/11:00~17:00(L.O.16:30) - ※イチゴスイーツとパフェは11:00~提供。
6.『葉わさび漬け』<宍粟市>
わさびの根茎から長く伸びた大きな葉と茎を食用にする「葉わさび」。一つのわさびから収穫できる量はごくわずかと希少な野菜で、2〜4月ごろに旬を迎えます。
「わさびはきれいな水があるところでしか育たない」と言われるほど繊細で、宍粟市波賀町では、渓流のきれいな水を元に葉わさびを栽培しています。
地元住民で結成した「斉木わさび加工組合」では、収穫した葉わさびを手作業で加工しています。2021年の「西播磨フードセレクション」では『葉わさびしょうゆ漬け』(715円/110g)が入賞。酒粕(さけかす)独特の風味がクセになる『粕漬け』もあります。
葉わさびは、すりおろしわさびとはまた違った、ほどよい辛みとみずみずしさが特徴。茎のシャキシャキ食感が楽しく、ご飯のお供やお酒のおつまみにぴったり。魚や肉料理との相性もよく、メインにもサブにもなれる味わいです。
「道の駅みなみ波賀」では、毎年4月2週目の週末に「葉わさび山菜祭り」を開催。葉わさび漬けはもちろん、葉わさびの苗や、毎年大人気の葉わさびの巻き寿司が購入できます。ワラビ、タラの芽、自然薯などの山菜や、地元の特産品も販売されるので、この機会に宍粟のおいしいものを贅沢にそろえて、自宅でじっくり味わってみては。
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◆主な販売場所
・道の駅 みなみ波賀 MAP
・宍粟メイプルオンラインショップ
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7.『mitsu(ミツ) MORNING CARROT(モーニングキャロット)』<たつの市>
暖かな春の朝に、“朝焼け色のジュース”はいかが?
『mitsu(ミツ) MORNING CARROT(モーニングキャロット)』(1本1,280円〜)は、10本もの朝採りにんじんをぎゅっと1瓶に閉じ込めた贅沢なジュース。まるでにんじんそのものをかじったような、フレッシュな味わいが自慢です。
ジュースに使用するのは、主に6月に採れる「御津のにんじん」。潮風などにより適度なミネラルを含む砂地の干拓地で、色鮮やかなにんじんが育ちます。
初夏のにんじんは、濃厚な甘さの冬にんじんに比べて、クセのないスッキリとした風味が特徴。その良さを生かし、砂糖や添加物は一切使わず、レモンをプラスして爽やかに仕上げています。
サラッとした口当たりで、忙しい朝や食前に手軽に飲みやすい一杯。ウォッカやジンジャエールと合わせて爽やかなカクテルにしたり、凍らせて色鮮やかなシャーベットにしたり、スープは冷でも温でも◎。アレンジの幅は無限大です。
2017年には「西播磨フードセレクション」で特別賞を受賞。たつの市のレストランやホテル、東京や芦屋で大人気のこだわり食料品店「グランド・フード・ホール」 でも販売されるほどの人気ぶりです。
自分へのご褒美にはもちろん、子どもがいる家庭や体調に気を使っている人へのギフトにも、喜ばれること間違いなしですよ。
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◆主な販売場所
道の駅 みつ MAP
JA兵庫西 旬彩蔵 赤穂 MAP
クラテラスたつの MAP
カフェレスト・ティアラ MAP
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年2月4日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。