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2021.3.8
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醸造&発酵食品の魅力を紹介♪イベント「JOZO WEEK(醸造ウィーク)」も期間限定で開催

発酵食品ブームの到来から、注目されつつある醸造文化。昨今のライフスタイルの変化から、日々の食生活の見直しや健康を意識する人が増えています。そんな発酵食品の魅力をプロに聞きました!さらに、期間限定で開催される醸造弁当&醸造品販売イベント「JOZO WEEK(醸造ウィーク)」も紹介します♪

醸造ってなに?発酵との違いは?

まだまだ冷めやらない発酵食品ブーム。「発酵」は耳にすることも多い言葉ですが、「醸造」と聞くと少し堅いイメージの人もいるでしょう。では、発酵と醸造の違いはなんでしょうか。

発酵とは…
微生物の作用により有機物が分解し、新しい物資が生成されることを「発酵」といいます。
人間にとって有益な場合は「発酵」、有害な場合を「腐敗」と区別され、味噌汁や漬物、酢の物が欠かせない和食において、発酵は欠かせない存在となっています。

醸造とは…
微生物や酵素の物質を変換したり、発酵食品を製造することを「醸造」といいます。主に、麹を発酵させて酒、味噌、醤油、食酢などを造ることです。

<発酵食品>醤油、味噌、清酒、酢、みりん、甘酒、納豆、漬物、チーズ、ヨーグルトなど


プロに聞いた!発酵食品の魅力ポイント♪

うすくち醤油発祥の地として、発酵文化とともに栄えてきたたつの市。その城下町にある「井戸糀店」は、100年以上の歴史を築いてきた老舗です。
昔ながらの製法にこだわった糀を製造し、自家製の味噌や甘酒などを販売。温度や湿度を体で感じとりながら手作業で製造しています。

そんな糀の発酵&味噌の醸造のプロ、井戸正文さんに発酵食品の魅力を聞きました!

●食べ物のうま味がアップ!
食品の味付けに入れることで、食品の”うま味”や”栄養素”を引き出すことができ、わたしたちの身体にも良い効果をもたらしてくれます。発酵によりタンパク質が分解されて旨み成分である”グルタミン酸”が生成されるため、よりおいしく感じるんですよ。

●身体がよろこぶ嬉しい効果も
腸内環境を整えるために必要な善玉菌が多く含まれているので、腸内環境の改善に大きな効果があります。また、発酵される段階で、食材の栄養素は細かく分解されているので、消化吸収しやすい状態になっているんです。

特に味噌は、麹菌・酵母菌・乳酸菌の3つの菌によって発酵させた食品です。味噌汁なら1日1杯を目安に、毎日摂り続けることがポイントですね。発酵食品を積極的に取り入れる食生活を心がけるだけで身体がよろこびますよ。

 

今回取材した「井戸糀店」の他にも、醤油や酒など、地元民が太鼓判を押す発酵食品がたくさんあります。播磨地域で親しまれている調味料を使って、日々の料理をワンランクアップしてみて。

日本酒や味噌、醤油などの蔵5選!醸造家イチオシの商品や人気グルメ&周辺スポットも♪

醸造弁当と醸造品の販売イベント「JOZO WEEK」を開催!

醸造の魅力をあらゆる角度で紹介しているWEBサイト「醸(かも)す 造る 播磨」プロデュースの醸造弁当と醸造品販売イベント「JOZO WEEK(醸造ウィーク) 2021 SPRING」を2021年3月21日〜3月28日までの期間限定で開催!

姫路・加古川・たつのにある6店舗にて、醸造品をふんだんに使ったオリジナル弁当の販売を行います。各店舗では、播磨地域の醸造品や食材を使ったメニューをイベントのために考案。梅や桜など、春の花見のお供になるような季節感あふれる弁当が登場します。

姫路で人気のカフェ&バー「BUENA VISTA(ブエナビスタ)」では、彩り豊かな醸造弁当『春ごはんとラムカルビのこうじ蒸し弁当』(1,500円)を提供。

メインは姫路にある小松屋の麹(こうじ)と川石本家の手柄山みりん、加西の高橋醤油を使用した「ラムカルビの麹蒸し」。黒豆を発酵させた中華調味料「豆鼓(とうち)ソース」がアクセントに。桜エビとさんしょうの「春ごはん」と相性抜群です。姫路の壺坂酒造の甘酒を使ったドレッシングをかけた「温野菜」など、旬野菜をたっぷり使った彩り豊かな醸造コラボメニューに心が躍ります。
地域の食材を使ったコラボメニューが気軽にテイクアウトできるのが嬉しいですね。

弁当は、数量限定の事前予約販売。このほかの販売店舗の詳細は「醸す 造る 播磨」の公式サイトで確認を。

➡︎「JOZO WEEK」の詳細は「醸す 造る 播磨」をチェック!



ピオレ姫路のピオレラボにポップアップストアも登場!

2021年3月21日だけの1日限定イベント「蔵出し市」にも注目して。ピオレ姫路 ピオレ2の1階にある「ピオレラボ」に、醸造品のポップアップストアが登場します。
当日はこの季節にしか出合えない蔵出し商品や醸造品も限定販売されるので、チェックはマストです!

中でも注目は、桜のパッケージがかわいらしい『姫路城さくらこうぼのお酒』(1,100円)。姫路の酒蔵「本田商店」が姫路獨協大学との共同研究により誕生した純米酒です。姫路城の桜から酵母を採取して醸した酒は、ほのかな甘みが特徴。花見のお供にもぴったり♪

また、醸造品の使い方やアレンジレシピも教えてもらえるので、日々の食事に取り入れたくなりそうですね。
搾りたての日本酒や熟成された醤油など、醸造品の旬を迎えるこの季節。期間限定のイベントに参加して醸造品の魅力に触れてみませんか。

イベントの詳細情報は「醸す 造る 播磨」で紹介中!事前にチェックして訪れてみて。

■「醸す 造る 播磨」とは
播磨圏域連携中枢都市8市8町による、播磨の地場産品のブランド化、高付加価値化の推進を目指す新しいプロジェクトです。
公式WEBサイトでは、醸造文化が盛んな播磨地域に焦点を当て、地域醸造の魅力や蔵元の紹介、発酵食品を使ったレシピなどを発信しています。

➡︎公式WEBサイト「醸す 造る 播磨」
➡︎公式Facebook
➡︎公式Instagram

*播磨圏域連携中枢都市8市8町
姫路市、相生市、加古川市、赤穂市、高砂市、加西市、宍粟市、 たつの市、稲美町、 播磨町、 市川町、福崎町、神河町、太子町、上郡町、佐用町

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年2月26日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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