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2021.1.7
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加古川のご当地グルメ「かつめし」が食べられる おすすめ有名店8選

加古川のご当地グルメ「かつめし」。加古川にある100店舗を超えるかつめし提供店の中から、おすすめの8店舗をピックアップしました。牛肉を使用したスタンダードなものから、数種類のソースやエビカツをトッピングしたものまで、さまざまな種類のかつめしを紹介します。

 

■かつめしとは?

加古川を代表するご当地グルメ「かつめし」。ご飯の上にビーフカツを乗せ、デミグラスソースをかけたものが一般的です。地元の小学校では給食にも登場するほど、地元の人に愛されているソウルフードです。

「かつめし」はその食べ方にも大事なポイントが。どんぶりではなく平らな洋皿に盛り付け、スプーンやフォークは使わずにお箸で食べるのが鉄則です。これは、戦後間もない加古川で「お箸で気軽に食べることができる洋食」というコンセプトで作られたことからきているんだとか。

加古川にはかつめし提供店が100店舗もあり、その店によって独自の味が楽しめます。この記事を読めば、きっと自分好みのかつめしが見つかるはず!


1.かつめし いろはーず

JR加古川駅から南へ歩いて2分。ひときわ目を引くカントリー調のお店「かつめしいろはーず」。肉のいろは本店直営のかつめし専門店です。

『ビーフかつめしトリプルソース』1,200円

牛かつめしに3種のソースを合わせた一番人気のメニュー。たっぷりかかったソースはゆでたキャベツとの相性も抜群です。

赤いソースは昔ながらのデミグラスソース。牛すじ、野菜、赤ワインをたっぷり使用しています。
白いソースはホワイトクリームソースがベースでバターと牛乳で甘口に。アクセントに白ワインもたっぷり入っています。
緑のソースはほうれん草とバジルに15種のスパイスを配合し、ピリッと辛いのが特徴。一皿で3種の味が楽しめるお得な一品です。

『かつめしバー』450円

ライスにお肉を巻いてカラッと揚げたものに、ソースをたっぷりかけたオリジナルの一品。片手で簡単に食べられると好評で、テイクアウトする人も多いそう。

店内はカントリー調で統一された明るい雰囲気で女性一人でも気軽に入れます。

大きなハットが特徴のカントリー風の制服を着たスタッフが笑顔で出迎えてくれますよ。地元の家族連れや学生だけでなく、週末は遠方から訪れるファンもいるのだとか。

『かつめしのたれ』赤380円、白298円

家庭でもお店の味を楽しめるようにと、かつめしのタレを販売しています。
かつめしは全てテイクアウト可能。予約もできるので、ぜひ利用してみて。

■DATA

かつめしいろはーず

所在地
兵庫県加古川市加古川町寺家町142-1
電話番号
079-490-3389
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)
17:30~21:00(L.O.20:30)
※閉店しました(2023年9月30日時点の情報)

2.本家かつめし亭

山陽電車「浜の宮駅」から歩いて15分のところにある「本家かつめし亭」。車で718号線 (浜国道) 池田交差点を南へ走るとすぐの場所です。西向かいには第2駐車場もあります。

『特選 並盛り』1,180円

雌黒毛和牛A5ランク播州牛を使用したカツに、じっくり煮込んだデミグラスソースをたっぷりかけた贅沢な一品。一番人気のメニューです。豚骨と鶏ガラをブレンドし、数種類の野菜を加えたデミグラスソースは上品な味。お米は兵庫県産の「ひのひかり」を使用しています。A5ランクの播州牛を使用していますが値段は破格の安さに。

『特選ダブルカツ』1,780円 (肉1.5倍) やA4ランクのお肉を使用した『かつめし並』780円も人気です。

『ビフカツ』1,380円

厚切りのビフカツは牛フィレ肉120グラムを使用。うま味を凝縮したソースがとってもよく合うボリューミーな一品です。

広い店内にはテーブル席とカウンター席、混雑時の待合席があります。

平日はサラリーマン、土日はファミリーでの来店が多いのだとか。いつもにぎわっている店内ですが、平日の13時以降が比較的空いているそう。

かつめしはテイクアウトも可能です。デミグラスソースとカツ・ご飯が別になっていて、デミグラスソースは湯煎で、カツ・ご飯はお皿に移してレンジで温めて食べるようになっています。家に持ち帰っても、出来立てのおいしさが味わえます。

■DATA

本家かつめし亭

所在地
兵庫県加古川市尾上町池田642
電話番号
079-421-4368
営業時間
11:00~20:30 (LO 20:00)


3.COFFEE HOUSE りんご亭

JR加古川駅より車で10分。明記幹線沿い稲屋交差点を曲がってすぐの住宅街にある「COFFEE HOUSE りんご亭」。

小さな子どもでもすぐに覚えられるように「りんご亭」と名付けたのだそう。モチーフのりんごが飾られた店内は洋風で落ち着く空間です。

『エビカツめし』880円

平成元年にオープンして以来、大人気のメニュー。加古川ではビーフカツメシが有名ですが、「りんご亭」ではエビを使用したオリジナルメニューが考案されました。ソースが絡むようエビを開き、ぷりぷりの食感をいかすように揚げ方にも工夫。

ソースはカツに負けないようルーの炒め具合を深くし、野菜をたっぷり使ってマイルドな仕上がりに。野菜から出る甘味が効いたソースがエビとの相性抜群です。

マヨネーズをたっぷりかけた『エビマヨカツめし』880円も人気。持ち帰りは事前に電話連絡がベスト。

『ミックスカツめし』980円

エビ2尾とヒレ肉2枚がのったボリューム満点のメニュー。エビとお肉両方の味が楽しめる贅沢な一品です。

『厚焼き卵のサンド』700円

ほかにもチェックしてほしいのが、ふわふわの厚焼き玉子を挟んだサンドメニューです。持ち帰りも出来るのでお土産にも喜ばれること間違いなし。何個でもつまんでしまうおいしさです。

カウンター席もあるので一人でも気軽に行けるのもうれしいポイントです。

■DATA

COFFEE HOUSE りんご亭

所在地
兵庫県加古川市加古川町友沢422-1
電話番号
079-427-1370
営業時間
6:40~17:00
モーニング 6:40~11:00
ランチ 11:30~14:30

4.Coffee House Rocky (ロッキー)

加古川バイパス東加古川ランプより車で北へ10分。1971年の開店から地元で愛され続けているカフェ「Coffee House Rocky(ロッキー)」。

『ビーフカツメシ』930円 (大1,100円)

10種類の調味料を使って作る甘味、酸味、コクのある自家製タレをたっぷりかけた一番人気のメニュー。大きなカツを一口サイズにカットしているのでタレ・カツ・ご飯を一緒に味わうのがおすすめです。

ご飯は地元加古川産のお米「ひのひかり」を使用。キャベツは稲美町の農家から仕入れるなど地元愛に溢れています。ボイルしたキャベツはカレー粉で味付けをし、見た目も鮮やか。

そのほか、『ポークカツメシ』830円 (大1,000円) も人気です。
数量限定の『牛ヘレカツメシ』1,350円と『天然大エビ定食』1,550円はちょっと贅沢な特別メニュー。『ロッキー定食』1,300円は有頭エビ、ビーフカツ、コロッケがセットになっていてボリューム満点です。カレーと数量限定メニュー以外はすべて持ち帰りOK!電話予約も可能です。

明るい照明や観葉植物が置かれた広い店内は禁煙席44席、喫煙席20席でゆったりとくつろげる空間。

壁には芸能人やスポーツ選手のサインがたくさん飾られていて、お店の人気が伺えます。

■DATA

Coffee House Rocky(ロッキー)

所在地
兵庫県加古川市野口町水足22-2
電話番号
079-424-1881
営業時間
8:00~21:00(LO.20:30)
(かつめしなど食事メニューは11:00以降)

5.洋食 Eden (エデン)

JR加古川駅から歩いて5分。
昭和52年のオープン以来、地元で愛され続けている「洋食Eden (エデン)」。

『エビ&カツライス』1,750円 ※14時までのランチタイム時は味噌汁付き

大きなエビと牛カツが一度に味わえると大人気のメニュー。何にしようか迷った時におすすめです。

野菜ソムリエ、調味料ソムリエの資格を持つオーナーが手間暇かけて丁寧に作る一品。ソースは、鶏がらスープにたっぷりの牛肉と香味野菜、ドライフルーツが入っています。うま味、甘味がギュッと詰まった味わいが特徴です。

『牛カツライス』930円、『牛カツライス (ダブル)』1,700円も。
メニューは全てテイクアウトが可能です。

広くて明るい洋風の店内はテーブル席が9席でゆったりと配置されています。

平日のランチ時間は近隣のサラリーマン、土日はファミリーや遠方からのお客さんで賑わいます。平日14時以降は比較的空いているので、のんびりと食事をしたい人はねらい目です。

■DATA

洋食 Eden(エデン)

所在地
兵庫県加古川市加古川町寺家町155-6
電話番号
079-422-0050
営業時間
11:00~16:00頃
(テイクアウトは11:00~17:00)

6.味季料理 りんどう

加古川市内国道2号線の西行一方通行「加古川簡易裁判所前」の交差点から、2つ目の信号を過ぎて右側。「味季料理 りんどう」は、和食とワインが堪能できる店です。

『上かつめし』2,700円 ※サラダ、みそ汁付き

りんどう名物である国産牛ヘレ肉を使ったかつめし。上質な肉にこだわった、贅沢な一皿です。
ミディアムレアに揚げたヘレカツはやわらかくジューシー。自家製の秘伝タレとの相性が抜群で箸が止まりません。

そのほか、特選黒毛和牛を130グラム使った『へれかつめし』10,000円も。スペシャルなかつめしをぜひ一度味わって。

和モダンな店内は、落ち着きのある空間。一人でも気軽にいけるカウンター、接待や宴会にも使える個室もあるのでシーンによって使い分けできるのも魅力です。

ワインソムリエの料理長は、国際ソムリエ協会の資格試験「インターナショナル A・S・I ソムリエ ディプロマ」の合格者。最高位のゴールド認定を取得しています。
加古川のご当地グルメ「かつめし」と厳選された世界のワインのコラボレーションを楽しんで。

■DATA

味季料理 りんどう

所在地
兵庫県加古川市加古川町木村474-2
電話番号
079-424-8100
営業時間
11:30~14:00 (LO.13:30)
17:00~LO.20:00

7.とんかつ きりしま

車で718号線 (浜国道) 新野辺の信号を北へすぐのところにある「とんかつ きりしま」。
かつめしのほか、とんかつをはじめとする幅広いフライメニューが楽しめます。

『かつめし 茶美豚』1,257円

かつめしに使用するのは、鹿児島県産の肉や、専属の五ツ星お米マイスターが選んだその時期に旬をむかえる米。厳選した素材を使用することで作られる味はまさに絶品です。サクサクに揚げたロースかつを、独自の秘伝のタレでサッと煮込むのが“きりしま流”。時間が経っても変わらないおいしさが好評です。

店内で提供されるメニューのほとんどは、お弁当としてテイクアウトすることも可能。公式HPでメニューの確認ができます。
➡︎メニュー一覧はこちら(公式HP)


プラス110円でチーズのトッピングも可能。タレとよく合い、がっつり食べたい時にもおすすめです。

『かつめしバーガー 薩摩』495円 ※要予約

かつめしをギュッとコンパクトにしたライスバーガー。丁寧に作ったライスバンズに、秘伝のタレで煮込んだカツや新鮮野菜と、隠し味のたくあんをサンドしたこだわりの一品。大人から子どもまで幅広い世代に人気の商品です。片手でかつめしを楽しんでみて。
数量限定なので、事前予約がおすすめです。

座席数は64席とゆとりがあります。家族や友人みんなで食事を楽しめるテーブル席のほかに、店内の真ん中に設置されたテーブルはアクリル板で仕切りを設けているので、カウンター代わりに使用することができます。1人で訪れる人も多いそう。

ジャズやボサ・ノヴァが流れる店内は、まるでとんかつ屋であることを忘れてしまいそう。公式HPでは、お店の様子が見られる動画を視聴することができます。
➡︎公式HPはこちら

■DATA

とんかつ きりしま

所在地
兵庫県加古川市別府町新野辺1150-11
電話番号
とんかつ きりしま:079-441-1510
営業時間
昼の部 11:30~15:00 (L.O 14:30)
夜の部 18:00~21:00 (L.O 20:30)
※夜の営業は、金曜日・土曜日・日曜日・祝日のみ
※新型コロナウイルス感染防止対策として、検温・消毒・全卓アクリル板仕切・医療用オゾン消毒器設置・換気を実施中

8.加古川食堂

東加古川駅から徒歩10分の場所にある「加古川食堂」。加古川文化センターの1階に、2020年7月7日にオープンしました。ロゴが入ったオレンジ色の看板が目印です。

『豚かつ飯』680円

締まりのある赤身と甘み豊かな脂が特徴の「認定 山形豚」を使った『豚かつ飯』。トンカツ屋での調理経験もある店長が手掛けたカツは、サクサクジューシー!特製デミグラスソースと相まって、あっという間に完食できてしまいます。

『牛かつめし』930円

2021年の丑年にちなんだ期間限定の新メニューが登場。こだわりは、10時間以上煮込んだ百日どりの特製デミグラスソース。サクッと揚がった牛カツに、特製ソースが絡んだ加古川のご当地グルメを味わって。

店内には、4人掛けと大人数用のテーブル席が48席。広々とした店内で窓の外に広がる景色眺めながら、ゆったりと食事が楽しめます。

■DATA

加古川食堂

所在地
加古川市平岡町新在家1224-7(加古川総合文化センター内)
電話番号
079-426-2232
営業時間
11:00〜16:00
※閉店しました(2024年3月31日時点の情報)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年1月6日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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