JR東加古川駅から徒歩約2分の場所に店を構える「グリルヨウジ」。神戸の老舗洋食店で修行した店主が、その味を受け継ぎ、地元・加古川で2024年にオープンした洋食店です。カウンタースタイルを中心とした店内では、ビフカツやオムライスなど、自慢の洋食メニューを気軽に楽しめます。テーブル席もあり、ファミリーでの利用にもぴったり。「今日は洋食を食べたい!」そんな日に訪れたい一軒です♪
・「グリルヨウジ」

JR東加古川駅から徒歩約2分。駅前で、日本の風情をどことなく感じさせる2階建ての建物の一階に、洋食店「グリルヨウジ」があります。
店主は、神戸の老舗洋食店「グリル一平」で約5年間修行を積み、元町店の店長も務めた実力派シェフ。大学卒業後、一度は一般企業に就職したものの、料理人だった父の背中を追い、また「食べることも作ることも好き」という思いも後押しになり料理の道へ進んだそう。最初に勤めたイタリア料理店で「グリル一平」のオーナーと出会い、直接声をかけられたことをきっかけに移籍。その後は洋食一筋で腕を磨いてきました。

自身が大好きなネイビーをロゴやインテリアに取り入れ、個性が光るペンダントライトで遊び心を添えた、店主こだわりの空間。洋食店では珍しいカウンターメインのスタイルを採用したのは、「お客さんとつながれる距離感」を大切にしたかったからだそうです。老舗洋食店の味を守りながらも、肩肘張らずに楽しめる気軽さも、同店の魅力の一つです。

カウンター席の奥には、4人掛けのテーブル席が2卓あり、ファミリーや友人同士でも利用しやすいのがポイント。木の温かみに包まれた空間は、カウンター席とはまた違った落ち着いた雰囲気を楽しめます。

モットーは「何世代にもわたり愛されるお店づくり」。世代を超えて愛される料理を提供するため、「グリル一平」時代に学んだ“仕込みの大切さ”を、同店でも変わらず貫いています。
同店の洋食の要となるデミグラスソースは、完成までに4~5日を要するこだわりの逸品。香味野菜を丸1日かけて煮込んだ“デミ野菜”に、茶色くなるまで3時間以上炒めた小麦粉、さらに和牛のネックなどを加え、じっくりと煮込んでは濾(こ)す工程を重ねて、ようやく完成します。一滴一滴にお客さんへの思いとこだわりが詰まったソースは、同店のさまざまな料理に使われています。
・名物は「ビフカツ」と「オムライス」

『ヨウジセット(サラダ・スープ・ライス付き)』2,000円
デミグラスソースを使った同店自慢の洋食の中でも、イチオシは「ビフカツ」。豪州産最上級ヘレ肉を使用し、ロゼ色に輝くレア仕上げで、口溶けの良い柔らかさが特徴です。
とはいえ、せっかく訪れたのなら、いろいろなメニューを少しずつ味わいたくなるもの。看板メニューのビフカツをはじめ、自家製タルタルソースを添えたエビフライとボリューミーなメンチカツも同時に楽しめる欲張りでお得な『ヨウジセット』を提供しています。

しっとりと柔らかなビフカツの横に添えられたメンチカツは、脇役でありながら主役級の存在。合いびき肉に和牛を配合することで、上品な脂の甘みと力強いうま味を両立させています。ハンバーグと同じ肉ダネを使用しているため、仕上がりは驚くほど肉々しく、豪快。食べ応えも十分で、身も心も満たされます。

『昔ながらの薄焼きオムライス』(Mサイズ)950円
ビフカツと並ぶ店主のおすすめが、オムライス。その名の通り、わずか数ミリほどに薄く焼いた卵でケチャップライスを包んだ、どこか懐かしさを感じるビジュアルが魅力です。味はケチャップ、またはデミグラスソースから選べるのもうれしいポイント♪
中のケチャップライスは、ケチャップにタマネギや調味料をブレンドした“レッドソース”に、細かく刻んだハムを合わせたシンプルなレシピ。一粒一粒がぱらりと仕上がっていて、シンプルゆえにシェフの技が光ります。
・“洋食の王道”も豊富にスタンバイ!

『コロッケ2種(サラダ・スープ・ライス付き)』1,300円
日本人にとって親しみのある洋食といえば、コロッケ。そんな定番メニューを、老舗洋食店で培った技法を取り入れて仕上げたワンランク上の味わいを、同店では楽しむことができます。そして、エビが入った「エビクリーム」と、和牛がゴロッと入った「ヨウジコロッケ」を同時に味わえるプレートメニューが、お客さんからの待望の声を受けて登場しました。

口当たりなめらかなマッシュポテトに、デミグラスソースを作る際に煮込んだ和牛を忍ばせたオリジナルのコロッケのおいしさの秘密は、ハチミツやチーズを加えたマッシュポテトにあります。とろけるような口当たりと優しい味わいに虜(とりこ)になること間違いなし!

『和牛ハンバーグステーキ(サラダ・スープ・ライス付き)』1,600円
老若男女問わず愛されるハンバーグは、思わずステーキと言いたくなるような食感と食べ応えが自慢。一つひとつ手ごねで丁寧に作られた愛情たっぷりのハンバーグには、デミグラスソースがたっぷりとかけられています。

肉汁と肉のうま味をぎゅっと閉じ込めたハンバーグは、オーブンは使わず、フライパン一本で仕上げているというから驚きです。両面にしっかりと焼き色を付けつつも、火の通り具合を見極めながら、まるで肉と会話するように丁寧に焼き上げています。

『安納芋ポタージュ』500円
季節の野菜を使ったポタージュも、その時々で登場するので、見かけたらぜひチェックを。取材日には、地元で採れた「安納芋」のポタージュがお目見えしました。イタリア料理店で培った技法を取り入れて仕上げた一杯には、素材本来の甘みがしっかりと生かされています。
子どもから大人まで、だれもが笑顔になれる洋食がそろう「グリルヨウジ」。今後はディナー営業も視野に入れて準備を進めているそう。大切な人と一緒に、温かな時間を過ごしに訪れてみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2026年1月13日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。








