2025年11月28日、姫路城を望む大手前公園の南にカフェ「杏もん堂」がオープン。手作りアーモンドバターの食べ比べが楽しめるトーストや、18種のスパイスを使ったオリジナルバターチキンカレー、アーモンドミルクを使ったカフェドリンクが楽しめます。観光や城下町散策の休憩がてらふらりと立ち寄って。
・「杏もん堂(あーもんどう)」

姫路城を望む大手前公園の南側に、「杏もん堂(あーもんどう)」が2025年11月28日にオープン。姫路城観光の動線の真ん中という抜群の立地で、観光客も地元の人も気軽に立ち寄れる“城下のほっとする場所”を目指してカフェをスタートしました。

店主は「姫路名物として親しまれてきたアーモンドバター文化を、“名物”としてだけで終わらせず、アーモンドバターに特化したしたお店を開くことで地元を盛り上げたい」と語ります。その思いは、メニュー展開はじめ、店作りの軸にしっかりと息づいています。

店内は南向きの窓からやわらかな光が差し込み、グリーンをプラスした心地よい空間。カジュアルさの中に和のエッセンスを散りばめ、和と洋が自然に溶け合うモダンな雰囲気に仕上げられています。

席は2人掛けテーブルが4卓と、一人でも過ごしやすいカウンター席を用意。中でもおすすめは窓側のカウンター。大きな弧を描く窓越しに姫路城を間近に望み、季節ごとに彩りを変える街路樹とともに、ゆったりと景色を楽しむことができます。
・看板商品は『アーモンドバタートースト』

『アーモンドバタートーストセット』1,400円~
メニューは、アーモンドバターの魅力をストレートに楽しめるラインアップが中心。主役の『アーモンドバタートーストセット』は、2種のアーモンドバターを食べ比べできるトーストに、スープ、バーニャフレイダ(アーモンドソースの冷製バーニャカウダ)、ドリンクが付いた満足度の高い内容です。
香ばしいトーストと温かい副菜の組み合わせは、朝のスタートにも観光の合間の軽食にもぴったり。

アーモンドバターは、なめらかな口当たりの『クラシック』とザクザク食感の『クランチ』の2種を展開。どちらもローストアーモンドを店内で挽(ひ)いていて、アーモンドを惜しみなく使用しているのも魅力の一つ。香ばしさ・優しい甘さ・コクのバランスが絶妙なオリジナルの味わいです。
同じ素材でもアーモンドの食感の違いで印象が変わり、甘さ控えめなので厚切りトーストも軽やかに楽しめます。

バーニャフレイダは、アンチョビなどをブレンドしたバーニャカウダソースにアーモンドを加えた冷製仕立て。まろやかさの中にほんのり酸味が利き、野菜の甘みを引き立ててくれる一品です。
アーモンドバタートーストは、単品(750円)でも注文可能。1/2サイズでテイクアウト(400円)もできるので、シーンに合せて利用してみて。
・18種のスパイス香るバターチキンカレーも

『バターチキンカレーセット(ドリンク付き)』1,600円~
18種のスパイスを独自にブレンドした、オリジナルのバターチキンカレーにも注目です。仕上げには、アーモンドを使った中東のミックススパイス「デュカ」を添え、香ばしさと奥行きをプラス。一般的に甘さが際立つバターチキンカレーですが、同店の一皿はマイルドな口当たりの中に、スパイスの余韻がふわっと鼻を抜ける大人の味わいです。

スプーンを入れるだけでほろほろとほどけるチキンも魅力の一つ。まずはそのまま頬張り、途中からデュカをカレーに混ぜて辛さや香りを好みに調整するのもおすすめです。一皿で味の変化を楽しめます。
・自慢の味をお持ち帰り

『クラシック』、『クランチ』各 1,100円
店頭では、持ち帰り用のアーモンドバターも販売しています。自宅で気軽に楽しんでもらえるよう、味や食感はもちろん、塗りやすさにまでこだわったという、店主渾身の一品です。
『クラシック』と『クランチ』の2種をボックス(箱・保冷剤代300円)に詰め合わせてもらえるので、姫路土産はもちろん、気軽な手土産にもぴったりです。香ばしい風味が家でも楽しめるのはうれしいポイント。
・多彩なドリンクはテイクアウトもOK

『ほうじ茶ラテ(HOT)』680円
アーモンドミルクを使ったドリンクも充実。ラインアップは『カフェラテ』(ICE700円)や『ロイヤルアーモンドミルクティー』(HOT680円/ICE780円)、『抹茶ラテ』(HOT680円/ICE780円)など。優しい甘さと香ばしい香りが広がり、一息つきたいときにぴったりの一杯がそろいます。

ドリンクは店内利用はもちろんテイクアウトもOK。姫路城周辺の散策のお供に持ち歩けるのもうれしいポイントです。
観光の余韻にそっと寄り添い、地元の味を伝える「杏もん堂」。新しい姫路の定番になること間違いなしです。城を眺めながら歩き疲れたら、香りに誘われて少し寄り道してみては。
■詳細情報
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年11月28日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。







