2024年6月2日、姫路駅から北へ徒歩5分ほどのところにオープンした「楽呑(らくのみ)食堂 あむす」。季節に合った食材を使って店主が腕をふるうオリジナルメニューは、お酒のお供にもぴったり!姫路城を望む店内で、ゆったり楽しい夜を過ごしてみては?
・「楽呑(らくのみ)食堂 あむす」
2024年6月2日、姫路駅から北へ徒歩5分ほどのところにオープンした「楽呑(らくのみ)食堂 あむす」。さまざまな飲食店が集まる「第17クリスタルビル」の最上階に店を構え、隠れ家のようなひときわ落ち着いたムードが漂います。
元々ここは、店主も通っていたダイニングバー「a.m.s ROOM(アムスルーム)」があった場所。その店名を引き継ぎ、「ワイワイ楽しく食べたり呑んだりして過ごしてほしい」という思いものせて、「楽呑食堂 あむす」と名付けたそう。
前職では8年間、神戸のうどん店で、新しいメニューの開発などを手掛けていたという店主。「今まで姫路になかったような居酒屋ができたら」と、地元である姫路でお店を始めることに。これまでの経験を活かしながら、お客さんを楽しませる創作料理が目白押しです。
シックで落ち着きのある店内には、カウンター席を最大8席と4人掛けテーブルを1卓用意。連日満席になる人気ぶりのため、訪れる際には電話で予約しておくのがベスト!開店前であれば公式InstagramのDMからも予約が可能です。➡︎公式Instagramはこちら
6人以上のコースで貸切利用もできるので、詳しくは電話で問い合わせを。
店内からは、世界遺産姫路城を望むことができます。夜はライトアップされたお城が眺められ、雰囲気抜群♪
・ごはんもお酒も止まらない!こだわりの逸品メニュー
『麻婆豆腐』1,000円
大きな丼ぶりの蓋を開けると、山椒の香りとともに『麻婆豆腐』がお目見え。豆腐が一丁丸ごと入った麻婆豆腐は、同店の名物としてすでに噂になっているそう。
自家製の山椒オイルをきかせた麻婆豆腐は、しびれる辛さが苦手な人でも食べやすいのが特徴で、コクとうま味がたっぷり詰まった一品。この山椒は他の料理にも使われていて、下処理の段階からそれぞれの料理に合わせた辛さに調整しているこだわりぶりです。
ごろっとインパクト抜群の麻婆豆腐は、シェアして食べるのも◎。自分好みの大きさにすくって召し上がれ♪
ごはん(1合700円)にのせて食べても絶品で、食欲をそそる「麻婆丼」にお箸が止まらなくなること間違いなし!
『百日カミチキ』(1本)400円
「唐揚げといえばこれが一番!」という店主イチオシの『百日カミチキ』。「播州百日どり」を丸一日冷蔵庫で寝かせ、皮を乾燥させてから揚げるのがポイントだそう。ごま油が香り、外はパリッと中はジュワッとした唐揚げのおいしさはもうたまりません。好みに合わせて、九州産のゆず胡椒をつけて食べてみて。
・オリジナリティあふれる創作料理に注目!
『本日のポテサラ』800円
見て楽しい、食べて楽しい『本日のポテサラ』。日替わりで見た目も味も変わる、一期一会のポテトサラダです。ジャガイモの種類や使う食材、盛り付け方までその都度変えているそうで、何度行っても飽きることなく、毎回ワクワクさせられること間違いなし!
マヨネーズの代わりにタルタルソースを使うこともあるそうで、細部まで手間を惜しみません。丁寧に作られていることがわかる、おいしさがギュッと詰まった一品です。
取材日のポテトサラダにはコロッケが丸ごとのっていて、インパクト大!コロッケを大胆にくずしながら、いぶりがっこや自家製の「食べるラー油」と一緒に混ぜて食べるスタイルです。優しいポテトの甘みが印象的な、食べ応えのあるポテトサラダに、思わず顔がほころびます。
『フルーツの白あえ』700円
季節の前菜としても、デザート感覚でも楽しめるのが『フルーツの白あえ』。その時の旬のフルーツを取り入れていて、取材日にはみずみずしいパイナップルが白あえに大変身。パイナップルの爽やかさが白あえにマッチしていて、暑い日でも食欲をそそられ、一口食べ始めると箸が止まりません。
和食として食べることの多い白あえですが、豆腐と一緒にマスカルポーネチーズをあえることで、洋風に仕上がっています。一味違った白あえをぜひ堪能してみて♪
・ふっくら土釜ごはんの〆には出汁茶漬けも
『土釜ごはん』(1合)700円
丹波焼の窯元「昇陽窯(しょうようがま)」に特注で焼いてもらった土釜(どがま)で炊き上げる『土釜ごはん』。他にも、土釜には信楽焼(しがらきやき)、萬古焼(ばんこやき)、ぐい呑みには丹波焼「丹誠窯(たんせいがま)」を使用するなど、店主のセンスが光る器が目でも楽しませてくれます。
お米は兵庫県産の「ひのひかり」を使用し、土釜でふっくらと炊きあげます。お米の甘みがしっかりと感じられて、どのメニューとも相性抜群!「せっかくならおいしい白ご飯を食べてほしい!」という店主イチオシのお米をぜひ味わってみて。
そして『土釜ごはん』の最後のお楽しみは、おこげご飯で作ってもらう『出汁茶漬け』。元々メニューにはなかったそうですが、お客さんに好評で〆の定番になったのだとか。
出汁はうどんの商品開発を手掛けた経験のある店主の得意分野!上品な出汁のうまみとアクセントの山椒が香ばしいおこげご飯を引き立てます。一度で二度美味しい『土釜ごはん』、これは食べてみるしかないですね♪
オリジナルメニューの開発を得意とする店主の料理は、遊び心たっぷり。厳選された食材で、見た目にも味付けにもこだわって丁寧に作られた料理はどれもおいしく、お酒がすすみます♪アルコールの種類も豊富で、ビール、日本酒、ウイスキー、焼酎、ワインなど幅広く取りそろえています。
ソフトドリンクでも十分楽しめ、食堂のような使い方もできる「楽呑食堂 あむす」。ジャンルを問わない料理がそろっているため、友人、家族、会社の同僚となど、さまざまなシーンで利用できますよ。
料理一つひとつに創意工夫が詰まった「あむす」で、あなたもとっておきの一夜を過ごしてみては♪
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年7月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。