神戸市中央区、各線三宮駅・元町駅からともに徒歩約8分のところにある「カミシゲ」は、“神戸ビーフをリーズナブルに”をモットーにするステーキハウス。上質な赤身肉をしっとり焼き上げた鉄板ステーキのほか、神戸牛100%ハンバーグやカレーなど、メニューはどれも神戸牛尽くしで目移り必至!たまには昼から、神戸牛に舌鼓してみませんか?
・神戸牛ステーキ&ピラフの店「カミシゲ」
神戸市中央区、各線三宮駅・元町駅から徒歩約8分。さまざまなショップが立ち並ぶ三宮エリアの駅前メインストリート「三宮センター街」から少し南に外れた、路地裏ビルの2階に「カミシゲ」があります。
ここは、昼は「カミシゲ」、夜は「路地裏のスタンド・トリウオ」と2つの顔を持つお店。どちらも「安くてうまい」と評判で、昼夜問わずお客さんでにぎわっています。
ランチタイムになると満席は当たり前。平日でも多いときは階段下まで行列ができる人気店で、リーズナブルでおいしいという評判を聞きつけたお客さんが席を埋めます。神戸牛ステーキの店と言えども、低価格をうたっている同店はドレスコードがなくカジュアルなので、学生の姿も珍しくありません。
店内はカウンターが7席、2人掛けテーブルが2卓のみとコンパクトな造り。木の温かみや照明の黄色い光に包まれた落ち着いた雰囲気が、都会の喧騒を忘れさせてくれそう。特にカウンターは、肉を焼く音や香りを目の前で感じられるライブ感が楽しめ、待ち時間もお客さんを飽きさせません。
色鮮やかなオレンジの背景に手書き風のイラストが描かれたポップな壁に囲まれるテーブル席は、友人や恋人と対面で食事を楽しみたいときに◎。早いもの勝ちなので、狙うなら開店直後がおすすめです。
・A5ランクの神戸牛が2,000円台から!?
「カミシゲ」の自慢はなんといっても、A5ランクの神戸牛。高級ステーキ店では、サラダやスープ、ピラフなどが付いた一番カジュアルなコースでも5,000円はくだらないような上質な肉を、同店では2,000円台から提供しています。
その安さの秘訣は、仲介卸や精肉店を介さずに、牧場から直接仕入れる独自のルーツを持っているから。また、肉をさばける職人がいるため、ブロック単位で購入することができるのも強みです。
『KOBE BEEF SET(写真は150g)』3,500円
看板メニューは、神戸牛が主役の『KOBE BEEF SET』。肉は100gから50g単位で量が選べ、特製ピラフor白ご飯のお替わりが無料というのも人気の秘密です。女性客に一番人気の150gでも、食べやすい厚みにカットされたステーキ肉が鉄板の上に10切れ以上ものっていて、食べ応え満点!
さらにボリュームアップをしたい人は、プラス550円で特選ハラミステーキ50gを追加できる『あい盛りSET-A』や、プラス1,100円で神戸牛ハンバーグも味わえる『あい盛りSET-B』などのオプションを利用してみて。
卓上に用意されたオリジナルチリソース「トマネーロ」や京都の老舗「祇園 原了郭(はらりょうかく)」の黒七味と粉山椒、ピンク岩塩、ブラックペッパー、ガーリックチップは、ステーキの引き立て役。
特に「トマネーロ」は、国産トマトにしっかりハバネロの辛みを利かせた香辛料で、一振りでも汗ばむほどの辛さ。辛さとトマトのさっぱりとした風味が肉のうま味を引き出し、食欲をかき立てます。
イチボやマル、ウチヒラなど、脂の少ない赤身肉を使っている同店のステーキは、赤身と言えども肉質がやわらかくジューシー。神戸牛ならではの脂の甘みも噛むたびに口いっぱいに広がります。その上質な味わいをダイレクトに感じたいときは、「美ら海の塩」を合わせてみて。まろやかな塩味が肉と相性抜群です。
セットに付くピラフとスープにも、神戸牛の牛すじを惜しみなく使用するなど抜かりがありません。ピラフは、香味野菜とスープを作ったときに出た神戸牛の出しガラ、生米を、神戸牛の牛脂でしっかり炒め、香ばしく炊き上げる本格派。仕上げのバターが香る芳醇な味わいに、スプーンを口に運ぶ手が止まらなくなります。
スープは神戸牛の牛すじと香味野菜をじっくり煮込み、味付けは塩のみと極めてシンプルながらもうま味の詰まった一杯。無駄な脂や臭みなどは煮込む過程で丁寧に除去しているので、見た目にも味わいにも透明感が感じられます。
・オプションで人気のカレーもランチメニューに仲間入り♪
『神戸牛入りビーフカレー(レギュラー)』800円
今まではランチセットのオプションでしか注文できなかった隠れた名物『神戸牛入りビーフカレー』が、お客さんの待望の声に応えてグランドメニューに仲間入り!しかも1,000円以下という手ごろな価格で登場です。
カレーのベースは、同店自慢のビーフコンソメスープ。神戸牛と香味野菜のうま味が溶け込んだスープに、牛すじ肉やタマネギなどを入れてじっくり煮込み、チリソース「トマネーロ」で辛さをプラスするのが“カミシゲ流”です。
オーナーがこだわりを持って夜な夜な仕込んでいるというカレーは、専門店も顔負けのおいしさ。絶妙な辛さがクセになりそう。
「噂のカレーをちょっと食べてみたい」という人は、セットにプラス300円でカレールーをプラスしてみて。一杯目のライスはステーキやハンバーグと、二杯目はカレーライスでなど、アレンジを楽しむのもいいですね。
ミニサイズでも辛さはしっかりありますが、激辛が好みの人は「トマネーロ」で辛さを調節してみて。
・神戸牛100%のハンバーグランチは数量限定!
『100%神戸牛ハンバーグセット(120g)』1,370円 ※平日限定
平日限定のハンバーグセットは、あればラッキーな数量限定メニュー。肉をさばいたときに出た神戸牛の端材を店内でミンチにし、神戸牛だけで作った至高の逸品です。
ハンバーグになっても、食感も風味もステーキと引けを取らないほどの圧倒的な肉の存在感があり、食べ応えあり。濃厚なデミグラスソースをたぷり絡めて召し上がれ♪
フライパンで表面を焼いてから、オーブンでじっくりと火を通す“2ステップ調理”こそが、肉汁を閉じ込めてジューシーに仕上げるためのポイント。中にはうま味がたっぷり詰まっています。平日限定かつ数に限りがあるため、平日の開店時間を狙って来店を。
毎日ステーキに使う肉の部位が異なり、訪れるたびに神戸牛の新しい魅力やおいしさに出合えるステーキハウス「カミシゲ」。三宮・元町駅から10分圏内で2,000円台から本格的な神戸牛ステーキを味わいたいときは、ここに決まり♪せっかくなら、250g以上のビッグサイズに挑戦してみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年3月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。