明石や神戸には、魅力あふれるクラフトビールのブルワリー(醸造所)がたくさん!各ブルワリーが独自の香りや味わいを追求し、個性豊かなクラフトビールを提供しています。今回は、麦の芳醇な風味やホップの爽快な苦みなど、多彩なフレーバーを楽しめるブルーパブを紹介!職人の情熱が凝縮された一杯を堪能すれば、新たなビールの世界が広がること間違いなし♪
1.明石麦酒工房 時(とき)<明石市>
JR・山陽明石駅から徒歩約5分のところにある「明石麦酒工房 時(とき)」。
2016年にオープンして以来、地元住民や観光で訪れた人たちの憩いの場としてにぎわっています。仕込みから全て手作りで行っているため、作りたてのフレッシュな地ビールが楽しめます。
レンガ造りのクラシカルな店内は、一人でふらっと立ち寄るのにもちょうどよく、またグループでの飲み会まで幅広いシーンで楽しむことができます。
『シンデレラのりDRAFT』(M)480円、(L)800円、(瓶ビール)700円
同店と明石市漁業組合連合会が、SDGsの取り組みから共同開発した『シンデレラのりDRAFT』。処分される色落ち明石海苔が、華やかなペールエールへ生まれ変わったことから「シンデレラ」と名付けられました。
こだわりの製法によって引き立つ海苔のうまみ、とろみは、麦芽を浅くローストすることで、スッキリ飲みやすい後味に。発泡酒の黄金のゆらめきに、目を閉じれば、瀬戸内のきらめく海が脳裏に浮かんできます♪
■DATA
明石麦酒工房 時(とき)
- 所在地
- 兵庫県明石市大明石町1-9-22 グランドメゾン105号
- 電話番号
- 078-202-6725
- 営業時間
- 火~土曜日/16:00~22:30
日曜日、祝日/16:00~21:30
2.ながさわ明石江井島酒館<明石市>
かつて西灘と呼ばれ、300年以上の歴史を持つ酒蔵の町・江井島に誕生した「明石ビール」。
醸造所やレストランが併設する「ながさわ明石江井島酒館」では、上質なモルト&ホップのみを使用した、こだわりの一杯を樽生で味わえます。
全国のビール愛好家をうならせるラインアップをそろえ、わざわざ遠方から訪れる人も。酒蔵時代の柱や梁が残った情緒ある空間で、明石ビールを楽しんでみては?
『明石ビール(セゾン)』 (L)580円、(瓶ビール)704円
世界5大ビール大会の一つ「インターナショナルビアカップ2020」金賞の『明石ビール(セゾン)』。
セゾンとは、昔から夏の農作業の合間に飲めるよう、喉を潤すためのビールとして作られ、飲みやすく、さわやかな口当たりが特徴。
明石ビールのセゾンは、フルーティーでありながら、酸味と苦味が利いた黄金バランスを楽しめます。世界が認めた実力派の味をぜひ!
■DATA
ながさわ明石江井島酒館
- 所在地
- 兵庫県明石市大久保町西島1194
- 電話番号
- 078-948-2060
- 営業時間
- 売店/10:00~17:00
レストラン/11:00~15:00、17:00~20:30
3.BRIDGE BEERS BREWING(ブリッジ ビアーズ ブリューイング)<明石市>
JR西明石駅東出口すぐの「BRIDGE BEERS BREWING」(ブリッジ ビアーズ ブリューイング)は、線路に隣接しているとあってホームからよく見える場所にあります。
アメリカ人のオーナー・ダニエルさんが、「誰でも気軽に立ち寄れるブルワリーを作りたい」と一念発起して、2024年3月にオリジナルクラフトビールを楽しめる醸造所をオープンさせました。
ビール缶で作った壁や開放的なテラスなど、ぬくもりとこだわりのDIY空間は、至る所に自由なスピリットと遊び心があふれています。立ち飲みスタイルで、仕事帰りにふらっと立ち寄れそう。
『Lucky me, Lucky you(ラッキーミー ラッキーユー)』(M)700円、(L)1,000円
マンゴー、ブルーベリーなど、果汁をふんだんに使用したフルーツビール『Lucky me, Lucky you(ラッキーミー ラッキーユー)』。トロピカルな甘さからベリー系の酸味へと変化。魅惑のグラデーションは、明石大橋の夕日をグラスに閉じ込めたよう。
自社醸造ビールは、近々完成予定なのでお楽しみに。フードの持ち込みも可能なので、来店前にお気に入りの一品をゲットして、ビールと乾杯!
■DATA
BRIDGE BEERS BREWING(ブリッジ ビアーズ ブリューイング)
4.open air (オープン エア)神戸元町店<神戸市>
JR元町駅から徒歩約5分、おしゃれな外観がひと際目を引く「open air(オープン エア)神戸元町店」。2022年4月、廃校になった小学校をリノベーションした空間で醸造を開始し、5月にオリジナルクラフトビールを提供するビアバー&レストランとしてオープンしました。
オレゴン州ポートランド出身のヘッドブルワー、ベン・エムリック氏をはじめ、国際色豊かなメンバーが参加。季節感のあるビール造りを目指していて、毎週火曜には新作が楽しめるというから驚き。
『オープンエアIPA』(グラス)759円、(パイント)1,089円、(缶ビール)550円
あの青い空を飛べたら。そんな願いを込めた『オープンエアIPA』は、今までにない新しい味を求めて、4種類ものホップを使用。柑橘やライムのフレーバーが、ふわっと広がり、クリーミーな泡の口当たりとまろやかな後味が、真夏の空へいざなってくれます。
苦味が強くなく、アルコール度数も高くないので、クラフトビールに馴染みのない人でも飲みやすいはず。
■DATA