加古川市野口町にオープンした「芋まさ」は、テイクアウトの焼き芋専門店。茨城県の契約農家から厳選したサツマイモを仕入れ、独自の製法で甘さを引き出し焼き上げています。『スイートポテト』や『焼き芋サンド』など、サツマイモが主役のスイーツも豊富。デイリーなおやつとしてはもちろん、ちょっとした手土産にもピッタリです。
・焼き芋専門店「芋まさ」
山陽電鉄浜の宮駅から車で3分、明姫幹線からもアクセス良好な「芋まさ」。2022年11月19日にオープンした、テイクアウトの焼き芋専門店です。地域のお客さんやリピーターで連日にぎわい、遠方から訪れる人も少なくありません。
グレーと木目調を基調とした、和テイストの落ち着いた店内。隣接する工房で毎朝作られる、出来立ての焼き芋やスイーツが並びます。
焼き芋には、茨城県の契約農家から仕入れるサツマイモを使用。その時期に焼き芋にピッタリの品種を厳選し、基本的に3種類がスタンバイしています。取材日は、断面から蜜が垂れるほど甘く、ねっとりとした口当たりの「紅はるか」、ほどよい甘さで昔ながらのホクホクとした食感が特徴の「紅あずま」、両方の良さを兼ね備え、しっとりした舌触りで上品な甘さの「シルクスイート」。
専用の機械で蒸す時間や温度を調整し、長時間かけて5つの工程を経ることで甘さを引き出しています。1本ずつの量り売りで、100gあたり200円。15本以上のまとめ買いの場合、事前予約もOKです。
開放的なテラス席もあるので、熱々ホクホクの焼き芋を楽しめるのもうれしいポイントです。
・サツマイモを使い分けた絶品スイーツ
『スイートポテト』390円
サツマイモが主役のスイーツも幅広くラインアップ。人気No.1の『スイートポテト』には2つの品種を使用し、一度焼き芋にしてから丁寧に作り上げています。下はねっとりクリーミーな「紅はるか」、上はホクホクとした「紅あずま」。2層の異なる味や食感が楽しめ、ちょっぴりお得感のある贅沢なスイートポテトです。ほんのり利かせたラム酒がアクセントに。
『焼き芋サンド』600円
インパクト抜群のビジュアルが目を引く『焼き芋サンド』。焼き芋にした「紅はるか」を美しくカットし、豪快に挟んでいます。食パンは、西脇市のベーカリー「ピーターパン」から取り寄せ。薄めにスライスされ、ほんのり甘くモチモチとした食感が特徴です。生クリームは、2種類を混ぜることであえて甘さ控えめに。焼き芋のおいしさをしっかり引き立ててくれる絶妙なバランスで、ボリューム満点でもぺろりと食べられます。
このほか、焼き芋ペーストをブレンドした濃厚な『クレームブリュレ』(350円)や、「シルクスイート」を贅沢に使用した『焼き芋シェイク』(410円)などを用意。
土日限定で『おさつチップス』(380円)も登場します。サツマイモ本来の甘さを感じられ、薄くてパリパリとした食感がやみつきになりそう。昼過ぎには完売するほどの人気ぶりで、確実にゲットするにはオープン直後の11:00ごろの来店がおすすめです。
厳選したサツマイモで、じっくり手間暇かけて作られる「芋まさ」の焼き芋やスイーツ。老若男女に親しまれる味わいで、家族みんなで楽しめること間違いなしです。19:00まで営業しているので、仕事帰りに立ち寄れるのもうれしいですね。豊富なメニューの中からお気に入りを見つけに、一度訪れてみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年2月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。