畑から食卓へ直接つなぐ“FARM to TABLE”を実現する農家直営のごはん屋「八葉(はちよう)食堂」。自家農園で育てた無農薬・有機野菜をふんだんに使ったランチが人気です。無添加調理にこだわった料理の数々は、優しい味付けで食べると心も体もほっこりするものばかり。テイクアウト弁当の注文もできるので、おうちで愛情たっぷりの自然ごはんを味わっては。
農家のごはんや「八葉(はちよう)食堂」
姫路市夢前川沿いにある「八葉(はちよう)食堂」。自社農園で採れる新鮮な野菜や米を使い、丁寧に手作りしたランチが人気のお店です。赤い瓦屋根を目印に訪れて。
夫婦2人だけで切り盛りしている同店。料理だけでなく、お客さんがゆっくりとくつろげる空間づくりにもこだわっています。ご主人が手掛けたという内装は、木の温もりがところどころに感じられて、ほっと一息つける落ち着いた雰囲気。
店内にはカウンター、テーブル、座敷があります。「食堂」の名の通り、気軽に入れる場所であって欲しいとの思いから、おひとり様でも入りやすいカウンター席も用意しています。
座敷席は子連れ客に人気。仕切りがあるので、隣を気にせずゆっくりランチを楽しめます。足を伸ばしてくつろいで。
自社農園の「八方美米」と「八方美菜」
「八葉食堂」で使用している食材は全てが農薬や肥料を使わずに育てたもの。特に、自社農園である「八方美米」と「八方美菜」の野菜を中心に使っています。
約1,300平米の田んぼで自給自足を始め、今では年間70種類以上の野菜が育つ、約7,000平米の農園に。
店内では「八方美米」の玄米、古代米緑もち、ピクルスや、ニンニク味噌などの加工品も販売しているので待ち時間や帰り際にチェックしてみて!
毎週水曜日と金曜日は、野菜の配達サービスもを行っています。水曜日は姫路〜加古川方面、金曜日は姫路〜飾磨方面の飲食店などに配達して、店頭で一般の人も購入できるように販売。配達の詳細は「八方美米」の公式InstagramのDMにて問い合わせ可能です。その他、週末はイベント出店などでも販売しています。
➡︎イベントの情報は「八方美米」の公式Instagramをチェック
採れたての旬野菜がたっぷりのごはん
おすすめは2週毎に内容が変わるランチ。「八方美菜」で採れた新鮮で珍しい野菜を使ったおばんざいや、旬の野菜をふんだんに使ったおかずが並びます。カウンターにずらりと並べられた大皿は、見ているだけでお腹が空いてきそう。
『ランチ』1,300〜1,400円
取材日のメインは、『蒸し鶏の香味だれ』。さっぱりと仕上げた蒸し鶏に合わせるのは、ショウガとニンニク、パクチーが入ったちょっとピリ辛なタレ。香り高いタレはごはんとの相性抜群です。他にも、普段スーパーでは見かけないようなちょっと珍しい野菜が並ぶことも。一つひとつ味わいながら食べ進めるのも楽しいですね。
味噌汁の味噌も自家農園の大豆、麹を使っています。他にも調理に使用する調味料は全て添加物不使用で、店主自らが厳選したものだけを使うなど、体への負担が少ないように考えられたヘルシーランチへのこだわりは尽きません。
プラス300円〜400円で、ドリンクを付けることもできます。加古川にある自家焙煎珈琲店「慈雨(じう)」の『コーヒー』、『ストレートりんごジュース』、『自家製季節のドリンク』から選べます。
テイクアウトできるお弁当も
『八葉弁当』1,300円
店で人気のランチはテイクアウトすることができます。内容は日替わりで、肉か魚のメインが1種類と、4~5種類ほどのおかずがバランス良く詰められています。おかずだけ食べたいという人には『おかずだけ弁当』(2,100円)がおすすめ。
『折り箱オードブル』2,600円~
お祝いの席など大人数で集まる日にぴったりな『折り箱オードブル』も。折り箱いっぱいに惣菜が入った、華やかな一品です。予算に応じて内容や量を変更できたり、野菜だけの内容にするなどの要望にも応えてもらえるので予約時に相談を。
テイクアウトの予約は前日までにInstagramのDMで、もしくは当日に電話予約がおすすめです。メニューなど最新情報は公式Instagramでチェックして。➡︎公式Instagramはこちら
店主夫婦のこだわりと愛情がたっぷり詰まった“自然ごはん”を味わってみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年9月27日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。