姫路を中心に移動販売やイベント出店で活動する「Hi,Coffee.(ハイコーヒー)」が、毎週土曜限定でコーヒースタンド・「Sat. by Hi,Coffee.(サットバイハイコーヒー)」をオープン!場所はJR英賀保駅から東へ車で5分ほどの町坪(ちょうのつぼ)にある住宅街の中。ひっそりとたたずむ隠れ家チックな雰囲気の中で、香り豊かな自家焙煎スペシャルティコーヒーを味わえます。いろんなお店から届くおいしい“Otodokemono”や、「Hi,Coffee.plus」の便利なキッチン雑貨も要チェック♪
・「Hi,Coffee.(ハイコーヒー)」
2022年4月23日、姫路市町坪(ちょうのつぼ)の住宅街の中に、コーヒースタンド「Hi,Coffee.(ハイコーヒー)」がオープン!えんじ色の壁とCOFFEEという大きな文字が目を引く、昭和レトロな外観が特徴です。
営業日は毎週土曜の週1回。営業日以外の平日は、“シェアコーヒースタンド”として場所を貸し出すこともあり、いろんなコーヒーショップのコーヒーが味わえます。不定期出店のため、出店情報を公式Instagramでチェックしてから訪れて。➡︎公式Instagramはこちら
夫婦で営む「Hi,Coffee.」。店主も奥さんも有名店「ブルーボトルコーヒー」を始め、東京のコーヒーショップ3社で経験を積んだ一流のバリスタです。実店舗を持つことは5年以上前からずっと思い描いていた夫婦そろっての夢だったそう。2017年からイベントや移動販売から活動を続け、2022年4月にご縁と思いが重なり実店舗をオープンしました。
店内には、イスを2席ほどスタンバイしています。コーヒーの香りに包まれた店内でハンドドリップやラテアートを間近で眺めつつ、淹(い)れたての一杯を味わう至福のひとときを過ごして。時間があるときは、店主とコーヒーの話で盛り上がるのもイートインの醍醐味ですね。
2階にはコーヒー豆の焙煎機が。お店で取り扱う豆はすべて週に数回、この焙煎機で自家焙煎しています。土曜の営業日に淹れるハンドドリップが一番おいしくなるよう、営業日の数日前に焙煎して数日寝かせて熟成させるなど、おいしいコーヒーを届けるために焙煎のタイミングにもこだわっています。
・自家焙煎のスペシャルティコーヒー
ドリンクメニューは『ブレンドコーヒー(ホットorアイス)』、『カフェオレ』(500円)、『アメリカーノ』(450円)、『カフェラテ(ホットorアイス)』(500円)の4種類。コーヒー豆は品種を固定せず、その時々で店主が良いと感じたスペシャルティコーヒーを生豆で仕入れ、店主が独自の配合でブレンドしています。
「営業日が週に1回だからこそ、毎週訪れたくなる楽しみを」との思いで、週替わりでブレンドする豆の産地や種類、配合を変えています。訪れる度に新しい味のコーヒーと出合えるなんて素敵ですね。
『ブレンドコーヒー』450円
コーヒー好きならまず飲んでほしい一杯が『ブレンドコーヒー』。ホットかアイス、浅煎(い)りか深煎りがそれぞれ選べます。暑い日には『アイスブレンドコーヒー(浅煎り)』がおすすめ。
取材日のブレンドは、エチオピア、パナマ、パプアニューギニアの3種類をブレンド。飲んだ瞬間、鼻から抜ける上品な酸味と口いっぱいに広がるフルーティーな甘さが感じられる爽やかな味わいが特徴です。アイスは特にコーヒー本来の風味が生きるので、すっきりとしたキレと飲みやすさがアップ!時間が経つとよりコーヒー本来の果実感が際立ち、甘いフレーバーが感じられます。
『カフェラテ』500円
ホットの『カフェラテ』は、キメの細かいフォームミルクに、お店自慢のオリジナルブレンド豆から抽出したエスプレッソを注いだ濃厚な一杯。一方、アイスの場合は、ミルクのコクとエスプレッソが調和した優しい味わいが楽しめます。ホットかアイスか悩んだときは、迷わずホットを選んで。店主が心を込めて描いてくれるラテアートで、目でも楽しめます。
おいしいカフェラテを作るのに欠かせない“上質なエスプレッソ”と“キメ細かいスチームミルク”。数々のコーヒーショップで知識と経験を得て腕を磨いたバリスタだからこそ、適確なタンピングや豆の微妙な挽(ひ)き具合の調整、ミルクを甘く口当たりを良く仕上げるためのスチームなど、エスプレッソマシーンのスキルも心得ています。エスプレッソショットの均一な線と出来上がりの美しい3層が、バリスタとしての技術の高さの証拠。間近でその技術を目に収めて。
お店が落ち着いているときはラテアート体験も希望開催。店主がスチームしたミルクを、自分の手で注ぎ、かわいらしいハートのラテアートを完成させます。店主が注ぐ手を誘導してくれるので、初心者や小さな子どもでもOK!予約不要なので、気になる人は気軽に声をかけて挑戦してみて。
・週替わりのおいしい“Otodokemono”も必見♪
左から『バースデーケーキクッキー』330円、『チョコチップクッキー』330円
店主がいろんなショップからセレクトしたおいしいものがそろう“Otodokemono”もチェックして。ショップや商品は週替わり。ラインアップは公式Instagramでチェックできます。➡︎公式Instagramはこちら
取材日は、香川県のセミオーダーのお菓子屋さん「patisserie de minuit(パティスリーミニュイ)」のクッキー2種類とファッジが登場。直径12cmもあるアメリカンクッキーは、一枚でもお腹が満たされそう。ほんのり全粒粉の風味が感じられる生地に、カラフルなトッピングシュガーやチョコチップをたっぷりミックス。本場のアメリカンクッキーのように、食べ応えも抜群です。
『ファッジ』各40円
「パティスリーミニュイ」から取り寄せるイギリスの伝統菓子『ファッジ』も、見かけたらぜひ食べたい一品。バターや砂糖、牛乳などを煮詰めて作る西洋キャンディーの一種で、キャラメルのような香ばしさと甘さがコーヒーと抜群に合います。同店のファッジは煮詰め加減が絶妙で、舌の上にのせた瞬間、ホロッとほどける口どけの良さが特徴。一度食べるとやみつきになること間違いなしです。
・「Hi,Coffee.plus」の便利なキッチン雑貨も販売
店内には、2021年から「Hi,Coffee.」とは別にスタートした「Hi,Coffee.plus」という姉妹ブランドが取り扱うキッチン雑貨を販売するスペースも。ドリッパーやケトルなどのコーヒー関連グッズ意外にも、コーヒーを淹れるグラスやドリップに欠かせない布巾、台所掃除用品など、コーヒーにまつわる周辺グッズも取りそろえています。
商品はすべて奥さんが良いと感じたものや、実際に愛用しているものだけをセレクト。遠方の人はオンラインショップからも買い求められます。➡︎オンラインショップはこちら
イチオシは「BOROSIL社」の『VISION GLASS』。インドの実験器具メーカーが作る耐熱グラスで、シンプルさと機能美を極めた洗練された見た目と、オーブンにも耐えうる耐熱性が魅力。コップのほか、プリンやケーキを作るときにも使える優れものです。花器やカトラリーの収納として使ってもインテリアにすっとなじみ、中身を引き立ててくれそうですね。
“スペシャルティコーヒーの輪”を広げる活動にも積極的に行う店主。コーヒー豆やコーヒーバッグが届く『コーヒー豆の定期便』(月580円~)もオンラインショップ限定で行っています。定期便の利用者限定のイベントを不定期で行うこともあるそう。過去のイベントでは、参加者にカップに貼るシールをデザインをしてもらったり、期間限定ブレンドの豆の配合を考えてもらったんだとか。気になる人はチェックしてみて。➡︎コーヒー豆の定期便はこちら
実店舗、イベント、オンラインショップといろんな形でスペシャルティコーヒーを楽しめる「Hi,Coffee.」で、コーヒーの新しい魅力に触れてみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年6月20日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。