姫路市網干区にあるお菓子なお店「BOVICH(ボヴィッチ)」は、極厚フルーツサンドが自慢のスイーツショップ。火曜日は「焼き菓子の日」、水曜日は「台湾カステラの日」、木曜日は「チーズのお菓子の日」、金・土曜日は「シフォンケーキの日」と、曜日ごとにフルーツサンド以外の限定商品がショーケースに並び、毎日通っても食べ尽くせないほどラインアップが豊富にそろいます。110円~というお手ごろ価格も嬉しいポイント!手土産や自分用におひとついかが?
・お菓子なお店「BOVICH(ボヴィッチ)」
姫路市網干区にあるお菓子なお店「BOVICH(ボヴィッチ)」。「田井公民館」のすぐ近くにある淡い水色の軒(のき)が目を引くナチュラルな外観が目印です。
店内に足を踏み入れると、目の前にはスイーツがずらりと並ぶショーケースがお出迎え。趣味で作り続けていたスポンジケーキがおいしいと友人の間で好評だったことがお店を始めるきっかけになったそう。
「自慢のスポンジケーキを手軽においしく、お腹いっぱい食べてほしい」との思いで考案した『フルーツサンド』を看板商品に、毎日10種類以上のスイーツを販売しています。
すべてのスイーツを少人数で作っているため、大量生産が難しく、どの商品も数が限られています。そのため、人気のスイーツから順に、開店後1時間以内に完売してしまうこともあるんだとか。目当てのスイーツがあれば、早めの来店や電話予約がおすすめです。
・看板スイーツ『フルーツサンド』がボリューム満点!
看板スイーツは、ふわっとやわらかいスポンジ生地の間にホイップクリームとフレッシュフルーツを豪快にサンドした「フルーツサンド」。ラインアップは毎日9種類ほど並び、基本的にどれも市場で店主自ら買い付けてきたフレッシュフルーツを使用するのがこだわりです。
厚みはなんと、驚異の5cm超え!大きくカットしたフルーツを惜しみなく使い、スポンジとフルーツの間にはクリームがたんまり。『キャラメルバナナ』(240円)や『完熟パイン』(280円)などの定番メニューのほかにも、季節ごとに旬のフルーツを使ったものも登場し、何度訪れても飽きがきません。
自家製のスポンジは、手に取ると吸い付くようなしっとり感ときめの細かさが自慢です。この食感は、空気をたっぷり含んだ質の良いメレンゲをふんだんに使うのが決め手だそう。クリームとフルーツに負けないほどよい弾力がありながらも、口溶け抜群で食感はやわらか。シュワッととろける食感に酔いしれて。
『懐かしのフルーツサンド』240円
季節問わず人気No.1は『懐かしのフルーツサンド』。クリームの中には白桃・キウイ・黄桃・パイナップルの4種類のフルーツがごろごろと入っていて、まるで昭和の喫茶店で出されているような昔懐かしいミックスフルーツサンドの味わいです。
『クッキーバナナ』240円
オレオクッキーとバナナの黄金コンビを掛け合わせた『クッキーバナナ』は、子どもから絶対的な人気を誇る一品。ホイップをのせた上からオレオクッキーをぱらぱらとかけることで、どこを食べてもクッキーが楽しめるようなひと工夫がおいしさの秘密。ココアのようなほろ苦さもあり、バナナの甘みとのコントラストも楽しめます。
左から『りんご』『エース』各350円 ※提供は10月~3月ごろまで、『完熟パイン』280円
旬のフルーツを使ったフルーツサンドも見逃さないで♪冬季は完熟のミカンやリンゴ、イチゴが登場し、それぞれ日によっておいしい品種を市場で見極めて変えるこだわりぶり。
12月はジューシーな果汁がぎゅっと詰まった「エース」という品種のみかんがイチオシ!食べた瞬間、濃くて甘い果汁がじゅわ〜っとあふれ出し、フルーツサンドを超えてみかんジュースのような贅沢さ。
『りんご』は、すっきりとした酸味が特徴的な「フジ」ならコンポートに、ジューシな「シナノスイート」ならフレッシュのまま使うなど、調理法も品種によって変えているそう。ぜひ食べ比べてみて♪
・とろとろの『プリン』や『シフォンケーキ』も人気
『プリン』240円
フルーツサンド以外のスイーツも本格的で手土産にも大人気!特に『プリン』はファンが多く、連日完売する人気商品です。
人気の秘密は、スプーンからこぼれおちてしまうほどとろとろで、究極にレアな食感。卵黄とクリームの配合を固まるか固まらないかの極限まで調整し、絶妙な火加減で火を通すのがポイントです。濃厚でクリーミーな味わいに、舌がとろけてしまうかも。
『シフォンケーキ』110円
『シフォンケーキ』は1カット110円という驚きのロープライスで、お客さんを釘付けにしています。
驚くべきは、価格だけではなくそのとろんとまろやかな口当たりのよさ!噛むたびにシュワッと空気が弾けるような音が聞こえてきそうなほどエアリーで、甘さは控えめながらも口にフォークを運ぶ手が止まらなくなります。
『ギフトセット』1,000円
フルーツサンドやプリン、ラスクなど、好きなスイーツを組み合わせて箱に詰めてもらえば、手軽にオリジナルギフトボックスも(箱代は別途50円)♪手土産にもぴったりです。
組み合わせに迷ったときは、花をモチーフにしたかわいらしいフルーツサンドとラスク、プリンを詰めた『ギフトセット』(箱代込1,000円)がおすすめです。
・毎日通いたくなる「曜日限定スイーツ」も
『クッキー』220円、『ホワイトチョコレート』200円 ※火曜限定
看板スイーツのフルーツサンドのほか、曜日ごとに登場する「曜日限定スイーツ」も要チェック!日によっては固定曜日以外にも登場することがあり、出合えたらラッキーです。火曜日はフルーツサンドをお休みして、マフィンやカヌレなどの焼き菓子がショーケースの中を埋め尽くす「焼き菓子の日」。
こんがり焼色がついたマフィンは、外がカリッと香ばしく、中はほんのり甘くてチョコやクッキーといった具材と絶妙にマッチ。「よつ葉バター」をたっぷり使ったマフィンは風味豊かで、何個食べてもまた食べたくなるおいしさです。
ラインアップは常時8種類ほど。賞味期限が製造日から4日間と日持ちもするので、自分用に、家族へのプレゼントにと、さまざまなシーンで食卓に寄り添ってくれそう。
『カヌレ』220円 ※火曜限定
バニラビーンズと卵をたっぷり使った『カヌレ』は、焼きプリンのようなもっちりと甘く、食べごたえのある一品です。こんがりと焼き上がった外側はプリンでいうカラメルのような香ばしい味わいで、カヌレ全体の味を引き締めるアクセントに。翌日以降はコクが深まり、おいしさもアップします。
『台湾カステラ』500円 ※水曜限定
『台湾カステラ』は、しっとりふるふるの独特の食感が魅力。口に入れた瞬間すっと溶けていくような儚い食感と素朴な味わいに、一度食べると虜(とりこ)になること間違いなしです。
そのまま食べるのはもちろん、好きなサイズにカットして軽くトースターで焼いてから食べるのもおすすめ。味も大きさもアレンジしやすい自由度の高さも、ワンコイン以上の価値ありです。
『キャラメルチーズバー』250円 ※木曜限定
木曜日はチーズケーキなどを販売する「チーズのお菓子の日」。毎月フレーバーの異なるチーズケーキが登場し、チーズ好きにはたまらない一日です。
12月は、ベイクドチーズケーキの上にキャラメルソースでマーブル模様を描いた「キャラメル」がお目見え。スティックタイプはワンハンドでも食べやすく、小腹が空いたときにもぴったりです♪
「毎日通ってほしい。だからこそ低価格を貫き、曜日ごとに作るスイーツも変えています」と話す店主。限定メニューを含むと10~20種類ものラインアップがあり、毎日、毎週通っても食べ尽くせなさそうなほどバラエティー豊かな「ボヴィッチ」。ぜひ持ち帰って、おうちでお腹がいっぱいになるまでカフェ気分を楽しんでみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年12月12日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。