JR加古川駅から南へ徒歩10分ほどのところにある「ROOM2(ルームツー) COFFEE&ROASTER」。古民家を改装したオシャレな吹き抜けの空間で、自家焙煎コーヒーや彩り豊かな手作りスイーツ、前菜付きのボリューム満点ランチが味わえます。2024年4月からは、ディナータイムのワインバル営業も開始♪ますます進化を遂げる人気カフェから目が離せません!
・「ROOM2(ルームツー) COFFEE&ROASTER」
JR加古川駅から歩いて約10分ほど。路地の一角にある白い建物が、地元で人気のカフェ「ROOM2(ルームツー) COFFEE&ROASTER」です。2021年3月にオープンして以来、SNS世代から人気を集め、2024年3月には系列の喫茶店「NEW BUILD(ニュービルド)」を同市に展開するなど、活躍の場を広げています。
古民家を改装した店内は、歴史を感じる梁(はり)はそのままに、開放的な吹き抜け空間が広がっています。内装はオーナーがニューヨークに行った際に目にしたデリをイメージしたんだとか。コーヒーのふくよかな香りがお客さんを心地よく迎え入れてくれます。
2階はカウンター席のほか、2〜4人用のテーブル席もスタンバイ。一部の椅子はこの空間に合わせてオーダーメイドするなど、インテリアにもこだわりが。木のぬくもりと外から差し込む光に包まれ、時間を忘れてくつろげます。
・自家焙煎コーヒーはオリジナルブレンドも可能!
同店の自慢といえば、専属のバリスタが一粒一粒、自分の目と手で豆の状態を見極めて作る自家焙煎コーヒー。常時10種類ほどの豆が用意され、ハンドドリップコーヒーや本格的なエスプレッソ・ラテで楽しめます。その味に惚れ込み、カフェ利用の帰りに豆を購入する人も多いとか
コーヒーはオリジナルブレンドの注文も可能。よく飲むシーンや味の好みなどを伝えれば、自分だけの特別なブレンドを作ってもらえます。
「ただ飲むだけではなく、カルチャーな部分も知ってもらって、さらに楽しんでもらえたらうれしい」と話すオーナー。定期的にドリップのワークショップなども行っているそう。イベント情報は公式Instagramでチェックして。➡︎公式Instagramはこちら
『CAFE LATTE(HOT/ICE)』550円
カフェラテをオーダーすると、美しいラテアートが!牛乳本来の甘さを引き出す温度で作っているので、砂糖を入れなくても甘く、まろやかなテイストに。ミルクが合わさっても、コーヒー本来のコクと香りは失われず、飲み応えのある一杯です。
『フルーツオープンサンド』(単品)800円、(ドリンク付き)1,000円
「おいしいコーヒーと共に優雅な朝食を味わいたい」そんな理想の朝を叶えてくれるモーニングメニューも。『フルーツオープンサンド』は、フレッシュなリンゴとコンポートしたリンゴが交互に並べられ、食感や味わいの違いが楽しめます。ふわふわの食パンの上にたっぷり塗られたクリームチーズが、爽やかさをプラス。サラダも添えられ、栄養バランスのよい一皿に仕上がっています。
このほか、チーズたっぷりの『ピザトースト』(800円〜)や、濃厚なアボカドペーストの上にふわとろオムレツをのせた『アボカドトースト』(800円)もスタンバイ。セットドリンクは、『アメリカーノ』または『カフェラテ』からチョイスして。
・メインを選べるランチメニュー!前菜付きでプチ贅沢♪
『Lunch menu(前菜盛り合わせ・ドリンク付き)』2,000円
ランチは前菜盛り合わせと、3種から選べるメインディッシュ、ドリンクのセットメニューのみ。メインは定番のチキンオーバーライスのほか、カレー、パスタからチョイスできます。カレーとパスタの内容は日替わりなので、いつ訪れても違うおいしさに出合えるのがうれしいポイント。セットドリンクは、モーニングのコーヒーメニューに加え、浅煎(い)り・中煎り・深煎りから選べるドリップコーヒー、ソフトドリンクがあります。
前菜もその時々で内容が変わります。取材日は、カレー風味のポテサラに、クリームチーズとカボチャペーストをのせたバゲット、ショウガ香る大根の煮物、ローストビーフ、カボチャの煮物、キノコのソテーと、一品一品に手間暇がかかっているのが伝わってくるラインアップ。一皿で和洋さまざまな味わいが交差し、メインディッシュを食べる前に満足してしまうほど多彩です。
この日のパスタは「シラスとブロッコリーのトマトパスタ」。「出されたパスタの量が意外にも少なくてガッカリした…」なんて失敗はここでは無縁。麺も具も惜しみなく、ボリューム満点です。具だくさんなのに、一つひとつの素材の味わいや食感が生かされていて、一口ずつしっかり味わいたくなるおいしさ。「梅としらすの冷製パスタ」や「牡蠣のクリームパスタ」など、四季の移ろいを感じられるパスタを楽しみに訪れて。
昔から変わらず「ROOM2」の看板メニューになっている「チキンオーバーライス」。ニューヨークの定番屋台飯で、ターメリックライスと野菜、目玉焼き、そしてやわらかく炊いた甘いチキンを混ぜて食べるスタイルです。本場ニューヨークの、ピリッとスパイシーな味わいを再現。辛さを控えめもオーダー可能です。
・ケーキは約10種類!バスクチーズケーキに恋して
上から時計回りに『バスクチーズケーキ』、『抹茶のテリーヌ』、『紅茶とオレンジのチーズケーキ』各550円
インスタ女子が放っておかない、オシャレなケーキもお待ちかね。10種類ほどある中でも、チーズケーキがイチオシ。『リンゴとキャラメルのチーズケーキ』(600円)、『レモンとライムのチーズケーキ』(550円)など、フレッシュなフルーツを使ったオリジナリティあふれる一品がそろいます。コーヒーメニューとの相性は言わずもがな。かわいらしいラテアートとハイセンスなケーキは、並べるだけで絵になります。
どれにするか迷ったら、『バスクチーズケーキ』を選べば後悔なし!フォーク越しに伝わってくるほどなめらかで、口の中で一瞬でとろけ、濃厚な味わいのあとに爽やかなサワークリームが追いかけてきます。サクほろのクッキー生地は、チーズに負けない存在感。クッキーだけでもレシピを知りたくなる完成度です。研究に研究を重ねたという絶品スイーツをぜひご賞味あれ。
スイーツはテイクアウトも可能なので、手土産にも喜ばれそうですね。
・ディナータイムはワインバルに♪夜カフェも
2024年4月からはワインバル営業がスタート!終日オーダー可能なカフェメニューに加え、17:00からはディナーメニューが登場します。
『エビマヨ』(700円)や『ローストビーフ』(800円)などお酒のアテになる一品はもちろん、『オムライス』(900円)や『カルボナーラ』(1,200円)などカフェ飯もそろいます。ナチュールワインは10種ほどがラインアップ。知識豊富なスタッフに、料理に合うおすすめの銘柄を聞いてみて。
「スタッフが日常や遊びの中で学んだことを生かして、“やりたい!”を形に変えていく店作りをしています」と語るオーナー。その時々の発見や出合いを大切に、メニューも常にアップデートを重ねているそう。新しさと遊び心がつまった「ROOM2 COFFEE&ROASTER」。あなたにとって、きっと“第二の家”のような居場所になってくれますよ。
■詳細情報
■DATA
ROOM2(ルームツー) COFFEE&ROASTER
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月27日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。