三木市細川町にある「birica(ビリカ)」は、農家が営むアットホームなカフェ。朝採れ野菜をふんだんに使用した、おいしくて健康的な食事を提供しています。こだわりのスペシャルティコーヒーや自家製スイーツも要チェック。
「birica COFFEE & FRESH VEGS(ビリカ コーヒー アンド フレッシュ ベジズ)」
三木東ICから車で10分、のどかな田園風景に溶け込むカフェ「birica」。自家農園で育てた新鮮な野菜や地元産の食材をたっぷり使ったオリジナル料理を提供しています。
店に隣接するビニールハウスで育てる野菜やハーブは約20種類。小松菜、リーフレタス、レッドパクチョイなど、水耕栽培で年中収穫できる葉物野菜が中心です。基本的には農薬を使わず、“安全でおいしい”野菜作りを心掛けているそう。
扉を開けると、田園風景とは真逆のソリッドな空間がお出迎え。木材を使わず、あえて無機質でシンプルな内装に。オープンキッチンでライブ感を楽しめるのも魅力の1つです。
店内では朝採れ野菜の販売も。高い栄養価のまま味わえる、サラダなどの生食に適した野菜が並びます。店主のオススメは、8種類の野菜をミックスした鮮やかなサラダリーフ。フレッシュな野菜を目当てに買い物だけに立ち寄るリピーターも多いんだとか。
朝採れ野菜のヘルシーランチ
『新鮮野菜とハーブたっぷりのホーリーバジリコスパゲッティ』1,200円 ※スープ、トースト付き
約10種類の野菜を使用し、素材本来の味を生かしたヘルシーなスパゲッティ。バジルソースは、一般的に使用されるスイートバジルではなく、ミントを思わせる独特な風味のホーリーバジルが味の決め手です。ナッツの食感と香ばしさがアクセントに。
季節によって替わるスープにも野菜がたくさん。取材日は新玉ねぎが主役の冷製スープ。ナスとズッキーニ入りで、あっさりと飲みやすい口当たりです。
『biricaのチキンオーバーライス』1,000円 ※スープ付き
ニューヨークの屋台飯「チキンオーバーライス」をbirica流にヘルシーにアレンジ。地産のコシヒカリを使用したターメリックライスに、香り豊かな野菜とスパイシーなジャークチキンを乗せて、さらに、たっぷりの野菜を盛り付け。辛さは控えめで食べやすい仕上りです。
このほか、サンドイッチやバインミーなど軽食のラインアップも。食事は全てオールタイム注文OKなので、モーニングや遅めのランチなど好きなタイミングで楽しめます。
こだわりドリンクと自家製スイーツ
『オリジナルブレンドコーヒー』400円
コーヒーは和歌山県の焙煎所「THE ROASTERS(ザ ロースターズ)」の豆を使用。「birica」のイメージに合うようブレンドしてもらったスペシャルティコーヒーです。苦味と酸味のバランスがよく、特徴的な香りがクセになります。オーダーを聞いてから、ハンドドリップで丁寧に淹(い)れています。
『biricaのレモネード』450円
広島県産のノーワックスで無農薬の「しまなみレモン」を使用したレモネードは、夏にピッタリの爽やかな1杯です。ミニセロリと混ぜて飲むことでよりスッキリとした口当たりに。
『トマトとディルのビスケット』150円
スイーツは常時3種類がスタンバイ。スイーツにも地元の農産物を使用しています。『トマトとディルのビスケット』には「麗旬(れいしゅん)」と呼ばれる、濃厚なうま味が凝縮された品種のトマトを贅沢に使用。甘すぎないヘルシーなスイーツは心もカラダも喜びます。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年7月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。