加古川市別府町にオープンした「puravie(プーラビエ)」。中国の食文化として発展した薬膳を、和風にアレンジした“和薬膳”が気軽に楽しめるお店です。自家製スイーツやこだわりのスペシャルティコーヒーもぜひ一緒に。
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気軽に薬膳を始められる「puravie(プーラビエ)」
山陽電鉄別府駅から歩いて10分、浜国道沿いにある「puravie」。中国の伝統文化に魅了されたオーナーが、薬膳を通してより美しく健康な暮らしを提案したいと2020年5月にオープンしました。ちょっぴり敷居が高いと思われがちな薬膳ですが、「puravie」では日本人の体質や気候風土に合うようアレンジし、和食+薬膳=和薬膳として提供しています。
オフホワイトを基調とし、木のぬくもりを感じる店内。グリーンが映える癒やしの空間です。「puravie」はフランス語で、「純粋な生活」を意味するそう。
約30品目使用!和薬膳ランチ
『和薬膳ランチ』1,500円
ランチは1種類で1日15食限定。主菜、酢の物、総菜5種、ごはん、薬膳スープ、デザート、中国茶が付いています。地産地消を心掛け、できる限り地元の食材を使用しています。その数なんと約30品目。“全ての食材が薬である”という中医学の考え方を基に、さまざまな食材をバランスよく組み合わせ。味付けにもメリハリをつけながら、一つひとつ丁寧に手作りしています。
取材日の薬膳スープは、キャベツと玉ねぎが主役。ナツメやクコの実などいろんな生薬と煮込んでいるものの、クセがなく飲みやすい仕上り。ごはんは雑穀米のほか、玄米やトウモロコシごはんが登場することもあるそう。デザートや中国茶も日替わりなので、訪れてからのお楽しみです。
ランチはお弁当箱に詰めてもらえ、テイクアウトも可能です。スープも付いているので、自宅にいながら手軽に薬膳を楽しめますよ。
薬膳粥モーニングで1日の活力を
『薬膳粥モーニング』700円
じっくり炊き上げた日替わりの薬膳粥、総菜3種、サラダ、ヨーグルト、中国茶がセットになったモーニング。中国定番の朝食であるお粥を和風にアレンジしています。10:30まで注文OK。
取材日は、カニと白キクラゲのお粥。カニのやさしい風味がふわっと広がり、白キクラゲのコリコリとした食感がアクセントになっています。カニには血をキレイにする効果、白キクラゲには肺を潤し乾燥を防ぐ効果が期待できるそう。
総菜は、煮豚と煮玉子、ささみと小松菜のゴマ和え、ザーサイの梅和え。気持ちよい1日が過ごせるよう、活力がみなぎるモーニングになっています。
こだわりコーヒーと自家製スイーツ
コーヒーは、小野市にある焙煎所「“U”cafe」の豆を使用しています。その全てがスペシャルティコーヒー。注文を聞いてから豆を挽(ひ)き、ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹(い)れています。
『コロンビア』500円
芳醇な甘みの中に感じる、やわらかな苦味とコクが特徴の『コロンビア』。高品質を保証されたQグレードの冠をもつ豆です。
このほか、希少価値のある『パナマゲイシャ』(800円)はコーヒー通ならぜひ試してほしい1杯。心地よい上品な酸味が魅力で、そのフローラルで華やかな香りにきっと驚くはずです。
『チーズケーキ』400円
ずっしり濃厚なベイクドチーズケーキは、一度食べるとやみつきになるとリピーターも多いそう。キメ細やかで、しっとりなめらかな食感が特徴です。
『グレープフルーツタルト』450円
旬のフルーツで作るタルトは、米粉を使いグルテンフリーなのがうれしいポイント。タルト生地はバターの替わりにココナッツオイルを使用しているので、サクサク食感を残しつつ、フルーツとしっとりマッチ。フィリングもフレッシュな果実を焼き込むことでジューシーさもUP。体にやさしい材料を使った、体も心も喜ぶスイーツです。
7月からは、薬膳教室や中国語講座などさまざまなレッスンも開催予定。薬膳や中国文化になじみのない人も、これを機にはじめてみませんか?
■詳細情報
■DATA
puravie(プーラビエ)
- 所在地
- 兵庫県加古川市別府町本町1-2-205
- 電話番号
- 090-9273-2885
- 営業時間
- モーニング/8:00~10:30
ランチ/11:00~15:00
カフェ/11:00~18:00
ディナー/18:00〜22:30 ※要問合せ - ※加古川町北在家2327センタービル1階へ移転しました。最新情報は公式Facebookで確認を(2021年6月22日時点の情報)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年6月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。