JR福崎駅前と「もちむぎのやかた」の近くに2拠点を構える「福崎町の観光交流センター」。観光の拠点地としてパンフレットや情報を入手できるだけでなく、ショップでは地元の人気店のお菓子を購入できたり、併設されているカフェでは、地元の特産品である「もち麦」を使ったスイーツやドリンクを飲みながらくつろぐこともできます。観光前の情報収集やふらっとカフェタイムに、気軽に立ち寄ってみては。
“知の玄関口”「福崎町駅前観光交流センター」
世代を問わず、さまざまな人が行き交う「福崎町駅前観光交流センター」は、JR福崎駅を利用する人が気軽に立ち寄れるパブリックスペース。近所に暮らす人の憩いの場であり、観光客が町の人と交流し、最初に地域の魅力に触れる場でもあります。
コンセプトは“知の玄関口”。駅側エントランスの右手側にある「ニュースポート」は、地元新聞やテイクフリーのパンフレットが並び、観光情報をはじめ、福崎町や周辺市町にまつわるトピックを収集できます。
私設図書館や地元菓子工房の物販コーナーも
「ニュースポート」に隣接する書架は、兵庫県や播磨地域にまつわる本の販売と、みんなにおすすめしたい本を持ち寄る私設図書館「まちライブラリー」のスペース。館内のカフェに本を持込み、ドリンクを飲みながらの読書も楽しめます。
菓子工房「いしごはん」のお菓子
「すず菓子店」のお菓子
「まちライブラリー」の向かいには、物販コーナーが。妖怪グッズやもちむぎ商品、地元の菓子工房「いしごはん」、「Himeginger( ヒメジンジャー)」、「すず菓子店」、「ま~メイド」、「karu(カル)」などの手作りガトーを販売しています。ここで購入した商品は施設内で飲食OK!
どの店舗の商品が並ぶかは、日によって異なります。館内のカレンダーもしくは公式Instagramをチェックして。➡︎Instagramはこちら
ハンドメイド作家らにワゴンを貸し出し、手作り雑貨などを販売する「チャレンジショップ」もあります。
『もちむぎラテ』などのドリンクが楽しめる「タイニーキッチン」
「まちライブラリー」の奥には、地域の人や観光客がくつろげる「タイニーキッチン」が。コーヒーや季節限定のドリンクメニューのほか、地元の特産品でもある「もち麦」を使ったラテやスイーツが楽しめます。
『もちむぎラテ』(Hot/Ice)イートイン390円、『もちむぎアフォガート』370円
『もちむぎラテ』は、濃い目の「もちむぎ茶」をラテに仕上げたオリジナルドリンク。苦みがなく香ばしいもち麦の香りが楽しめます。ノンカフェインなので、子どもや妊娠中の人でも安心して飲め、コーヒーが苦手な人でも飲みやすいと好評です。
『もちむぎアフォガート』は、もち麦の濃厚な味わいとミルクのクリーミーな味わいが楽しめるスイーツ。アツアツの「もちむぎ茶」をかけて召し上がれ。
タイニーキッチンでは、物販コーナーで販売している手作り菓子を持ち込んで、ドリンクとともに楽しむこともできます。200円以上の手作り菓子とドリンクをセットで注文するとお得になる「おやつセット」もあります。(館内飲食の場合のみ)
「駅前は多様な人と交流が生まれます。タイニーキッチンやチャレンジショップは、自作のスイーツや趣味が披露できる場。将来、店を持ちたい人などの後押しができればうれしい」と同センターのマネジャー。出店の詳細は気軽に問い合わせを。➡︎利用案内はこちら
2階にコワーキングスペース(有料)を完備
2階には、共有の作業スペースや会議室で学習、仕事、打ち合わせなどが行える「コワーキングスペース」(有料エリア、1時間400円~)を設置。加熱調理できる共用のキッチン、会議室、Wi-Fi、プリンターがあり、飲食物の持ち込みもできるので、気分転換に利用するのもいいかも。利用時は施設入り口のそばにあるカウンターで受け付けを。
自由に出入りできる外のウッドテラス「フクテラス」もレンタルすることができます。詳細は問い合わせを。➡︎利用案内はこちら
かっぱの妖怪・ガジロウがいる「福崎町辻川観光交流センター」
「もちむぎのやかた」の近くにある、“妖怪世界への入り口”をテーマにした「福崎町辻川観光交流センター」。駅前とは異なり、建物内外の至るところに妖怪が出没します。センター内では、もち麦を使った『もちむぎカレー』(715円)などが食べられるフードスペースもあります。
妖怪のまちならではの不気味でユニークな世界観を楽しんで。
■詳細情報
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年2月24日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。