放し飼いでのびのびとした自然なままの猫ちゃんと、戯れることができる「猫カフェ」は全国で約200店舗ほどあるそう。加古川にある「猫カフェnya-go」は、猫ちゃんとの触れ合いと、カフェでのお茶タイムの両方が楽しめる人気の1軒です。人懐こい猫ちゃんたちと、気さくなオーナーさんとのおしゃべりを楽しみに訪れるリピーターさんも多いのだとか。猫好き必見の素敵なお店ですよ。
「猫カフェnya-go(ニャーゴ)」
加古川バイパスの「加古川西詰IC」を降り、側道を直進すると見えてくるおしゃれな一軒家。ここが「猫カフェnya-go」です。壁に施された黒猫のワンポイントが目印です。
カフェはオーナーの自宅と兼用。設計は工務店を経営されるオーナーのご主人。猫の暮らしやすさも考えて建てられています。
入り口を入ると、所狭しと飾られた雑貨たちに囲まれた明るいカフェスペースが。そしてその奥にドアで仕切られた猫ちゃんたちとの触れ合いスペースがあります。
清潔感あふれる猫とのふれあいスペース
ガラス張りのドアの前には、お客さんを待つ猫ちゃんたちが、すでにウエルカムモードいっぱいでお出迎えしてくれています。
猫部屋利用は時間制限なしで1日1,300円。時間を気にすることなく、ゆっくり猫ちゃんたちと触れ合うことができます。
お店のスタッフ猫ちゃんたちは、全部で12匹。すべて野良猫などの元保護猫です。
子供の頃から猫が大好きなオーナーが、元々保護して飼っていた猫をはじめ、今では接客上手なスタッフメンバー11匹の他に、2階にはシャイでまだデビューできない猫ちゃんも3匹いるそう。総勢14匹の猫ちゃんたちの世話をしています。
ホームセンターに住み着いていたところを保護された「モグちゃん」。ノルウエージャンフォレストキャットという種類によく間違われますが、れっきとした元野良猫ちゃんです。
本当に元保護猫？というくらい、「猫カフェnya-go」の猫は人懐こい子ばかり。人が近づいても逃げることなく、すりすりしてきたり、お腹を見せてゴロゴロしたり。見ているだけでも癒やされます。
猫ちゃんの柔らかい身体に触れて、猫じゃらしで一緒に遊んで・・・と、猫好きにはまさしく天国のような場所。
お子様NGの猫カフェもたくさんありますが、こちらのお店ではお子様の利用も大歓迎。家族みんなで楽しめます。
14匹も猫がいるのに驚くことに動物臭がなく、清潔感あふれる空間で、まったりとした癒やしのひと時を過ごせます。
女子心をくすぐる雑貨に囲まれたカフェスペース
猫とのふれあいタイムをたっぷり楽しんだ後は、カフェスペースでお茶を楽しんで。猫スペース利用で、ドリンク代が半額になります。
明るいカフェスペースは２テーブルとカウンター席。そしてスペースのいたるところには、オーナーと親交のある作家たちのハンドメイド雑貨、イラストやオブジェなどがたくさん展示販売されています。
どれも猫モチーフのかわいいものばかりで、思わず微笑んでしまう素敵な作品ばかり。雑貨をながめながら、気さくなオーナーとおしゃべりするために、カフェ利用だけで訪れる常連のお客さんも多いのだとか。
人気の猫クッキーをドリンクと♪
『ホットコーヒー』700円
『カルピス』600円
ドリンクメニューは、コーヒー(ホット・アイス)、紅茶(ホット・アイス)、オーレ(ホット・アイス)、りんご・ぶどう・オレンジのジュースにカルピスがあります。メインジャーに入って出てくるドリンクと、付属のお菓子のかわいいビジュアルがインスタ映え。
すべてのドリンクは猫スペースの利用で半額になります。そしてドリンクにもれなくついてくるのが、人気の猫ちゃんアイシングクッキー。食べるのがもったいないほどかわいいクッキーは宝殿駅近くの洋菓子屋さんで作ってもらっているのだとか。
猫を飼いたいという人がペットショップに行く前に、保護猫という選択眼を持ってもらえるきっかけになればという思いから始めたお店。保護猫でも人に慣れることができるということは、ここにいる猫ちゃんたちを見れば一目瞭然。
子供の頃から動物が大好きなオーナーの夢は、自然豊かな土地で猫をはじめ、さまざまな動物を保護・譲渡できるシステムの施設を運営することだとか。
動物好きのオーナーにたくさんの愛情をかけてもらった元野良猫たちが、今度は人間をたっぷりと癒やしてくれる存在に。おもてなし上手なスタッフ猫ちゃんたちに、ぜひ会いに行ってみては？
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年1月20日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
