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2025.1.25
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【加古川】屋内型植物公園内カフェ「COME’S」自然に囲まれながら“食”と向き合う癒やしの時間を

「COME’S(カムズ) Restaurant & Cafe」は、加古川市上荘町にある農業公園「加古川市見土呂フルーツパーク(みとろの丘)」の中にあります。コンセプトは「今日の食事が明日のあなたをつくります」。自社農園や加古川市内で採れた野菜や大濵海苔など、地元の食材を積極的に取り入れたグルメを、贅沢にも屋内型植物公園の中で味わうことができます。名物のピザはなんと直径50cm!?五感で楽しめる魅力いっぱいのカフェレストランで、ローカルフードの魅力を知り、癒やしの時間を過ごして♪

・「COME’S(カムズ) Restaurant & Cafe」

加古川バイパス加古川ランプから車で15分ほど。加古川市上荘町にある「加古川市見土呂フルーツパーク」、通称「みとろの丘」。辺り一面緑が広がる雄大な敷地の中に、屋内型植物公園やボタニカルショップ、キャンプ場などがある農業公園です。

関西最大級の農業公園「加古川市見土呂フルーツパーク」がリニューアル!屋内型植物公園やレストランも

この一角にあるのが「COME’S(カムズ) Restaurant & Cafe」。「EAT NATURAL×EAT LOCAL」という思いのもとに地産地消を目指す地域密着型のカフェ&レストランで、ここでは“加古川産”にこだわった旬の野菜やフルーツを使ったローカルフードが味わえます。

店名には、“噛む”と“welcome”がかかっているそう。「屋内型植物公園の中で自然を目の前にしながら、自然が育んだ食のすばらしさを五感で味わってほしい」という思いが、この一言に込められています。

さらに同店では、オープンカウンターで作っているところ、生産社の顔、加古川の歴史や風土、同店に関わるすべての人たちの未来・・・。さまざまな“見える”も大切にしているのだとか。

晴れた日はもちろん、曇った日も雨の日も生き生きとした植物たちを一望できるカフェスペースは、全席4人がけテーブルで、子ども用のベビーチェアも完備。外にもテラス席があり、そこではより植物と近い距離で食事を楽しむことができます。

全メニュー持ち帰ることも可能なので、テイクアウトをして公園内の好きな場所で味わうのもGOOD!芝生の上や展望台など、「みとろの丘」ならではのロケーションで味わうとおいしさもひとしおです。


・直径50cmの巨大ピザが名物!

名物のピザはなんと直径50cmにもわたるビッグサイズ!この大きさは写真では伝わりきらないので、ぜひ自分の目で直接確かめて。

ラインアップは『のりクリーム』『チーズ』『オーガニックベジタブル』の定番3種のほかにも、その時々でソースから手作りした自慢のメニューが登場することも。直径50cmのピザを8等分にした1ピースは290円~で、ホールで購入すると7ピース分+持ち帰り用の箱代(200円)とちょっぴりお得になるのがうれしいですね。

『のりクリーム』(1ピース)390円

地元加古川の「大濵海苔店」の海苔を使ったユニークなピザ『のりクリーム』が1、2位を争う人気メニュー。自家製ピザ生地は、加古川産小麦をブレンドし、粉の配合からこだわっています。生地の表面が真っ黒になるまで海苔で埋め尽くし、その上からチーズを散りばめた、シンプルにして贅沢な一枚です。

磯の香りにアンチョビの風味とチーズの塩味がアクセント!「この発想はなかった」と良い意味で裏切られる唯一無二の味わいは、一見ならぬ一食の価値ありです。

『オーガニックベジタブル』(1ピース)380円

「あるこファーム」や「農耕民族」など、地元の農家や自社農園で採れた農薬・化学肥料不使用の野菜を使った野菜ピザ。野菜の種類は日替わりで、訪れるたびに新しい出合いが待っています。

取材日は「たかみくらファーム」の葉付きニンジンとピーマンの組み合わせ。自家製トマトソースがニンジンの葉の爽やかな風味やピーマンの苦みと調和し、野菜嫌いの子どもでも食べやすい優しい味わい。彩りも鮮やかで、何枚でも手が伸びそう♪

『Bセット(ポテト&ドリンク付き)』980円

ピザだけでは物足りないという人には、『のりクリーム』に人気メニュー『おくのの卵サンド』とフライドポテト、ドリンクがセットになった『Bセット』がおすすめです。

オリーブオイルをたっぷり使った自家製フォカッチャは風味豊かで、食感がしっかりと食べ応えがあります。素朴ながらも味わい深いパンに、地場のブランド卵「オクノの玉子」を使った卵サラダをサンド。マヨネーズから手作りしているそうで、加古川の食の魅力がギュッと詰まっています。

・イートイン限定のプリンや自家製シロップのドリンクも

『Mitoroプリン(アイスのせ)』580円 ※イートイン限定

スイーツやドリンクなど、カフェメニューも充実!特にスイーツは、イートイン限定のアイスをのせた『Mitoroプリン』がおすすめです。

昭和の喫茶店にあるようなちょっぴり固めのレトロプリンに、ほどよく苦みが利いた自家製カラメルソースをたっぷりと。トップを飾る丸いバニラアイスが極めつけです。

追いカラメルをすれば、味わいはより濃厚に。卵黄だけを贅沢に使った濃密なプリンにアイスのクリーミーさとカラメルの苦みが合わさった絶妙なハーモニーは、イートインでしか楽しめない特別なものです。

このほか、ショーケースには卵白だけを使った真っ白なプリンや季節のフルーツを使った期間限定スイーツなども並びます。イートイン限定メニュー以外は、持ち帰って好きな場所でゆっくり味わうのも良いですね♪

『自家製ジンジャーエール』550円

皮付きショウガとスパイスでキリッとキレのある辛みを、三温糖とハチミツでコクのある甘みを生み出した大人な辛口ジンジャーエールは、シロップから手作りしています。辛さの後に来るこっくりとした甘さが口いっぱいに広がり、余韻までゆっくり長く楽しめる味わい深い一杯です。飲むとポカポカと体の内側から温まるのを感じるはず。ちょっぴりお疲れなときにこそ、爽快なこのドリンクでリフレッシュしてみては。



・併設のアンテナショップではローカルフードを販売

カフェスペースに併設しているアンテナショップでは、加古川市で採れた農産物を使った加工品や野菜など、さまざまなローカルフードを販売しています。取り扱いのある生産者の数はおよそ15人。スーパーでは見かけないようなご当地感あふれる商品も並んでいるので、地元民もそうでない人も見ているだけで楽しめますよ。手土産にもおすすめです。

週に2~3回、農家が自ら足を運んで納品してくれるという野菜は、すべて売り切れ御免の数量限定。時には開店して10分で棚の上がほぼ空っぽになることもあるほどの人気があります。

それもそのはず。農薬や化学肥料を使わず手塩にかけて育てられた加古川産の野菜を、手にとりやすい価格で販売しているから。皮ごと食べられる安心のこだわり野菜を食卓に取り入れ、今日から自分や家族の体と地球環境について見つめ直してみませんか?

イートインはもちろん、テイクアウトも大歓迎の「COME’S」。特に巨大ピザは、加古川出身の著名デザイナー・村上 周(むらかみあまね)がデザインしたポップでかわいらしいオリジナルピザボックスで持ち帰ることができるので自宅や外で行うちょっとしたパーティーにもぴったり!敷地内にあるグランピング施設に持ち寄り、自然の中で味わうなんて贅沢もいかが?

■詳細情報

■DATA

COME’S(カムズ) Restaurant & Cafe

所在地
兵庫県加古川市上荘町見土呂 みとろの丘内
電話番号
079-428-1113
営業時間
モーニング/9:00~11:00 ※テイクアウト限定
ランチ・カフェ/11:00~17:00(L.O.16:30)
※2025年1月7日現在、ディナー営業を一時休止中。最新情報は公式Instagramで確認を。

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年1月6日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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