神戸市中央区、北野坂に佇む「dining social(ダイニングソシアル)」は、季節の食材を楽しめるダイニング。モーニングからカフェタイムまで、地元食材を積極的に使った彩り豊かなメニューがそろいます。ハムやソースは添加物不使用で手作りするなど、素材へのこだわりもたっぷり。おしゃれなスイーツは思わず写真に収めたくなる美しさです。デートや女子会、ひとり時間に、都会のオアシスへと足を運んで♪
・「dining social(ダイニングソシアル)」
神戸市中央区、各線三宮駅から北野方面へ徒歩約11分のところにある「dining social(ダイニングソシアル)」。光と緑に包まれたリラックス空間で、モーニングからカフェタイムまでゆったりとした時間を過ごすことができるお店です。
「空気のいい街で、心地よく食事を楽しめるお店にしたい」という思いのもと、飲食業界で20年以上活躍してきたオーナーがお店をオープン。食材はなるべく近郊の無農薬野菜や旬の果物を取り入れ、季節の移り変わりを感じるメニューを提供しています。
カウンター席も完備しているので、おひとり様も気軽に訪れて。ドリンクメニューも豊富で、料理とのペアリングを楽しめるお酒や、芦屋の紅茶専門店「Uf-fu(ウーフ)」の厳選茶葉も用意しています。
・オムレツやクレープなど西洋風の優雅な朝食を
『コンチネンタルブレックファスト(ドリンク付き)』1,650円
9:30からはじまるモーニングタイムは、4種類のメニューがスタンバイ。1番人気は『コンチネンタルブレックファスト』。“ヨーロッパ風の朝食”を意味する名前の通り、ふっくら出来たてのオムレツとパンが優雅な朝を演出します。
オムレツの卵は、丹波市のたまご屋「カンナンファーム」の卵を使用。自社農場で一から作る餌で育ったこだわり卵を、塩と生クリームのみでシンプルに仕上げています。オムレツの具材は、キノコ、チーズ、トマト、ほうれん草から好きなものを2種類オーダー可能。付け合わせは、自家製ベーコン、自家製ハム、スペイン産ハモンセラーノ(生ハム)から1種類選べます。ベーコンとハムは1週間ほどかけてお店で仕込む自慢の一品。しっとり柔らかく、熟成した芳醇なうま味が口いっぱいに広がります。
セットドリンクは「コーヒー」、「紅茶」、「カフェオレ」、「有機りんごジュース」、「スパークリング葡萄ジュース」、「ワイン(赤or白)」、「スパークリング」(+330円)と豊富なラインアップ。自分好みのオムレツとドリンクで、ご機嫌よく一日のスタートを切って。
『ハモンセーラと柑橘 マスカルポーネのクレープ ウフマヨを添えて(ドリンク付き)』1,870円 ※期間限定
初夏をイメージした、柑橘が主役の一皿も用意。フランス産小麦と国産の米粉を混ぜ合わせ、国産バターで香りよく焼き上げたクレープは、カロリーをカットしながらも、米粉によってもっちりと仕上がっているので食べ応え抜群です。柑橘のサッパリ感と後口に残るほろ苦さ、生ハムの塩気が絶妙なバランスで、国産レモンを煮詰めてピュレ状にした自家製ソースがアクセントに。
ポーチドエッグと合わせるのは、サフランの香りをまとわせた自家製マヨネーズ。とろ〜りとろける半熟卵に、思わずうっとり。ナイフとフォークで食べる本場フランススタイルのクレープで、ちょっぴりリッチな気分を味わって。
・素材を味わうランチメニュー
『本日のミックスグリル ケイジャン風味 ピタパンとチリマヨネーズ レモンピュレを添えて』3,300円
ランチタイムは季節替わりのパスタやお肉や魚介のグリル、さらには植物性の食材のみを使ったプラントベース料理がそろいます。
取材日は、山形豚や但馬鳥を使った、ケイジャン風味のスパイシーなミックスグリルがラインアップ。オーブンでしっとりジューシーに焼き上げられたお肉と、熱を加えることによって甘みが引き出された野菜は、そのまま味わうもよし、ピタパンにサンドしていただくのもおすすめです。
ピタパンは小麦粉、水、オリーブオイルのみで作られたシンプルなパン。だからこそ、主役のお肉のうま味を最大限に感じられます。付け合わせのフレッシュな野菜とアボカド、好きなお肉を組み合わせれば、オリジナルのピタパンが完成!食欲を刺激する特製チリマヨネーズを添えれば、分厚いお肉もあっという間に完食♪
プラス110円でプチバゲットorピタパンのおかわりもオーダー可能です。
『柑橘とトマト、マスカルポーネ ハモンセラーノ 季節野菜の冷製アラビアータ カッペリーニ(プチバゲット・サラダ付き)』2,420円 ※期間限定
泡がのったオシャレなパスタを食べたことはありますか?この泡の正体は、スダチの果汁。唐辛子を利かせたトマトソースがたっぷり絡んだ細麺に泡をまとわせて口に運ぶと、スダチの爽やかな香りがシュワっと広がり、後からアラビアータのピリリとした辛さが心地よく舌を刺激します。スダチが加わることで、ハモンセラーノの濃厚さも引き立ち、驚きと感動を味わえる一皿に仕上がっています。
『エルダーフラワーと白ワインのフーゴ』880円
料理とのペアリングを楽しめるお酒も要チェック。取材日にチョイスしたのは、エルダーフラワーのシロップと白ワイン、ライムとミントで香り付けしたソーダのカクテル。ハーブの甘く華やかな香りがカクテル全体を包み込み、料理にもアクセントを添えてくれます。
このほか、日本酒をベースにリンゴの甘みを加え、煎茶で割った『SAKE 煎茶』(660円)や、オレンジのシャーベットを合わせたスパークリングワインがベースの『ミモザ』(770円)など、スイーツ感覚で味わえる季節のカクテルも用意。ノンアルコールメニューも充実しているので、その日の気分で選んでみて。
・旬の食材をカラフルに魅せるスイーツ
『ピスタチオと柑橘のパルフェ』1,705円 ※期間限定、ワンドリンク制
ランチが落ち着くと、14:00からカフェタイムがスタート。メニューはケーキ、クレープなどさまざまで、特に2種類から選べるパルフェが毎シーズン注目を集めています。2025年の初夏は『ピスタチオと柑橘のパルフェ』と『メロンとジャスミンのパルフェ』がラインアップ。取材日にいただいた『ピスタチオと柑橘のパルフェ』は、甘夏と愛媛県産の河内晩柑(かわちばんかん)「宇和ゴールド」、ピスタチオが主役の一品です。
トップを彩る柑橘のミルフィーユは、オーナーの奥さんが営む姉妹店「cake stand(ケークスタンド)」仕込み。サッパリとしたレモンクリームと香ばしいパイ生地のマリアージュがたまりません。手作りのレモンミルクアイスとピスタチオアイスは、柑橘の酸味とピスタチオの苦味が計算されたバランスで溶け合い、ひと口ごとに味の奥行きが広がっていきます。爽やかさと濃厚さが共存する、初夏にぴったりの贅沢なパルフェ。見た目にも華やかで、まるで食べるアート作品のよう。
『甘夏とレモンのチーズケーキ』803円 ※期間限定、ワンドリンク制
季節によってフレーバーが変わる、「cake stand」お手製のチーズケーキも人気です。クリームチーズにホワイトチョコを混ぜ合わせることで、しっかりとコクを出しながらも、甘すぎない味わいに。甘夏の果肉とレモンソースで、ちょっぴりほろ苦いアクセントを加えて味変もGOOD♪
『ソレイユ』(HOT/ICE)770円
カフェタイムはワンドリンク制なので、スイーツとともに種類豊富なドリンクメニューからオーダーを。カフェインが気になる人は、『ソレイユ』がおすすめ。ベルガモットの華やかな香りをまとったルイボスティーは、どんなスイーツとも相性抜群です。ホットを注文すると、2杯分たっぷり入った鉄瓶で提供されるのもうれしいポイント♪
モーニング、ランチ、カフェ、それぞれの料理に季節のおいしさを閉じ込め、一期一会の出合いを楽しませてくれる「dining social」。のんびりとした時間と上質な料理を味わいたいときに、北野坂まで足を運んでみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
dining social(ダイニングソシアル)
- 所在地
- 兵庫県中央区山本通1-7-15 東洋ハイツ1階
- 電話番号
- 078-585-6488
- 営業時間
- モーニング/9:30〜L.O.10:15
ランチ/11:30〜14:00
カフェ/14:00〜17:00(土日祝17:30)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年5月19日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。