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2024.7.13
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【赤穂】和カフェ「きらり」オープン!自家製の鶏フォーと玄米バーガーで体に優しい食事を

2024年5月5日、JR坂越駅から徒歩すぐの場所に和カフェ「遠明の里 きらり」がオープン!『玄米バーガー』や『鶏フォー』といった米料理を中心に提供する和カフェで、スープからこだわる自慢のフォーを朝から楽しめます♪日常に疲れた心と体を、胃腸に優しい料理で休ませてあげては。

・和カフェ「遠明の里 きらり」

JR坂越駅から徒歩すぐ、閑静な住宅街に店を構える和カフェ「遠明の里 きらり」。縁あって姫路市から赤穂市へ移住してきた夫婦が、2024年5月5日にお店をオープンしました。

瓦屋根や簾(すだれ)、焼杉の外壁など趣ある外観で、昔ながらの日本家屋が取り囲む周囲の景観とすっかりなじんでいる同店。「玄米バーガー」や「米粉料理のお店」と書かれたのぼりが目印です。

築約50年の民家を改修した店内は、どこか懐かしい雰囲気。元は二間続きの和室だった部屋を、畳ごとすべて取り払い、全面土間に。そうすることで、土足で入店できるようになっただけでなく、床から天井までの高さが生まれ、より一層開放感のある空間に生まれ変わったそう。

初めて訪れる人も、まるで田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たかのような居心地の良さを覚えるはずです。

一枚板のカウンターや古材を使ったテーブルは、工務店にリクエストして特別に作ってもらったという代物。さらに、各テーブルの上に着物の帯を置いたり、和紙で作ったメニュー表を飾ったりと、随所に店主のセンスが光ります。

なんだか居るだけでホッと心が落ち着くような“きらりのおもてなし”は、空間だけではなく料理にも。「人間の体は食事でできているので、“食べ物”を“薬”と思って食べることで元気になれるはずです」と話す店主は、なるべく国産や地元産の素材にこだわり、添加物を使わない体に優しい料理を提供しています。


・スープからこだわる「フォー」は3種類!

『鶏フォー』1,150円

同店の自慢は、米粉からできた平打ちの麺にスープを合わせたベトナム発祥の麺料理「フォー」。ラインアップは『鶏フォー』『牛フォー』(1,350円)『海老のフォー』(1,250円)の3種類。

一番人気の『鶏フォー』は、量も価格もちょっぴり手ごろな『モーニング鶏フォー』(650円)も用意しています(※提供は7:30~11:00限定)。

味の決め手は「自家製鶏ガラスープ」。8時間かけて戻した昆布出汁をベースに、鶏ガラ・タマネギ・ショウガ・白ネギを2時間かけて煮込むのがこだわりです。

驚くほど澄み渡っているのに、味わいはコクが深くてうま味がたっぷり!油を一滴も使っていないため、後味がサラッとしているのが魅力です。さらに、同店のフォーはヌクマム(魚醤)が控えめなので、クセがなくまろやかなので子どもから大人まで楽しめます。

『鶏フォー』の具材は、定番のミニトマトと紫タマネギ、白髪ネギ、ゆで卵のほか、手羽先のほぐし身も。塩コショウをして香ばしく焼き上げた手羽先はプリっとジューシーで肉厚!スープと一緒に煮込まない分、うま味がギュッと閉じ込められていて、フォー全体にパンチを利かせてくれます。

途中で味変が楽しめるようにと、「オニオンチップス」「自家栽培のパクチー」「糸唐辛子」「レモン」の4種のトッピングが付いてくるのがうれしいポイント!

また、卓上にある「ライム胡椒塩」をパラリと振りかければ、塩が立ってスープのうま味が一層際立ちます。アレンジを楽しみながら、手間暇かけて作られたスープまで、ごくごくと飲み干して。

『海老のフォー』1,250円

2024年5月末から、メニューに新しく仲間入りした『海老のフォー』は、鶏と海老の合わせ出汁がおいしさの秘訣。いろんな種類の海老を試した結果、風味の強い刺身用のものを使うことに決めたそう。

生食できるほど新鮮な海老を、スープにもトッピングにも使う贅沢ぶり。それだけでなく、苦みや臭みが出ないように、出汁をとる前に一度酒で炊くというひと手間もかけ、おいしさを追求しています。

海老の風味がしっかり香り、『鶏フォー』よりも食べ応えが感じられる『海老のフォー』。器の中央にどーんと豪快にのった尾頭付きの海老も、一緒に召し上がれ♪

・テイクアウトOKの『玄米バーガー』

『玄米焼肉バーガー』650円

地元産の「きぬむすめ」を使用したライスバーガーにも注目を!お米は「玄米」か「7分づき」、具材は「焼肉」(650円)か「きんぴら」(500円)から選ぶことができます。2時間浸水してから炊き上げるため、「玄米」を選んでも一粒一粒がやわらかめで食べやすいのが魅力。玄米が苦手という人にもぜひ一度試してほしいメニューです。

店主のイチオシは、上郡町で牧場が直営する「山上精肉店」から仕入れた黒毛和牛を使った『玄米焼肉バーガー』。一般的にはキメが粗く肉質が硬めと言われている牛バラ肉を使用していますが、「山上精肉店」の黒毛和牛バラ肉はやわらかくて風味豊かなのが特徴です。

ニンニクやショウガをアクセントに使ったオリジナルタレが絡まり、うま味がアップした焼肉を玄米と一緒に頬張れば、止まらなくなるおいしさです。

『玄米きんぴらバーガー』500円

ピリ辛の自家製きんぴらごぼうをレタスやマヨネーズと一緒に挟んだ『玄米きんぴらバーガー』は、食感が楽しい一品。

中までしっかり味が浸み込んだきんぴらは、だし醤油味の玄米バンズと合わないわけがありません。極めつけにたっぷりのマヨネーズとくれば、おいしさが想像できるはずです。



・カフェメニューも“体に優しい”が勢ぞろい♪

『竹炭入り玄米コーヒー』、『米粉バウムクーヘン』各450円

開店時間からラストオーダーまで、時間帯問わずオーダーできるカフェメニューも、体に優しいものが勢ぞろい。「腸活やアレルギー、持病で食事制限をしている人にも楽しんでほしい」という店主の優しさが、メニュー表からも伝わってきます。

店主おすすめの『竹炭入り玄米コーヒー』は、コーヒーという名前が付いているものの“コーヒー豆を使わないカフェインレスドリンク”。自然栽培の竹炭粉と姫路産の米を2時間以上かけて焙煎して作られたものだそう。コーヒーのほろ苦さとほうじ茶の香ばしさを併せ持っていて、コーヒーが苦手という人も飲みやすい味わいです。

『米粉バウムクーヘン』は、神河町「アグリイノベーション」のものを提供しています。ハードタイプ特有のサクサク食感が特徴です。ほんのり発酵バターの風味が香る上品な甘さで、老若男女問わず人気です。

『レモングラス×釜炒り茶』450円

熊本県「お茶のカジハラ」から取り寄せた『レモングラス×釜炒り茶』は、レモングラスの香りが鼻から抜ける爽やかな一杯。ティーカップ2~3杯分ものお茶を、たっぷり味わえるのがうれしいですね。

一般的な煎茶や紅茶と違い、茶葉自体にほんのり甘さがあるのでストレートでも飲みやすいのもポイント!ゆっくりティータイムを満喫したいときにぴったりです♪

朝と昼はフォー、食後やカフェタイムには体に優しいお茶を味わい、心と体から“疲れ”という毒素を「遠明の里 きらり」でデトックスしてあげては?

■詳細情報

■DATA

遠明の里 きらり

所在地
兵庫県赤穂市浜市488-1
電話番号
090-1591-8700
営業時間
モーニング/7:30~11:00
ランチ/11:00~16:00(L.O.15:00)
カフェ/7:30~16:00(L.O.15:00)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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