山陽電鉄広畑駅から北へ徒歩約8分。路地裏にひっそりと佇む「TANCOR1(タンコールワン)」があります。ここは、SNSで話題のワッフルチキンが自慢のカフェ&バー。午後8時から深夜まで、50種類以上のお酒と共に、ボリューム満点のワッフルチキンが味わえます。広畑エリアでおしゃれな夜カフェやお酒が豊富なバーを探している人は必見です♪
・「TANCOR1(タンコールワン)」
「TANCOR1(タンコールワン)」は、山陽電鉄広畑駅から徒歩約8分の路地裏にあるカフェ&バー。アメリカの西海岸にある隠れ倉庫をイメージした同店は、店構えからヴィンテージ感にあふれ、おしゃれな雰囲気が漂います。
営業は午後8時からスタート。駅から歩ける距離でありながら、人目につきにくい隠れ家チックな雰囲気がたまりません。
「ギャングの隠れ倉庫」というイメージのもと、店主自らの手で作り上げた店内は、トタンの壁やコンクリートがむき出しになった床など、無機質な中に味のある素材で統一されています。テーブル席のほか、お酒の瓶越しに店主やスタッフと会話が楽しめるカウンター席もあり、おひとり様でも過ごしやすい雰囲気。
パーソナルジムを運営する店主が同店をオープンしたのは、2023年5月のこと。有名なラッパーがYouTubeでワッフルチキンを食べている動画を見かけたのをきっかけに、東京の専門店へ。実際に食べて、そのおいしさに感動し、「ワッフルチキンを広めたい」という思いから、同店が誕生しました。
「TANCOR1」という名前は、店主が以前、留学先のフィリピンで出合ったビルの名前だそう。今後は飲食店というジャンルで、「TANCOR6」まで6店舗展開する予定と店主は夢を語ります。
カウンターの上にずらりと並ぶお酒は、ざっと数えても50種類以上。ウイスキーやカクテル、ジンなど、いろんな種類のお酒がそろいます。メニュー表にないものも多いので、リクエストがあれば気軽にスタッフに声がけを。
・甘じょっぱさがクセになる『ワッフルチキン』
『ワッフルチキン』1,600円
看板メニューは、円形のワッフルの上に大きなフライドチキンをのせた『ワッフルチキン』。大人の拳ほどの大きさがあるチキンが2枚ものった、豪快なビジュアルが目を引きます。
メイプルシロップをたっぷりかけるのがおすすめの食べ方。何種類も食べ比べをした中から厳選した、店主お気に入りのメイプルシロップは濃厚な甘さで、何種類ものスパイスをブレンドして作ったオリジナルの衣と絶妙にマッチ!塩気と甘み、スパイスの香りの調和によって生まれる複雑なハーモニーに、一口で虜(とりこ)になりそう。
スパイシーなフライドチキンはそのまま食べても、カリカリのワッフルと一緒に食べても絶品!ワッフルもチキンも、注文を受けてから作るため、テーブルには熱くてカリカリッとした一番おいしいタイミングで運ばれてきます。賞味期限は、ワッフルがしっとりするまでの約10分間。ぜひその時間内に、出来立てのおいしさを堪能して。
『バジルワッフルチキン』1,600円
サワークリームチーズとバジルの爽やかなコンビネーションでいただく『バジルワッフルチキン』もラインアップ。チーズの酸味がチキンのスパイシーさをマイルドに抑えることで、油っこさを感じさせないあっさりとした味付けに仕上がっています。クリーミーな完熟のアボカドも相性抜群。ちょっぴりイタリアンチックなオリジナルメニューをぜひご賞味あれ。
・食後やお酒の締めにはカフェ&スイーツを
『オレオ』1,500円
締めにはデザートワッフルが人気。食後に甘いものをちょっとつまみたいとき、お酒の後にひと息つきたいとき、仕事で疲れた体に糖分を補給したいときにぴったりなスイーツメニューです。ラインアップは『オレオ』『バナナ』『ティラミス』など、全部で7種類ほどスタンバイ。その日の気分でチョイスして♪
人気No.1の『オレオ』は、見た目よりも甘さ控えめで、ブラックココアクッキーのほろ苦さが利いたちょっぴり大人な味わいが魅力。ザクザクとした食感も楽しく、最後の一口まで楽しませてくれる一品です。
『ストロベリー』1,500円
2024年4月からの新メニュー『ストロベリー』もお見逃しなく!ワッフル一面にイチゴやカスタード、バニラアイス、ホイップ、イチゴソースを飾った、見ているだけでも乙女心が高ぶる愛らしいワッフルです。フレッシュなイチゴを使っているにも関わらず、通年メニューなのがイチゴ好きにはうれしいポイント。ソースをたっぷり絡めて召し上がれ!
『バナナジュース』800円
バナナを丸ごと1本使った『バナナジュース』は、お酒とお酒の合間の“箸休め”として。はたまたワッフルと一緒に頼んで夜カフェを楽しむのもGOOD◎。同店のものは、バナナと牛乳だけで作る一般的なレシピではなく、2種類のシロップをブレンドするのがおいしさの秘密。ベリーのような甘みをほんのり感じるフルーティーな味わいは、カクテルが得意なカフェ&バーならではの発想です。
限界まで照明を落とした無機質な空間で、喧騒から逃れるように静かにお酒がたしなめるカフェ&バー「TANCOR1」。異世界に迷い込んだかのような錯覚すら覚えるムーディーな店内で、一日を締めくくってみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年4月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。