日本最古の神社「伊弉諾(いざなぎ)神宮」の目の前にある「cafe&restaurant izana(イザナ)」。野菜をはじめ、島内にある人気店から仕入れたコーヒーやスイーツなど、“淡路の美食”を集めた淡路愛あふれるお店です。看板メニューは、麺の上に自家製ハンバーグを大胆にのせてチーズをたっぷり散らしたボロネーゼ。思わず写真に収めたくなるような映えメニューをお供に、安らぎのひとときを過ごしてみては。
・「cafe&restaurant izana(イザナ)」
「cafe&restaurant izana(イザナ)」は、淡路市にある日本最古の神社「伊弉諾(いざなぎ)神宮」の目の前にあるカフェレストラン。神社の名前の一部と、人を誘(いざな)うの意が込められた店名や、しめ縄のモチーフや佇まいから、神聖な雰囲気が伺えます。
コンセプトは「淡路島の食材やいろんなモノと出合えるカフェ」。野菜をはじめ、「ふくカフェ」や「cafe maaru」などの島内の人気店から取り寄せた“美食”とコラボしたメニューが豊富にそろいます。観光の合間や「伊弉諾神宮」へ参拝後に、おいしい食事と安らぎを求めて多くの観光客が来訪。平日休日問わず、お客さんでにぎわう人気店です。
シンプルでスタイリッシュな外観から一変、木と緑を基調としたナチュラルなインテリアで統一された店内。神社の前という立地だけでも神秘的なパワーが受けられそうですが、生き生きと茂る観葉植物からも自然のエネルギーが感じられます。この空間でひと息つき、店を後にするときには入店時よりもちょっぴり元気になっている…そんな感覚すら覚えてしまうほど。
店の中央にあるカウンターには、ハイチェアが7席ほどスタンバイ。バーカウンター風のおしゃれな佇まいで、“一人カフェ”もウキウキと気分が上がりそうですね。
店内奥には座敷も完備。全席個室なので、周囲を気にせずゆっくり食事や会話が楽しめます。個室の中は、大人が4~6人ゆったり腰掛けられるほど広々。まだ首が座っていないような小さな赤ちゃんや、長時間じっと座るのが難しい未就学の子どもを連れてでも、気負うことなく利用できるのがうれしいですね。
・“淡路島のおいしい”がギュッと詰まったカフェランチ
『イザナオリジナルボロネーゼ(サラダ付き)』1,500円
看板メニューは、「淡路麺業」の生パスタの上に特製ボロネーゼソースと自家製ハンバーグを大胆にのせたオリジナルのパスタ。ボロネーゼは、刻んだ香味野菜とミンチをワインやトマトソースと一緒に合わせた「ラグー」を麺に絡めるのが主流ですが、フォークで潰したハンバーグとソースを麺と一緒に食べるのが“izana流”です。
麺が見えなくなるまで表面にたっぷり散らしたパルミジャーノレッジャーノの中からは、濃厚なソースが絡んだパスタがお目見え。このまま食べればトマトパスタのような甘酸っぱい味わい、フォークでクラッシュしたハンバーグを一緒に口に運べばジューシーでパンチの利いた味わいが楽しめます。チーズとブラックペッパーが全体をイタリアンな味わいにまとめてくれるので、トッピングも余すことなく一緒に召し上がれ。
『淡路玉ねぎカレー』1,390円
地元の食品製造会社「沖物産」が手がけた、淡路牛のブイヨンをベースにしたご当地カレーも大人気。お米のほか、タマネギ、レタス、卵に至るまですべて淡路島産にこだわっています。
全国のものと比べても、圧倒的な水分量と糖度を誇る淡路島産タマネギ。その甘みを最大限に引き出すように、やわらかくなるまでじっくりブイヨンで煮込んだタマネギが丸ごと1個トッピングされているのが特徴です。噛んだ瞬間、果汁に近いタマネギの天然の甘みがじゅわ~っと広がり、カレーの辛さと調和。「北坂養鶏場」の半熟卵も相まって、コクが一気に増します。
・「izana」の二大スイーツ!プリンとティラミス
『自家製プリン』490円
プリンやバウムクーヘン、ワッフル、ティラミスなど、スイーツメニューも豊富なのが女性客に人気の秘密♪手作りスイーツだけでなく、「cafe maaru」のバウムクーヘンや「ふくカフェ」のワッフルを使うなど、島内にある人気店から取り寄せたスイーツを主役にしたコラボメニューもあります。
それらを差し置いて人気を集めているのが『自家製プリン』。見た目は固め、口当たりは滑らかなクラシックなタイプのプリンは、「北坂養鶏場」の純国産さくら鶏の卵と「淡路島牛乳」をたっぷり使うのがこだわり。ほんのり苦みのあるカラメルソースも、プリンとの味のバランスを考えて手作りしているんだとか。
『自家製もちティラミス』970円 ※提供は12月~5月末ごろ
大粒の求肥(ぎゅうひ)が隠された『自家製もちティラミス』は、ブドウまたはイチゴフレーバーの2種類がスタンバイ。イチゴは12月~5月末ごろまでの季節限定メニューで、シーズンになると毎年プリンと並ぶほどの人気があります。
下からイチゴ、求肥、特製ティラミスクリーム、コーヒー風味のスポンジの順に重ねられ、仕上げにココアパウダーをかければ出来上がり。スポンジに浸み込ませるコーヒーは「izanaオリジナルブレンド」を使うなど、ここにもオリジナリティーが光ります。グラスでしか提供できないほどのとろける口当たりのティラミスクリームを、旬のイチゴと一緒に味わって。
『淡路島生レモンスカッシュ』690円
島内にある「平岡農園」で育てられたノーワックスレモンを使った自家製レモンシロップのドリンクは、スカッシュ・ホットのレモネード・アイスのレモネードの3種類。レモンを皮ごと砂糖に数日漬け込み完成するレモンシロップは、スッキリとした甘さと爽やかな香りが魅力です。炭酸で割る『淡路島生レモンスカッシュ』は特にさっぱりとしていて、飲むと気分がパッと明るくなる爽快な一杯です。
『ブレンドコーヒー』590円
コーヒーは南あわじ市にある自家焙煎コーヒー専門店「BASE COFFEE」の豆を使用。栽培から収穫、輸送までを徹底管理した高品質のスペシャルティコーヒーを扱っていて、「izana」ではオリジナルブレンドのほか、「ブラジル」や「エチオピア」などのシングルオリジンも提供しています。
『ブレンドコーヒー』は、同店のスイーツに合うようにとオーダーして配合してもらったそう。焙煎の香ばしい香りがふわっと広がる香り高さは、自家焙煎コーヒーならでは。コク深い味わいが、甘いスイーツによく合います。一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹(い)れる、心のこもった優しい味わいを堪能して。
一人でふらっと、恋人と観光ついでに、ファミリーで休日のお出かけにと、シーンを問わず利用したくなる安らぎのカフェレストラン「izana」。ここに来れば、“淡路のおいしい”を一度にたっぷり満喫できるはず♪「淡路島ランチ」で迷ったときは、ぜひ足を運んでみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年3月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。