姫路から山陽自動車道で1時間弱。古くから温泉や夕日の絶景が有名な赤穂御崎ですが、オシャレな「御崎カフェ」が観光駐車場前にオープン!親切丁寧な店長が観光案内をしてくれたり、海辺散策のお供にピッタリなお弁当やバケットサンドをテイクアウトできたり、はたまた地元クラフトの赤穂土産まで揃うとあって、赤穂に来たらまず立ち寄りたいカフェです。
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海辺散策の拠点として…「御崎カフェ」
観光駐車場(無料)に車を停めると目の前にある「御崎カフェ」。昔ながらの町並みに映えるグリーンの看板が目印です。
エスニック料理店だった店をオーナー自らDIYして、猫がいるカフェとしてオープン。
その後「海ねこビーチハウス」へ猫を移動させて、2018年1月にリニューアルオープンしました。
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店内に入るとすぐカウンターがあり、軽食やドリンクのテイクアウトができます。
店長は神戸でヴィーガン料理店で働いた経験を活かし、赤穂の旬の野菜を地元農家から仕入れおいしく調理します。
※ヴィーガン料理とは、完全菜食主義者のための、肉・魚・卵・乳製品・はちみつを使わない料理
テイクアウトメインのカフェですが、2階にはゆったりくつろげる秘密の空間が。
席は10席ほど設けられていて、開放感あふれる大きな窓からは太陽がさんさんと降り注ぎます。
お店から海岸通りまでの距離は徒歩3分。
赤穂御崎に着いたらまず「御崎カフェ」に立ち寄り、海辺散策の計画を立てるもよし、テイクアウトのフードを調達するもよし、帰り際にお土産を買うもよし!
地元の漁師の腕がなる!『御崎ドッグ』
『御崎ドッグ』500円
『御崎ドッグ』は旬の海産物をフライにしてサンドします。
今の季節は地元漁師が日生(ひなせ)の海で獲ったふわふわのハモが主役。コールスローで味付けされた地元野菜のサラダとハモのフライとの相性が抜群!
バケットは“フランス人もびっくりするほど軽い食感”という意味を込めた、その名も『ビックリフランス』。「あこうぱん」から仕入れ、手間暇かけてカリッと焼き上げています。
ハモの『御崎ドッグ』が食べられるのは10月末まで。11月から3月までは牡蠣へと変わります。ハモの期間は仕入れが限られているため、売切れ御免の人気商品です。
海のデートに!“おしゃピク”セット
バスケット貸し出し(保証金あり)
海辺散策のとき利用したいのがコレ!バスケットのレンタルです。
『御崎ドッグ』500円 や『竹皮包みのおにぎり』300円、ドリンク各種300円などを詰め合わせて海に持って行けば気分は“おしゃピク”!デートにもピッタリですね。
『おにぎり弁当』 400円
おにぎり弁当のおかずは日替わり。旬の野菜を地元農家から、卵は上郡高校の養鶏場から仕入れ、地産地消に取り組む店長が毎日こだわりのおかずを丁寧に仕込みます。取材日のおかずは旬のたけのこ、フキやきんぴらごぼうなど。
味はもちろんのこと、女子にとって食べやすい量や値段も人気のヒミツ。
「おいしいものしか食べたくないですよね」というオーナーの言葉通り、素材と味にこだわった品だけが店に並びます。
この他にも、旬の素材を使ったスープも近々販売予定。昨年大好評だったという冬の人気メニュー『牡蠣チャウダー』も絶品だそう!
爽やか!稀少な『赤穂みかんのアイスクリーム』
『シャーベット』『アイスクリーム』(みかん・はっさく)350円
赤穂は知る人ぞ知る、おいしいみかんの産地。“みかん山”と呼ばれる瀬戸内海に面した山の斜面で栽培するみかんやはっさくは、市場に出回る前に地元の人たちがこぞって農園に買いにくるので売り切れてしまうそう。
味が濃く、甘みと酸味のバランスが絶妙と名高い赤穂みかんの果汁をギュッととじこめてアイスクリームやシャーベットに。
果汁が50%以上と、ぜいたくな一品。おすすめは、はっさくのシャーベット。特有の強い甘みとほんのり感じる苦みがクセになる大人な味です。
物作りの町、赤穂のお土産
1階のカウンター手前には、オーナーがセレクトした赤穂のこだわりの土産物がずらりと並びます。赤穂は物作りの町。手仕事にこだわる職人が丁寧につくった一品を選んでみては。
高い技術と手間を必要とする赤穂緞通(だんつう)は、明治初期よりこの御崎の地で織り続けられた伝統工芸。けれども、大変な手仕事ゆえに後継者が少なく、幻の緞通と呼ばれています。
そんな赤穂緞通をもっと身近に感じてもらいたいとの思いから、100年ほど前の古緞通を切り取ってリメイクした額縁が人気。
きらきら坂中腹にある「御崎ガラス舎」のガラス工芸品。お土産の品として人気の商品をセレクト。「御崎ガラス舎」の工房ではシーグラスアクセサリーや風鈴づくりができるワークショップも人気。
漆を何十回と塗り重ねてつくられる「木の意匠MURASHITA」の作品。丁寧な手仕事でつくられた品々は大量生産のそれとは違い、長く大切に使おうと思わせるような佇まい。
赤穂御崎の古き良き時代を残した町並みだからこそ映えるニューフェイス。静かで、ゆったりとした時間が流れるこの町に来れば心も身体も落ち着いて、日常の忙しさをリセットできるはず。
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2018年5月22日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。