JR東姫路駅から北へ5分ほど歩いたところに「bakeshop&cafe ularaco(ウララコ)」。「飽きのこない、毎日食べたくなるお菓子」をコンセプトに、店主が心を込めて丁寧に作るお菓子が自慢のお店です。そんな同店に2022年9月、カフェスペースがオープン!とろけるような口溶けのケーキとオリジナルブレンドのスペシャルティコーヒーを、カフェでゆっくり味わいませんか?
・「bakeshop&cafe ularaco(ウララコ)」
JR東姫路駅から北へ徒歩5分ほど。閑静な住宅街の中に溶け込む一軒家ベイクショップ「bakeshop&cafe ularaco(ウララコ)」があります。真っ白な外壁に木やグリーンが調和したナチュラルな外観から、居心地の良さや店主の穏やかな人柄が伝わってきます。
製菓学校を卒業し、神戸のパティスリーで数々の経験を積んだ店主。“春のうららかなひだまりのように、ほっと一息つけるような安らぎのお菓子や空間を提供したい”という思いを込めて「ularaco」と名付けたそう。「毎日食べたくなるような素朴さや素材にこだわったケーキや焼き菓子を気軽に買いに来てほしい」と、“ベイクショップ”というスタイルにもこだわっています。
店に入ると、正面のカウンターにショーケースや焼きタルト、エスプレッソマシーンがずらりと並び、店主がお出迎え。定番商品のほか、季節限定や気まぐれメニューなど、毎日10種類ほどのスイーツをスタンバイしています。
・カフェスペースがオープン!
2022年9月、1階と2階にカフェスペースがオープン!やわらかい日が射し込む心地良い空間で、スイーツとドリンクをゆったり味わえるようになりました。席の事前予約はできないので、気になる人は電話で混雑状況を確認してから来店を。
『イチゴのショートケーキ』580円、『ularacoブレンド(M)』420円
カフェの醍醐味は、ケーキとの相性を考え抜いたこだわりのドリンクとスイーツを一緒に味わえるということ。イートインの場合は、フルーツソースなどでプレートをかわいらしくデコレーションしてもらえるのもときめきポイントです。
ドリンクは、一杯ずつハンドドリップで丁寧に淹(い)れるコーヒーがイチオシ!『ularacoブレンド』は、西宮のスペシャルティコーヒー専門店「TAOCA COFFEE」で特別にブレンドしてもらったもので、コーヒー本来の果実感も生かしつつ、深煎(い)りでコク深く仕上げているので、同店の繊細なケーキによく合います。
『カフェラテ(M)』490円
ハートのラテアートが愛らしい『カフェラテ』も人気。同店ではエスプレッソにも『ularacoブレンド』を使用しているので、エスプレッソ特有の苦味が少なく、コーヒーが苦手な人でも飲みやすいマイルドな味わいに仕上がっています。「ミルク感を楽しんでほしい」と、カフェラテ用に牛乳を使い分けるなど、細部にまでこだわりが。ミルクのコクと甘さが際立つ自慢のカフェラテを、ぜひ一度ご賞味あれ!
・“とろけるような口溶け”が魅力の生ケーキ
『ウィークエンドシトロン』410円
※国産レモンが手に入る時期限定
看板スイーツは『ウィークエンドシトロン』。フランス生まれのレモンケーキとして知られるウィークエンドシトロンですが、一般的なものとは見た目も食感も味わいもまったくの別物!“ularacoにしかないウィークエンドシトロン”です。
ケーキの主役は、淡路島産のノーワックスレモン。香りの良い「アレンユーレカ・レモン」やジューシーな「マイヤーレモン」など、その時々で最適なレモンを厳選し、皮も果汁もたっぷり使用しています。ケーキをまとうアイシングの中には、しっとりふわふわのスポンジケーキが。スポンジケーキのしっとり感を存分に楽しみたい人は、冷蔵庫で冷やしてから食べてみて。アイシングが冷やし固まることで、食感のコントラストが増しておいしさもアップしますよ。
『ガトーショコラ』490円
チョコ好きにぜひ食べてほしいのが『ガトーショコラ』。45%、60%、69%とカカオ分が異なる3種類のクーベルチュールチョコレートをブレンドし、粉を一切使わず、ほぼチョコレートだけで作った濃厚なケーキです。蒸し焼きでじっくりと火を通すことで、生チョコのようなまったりとした食感に仕上がるそう。生クリームの上にのった3枚のチョコは、ケーキの材料となっているクーベルチュールチョコレート。1枚ずつ味わって、カカオ分の違いによる果実感の強さや苦み、ミルク感を比べてみるのも楽しいですよ。
『ピスタチオショコラ』590円
新商品の『ピスタチオショコラ』は、シチリア産のピスタチオを生地にもムースにも惜しみなく使用した贅沢なケーキで、女性客を中心に人気があります。
ローストナッツのキャラメリゼ、ピスタチオとショコラのムース、ピスタチオのムースを重ね、中に真っ赤なフランボワーズソースを隠した、見た目も味もアートなケーキ。濃厚なピスタチオの風味とクーベルチュールチョコレートのビターな香りに、フランボワーズソースの甘酸っぱさがアクセントに!舌の上にのせた瞬間、すーっと溶けるような極上の口溶けと共に、複雑なハーモニーを静かに味わってみて。
『ularacoプリン』240円
純国産鶏卵「さくら卵」と生クリームをたっぷり使ったプリンは、自宅や友人宅への手土産として人気。固まるか固まらないかのギリギリを攻めた絶妙なやわらかさを追究し、何度も試行錯誤を重ねた渾身の逸品です。
スプーンですくうと、とろっとした濃厚なプリンの中から香ばしいカラメルソースがあふれ出てくるのでご注目!生クリームや卵黄のコクを生かしたプリンは、カラメルのほろ苦さが加わることで、グッと味わい深くなります。ちょっぴりビターで大人な味わいは甘さがくどすぎず、何個でも食べたくなるおいしさです。
・フルーツをたっぷり使ったカラフルな焼きタルト
同店の焼きタルトは、フルーツをたっぷりトッピングして焼き込んだフルーティーな味わいが魅力。基本となるタルト生地は「よつ葉バター」をふんだんに使用。さらに厨房の温度や湿度管理から、こね方や焼成時間など細部に至るまで徹底し、芳醇さとサクサク感が自慢です。
『栗の渋皮煮のタルト』450円 ※秋~春ごろ限定
『栗の渋皮煮のタルト』は、ダマンド生地にもトッピングにも栗の渋皮煮をふんだんに使用した栗尽くしのタルト。和栗ペーストとアーモンドクリームを合わせた特製の栗クリームは、和栗のこっくりとした甘さが凝縮した上品な味わい。トッピングの栗の渋皮煮やクッキー生地の食感も楽しんで♪
『オレンジショコラのタルト』420円
※国産オレンジが手に入る時期限定
旬のフルーツを使ったタルトも人気。取材日は、国産オレンジが主役の『オレンジショコラのタルト』がお目見え。オレンジの爽やかな酸味とみずみずしさが、カカオの風味とほろ苦さと絶妙にマッチ!意外とさっぱりしているので、甘いスイーツが苦手の人もぺろりと食べられそう。
・焼き菓子は手土産やギフトにぴったり♪
手土産やギフトにぴったりな焼き菓子は、常時8種類ほどが棚にずらり。200円~と手の届きやすい価格もうれしいポイント。いろんな種類を買って、食べ比べも楽しんでみて。
左から時計回りに『クッキー(エスプレッソ)』230円、『ブールドネージュ』250円、『フィナンシェ』200円
クッキーは、フレーバーや形、タイプの異なるいろんな種類のものをスタンバイ。オリジナルブレンドのスペシャルティコーヒー豆「ularacoブレンド」を混ぜたエスプレッソ味のクッキーは、コーヒー豆の粒々感や苦味のアクセントが利いてちょっぴり大人な一品。アーモンド風味のクッキー『ブールドネージュ』は、舌の温度でホロリとほどけるように口溶けが良く、世代を問わず人気があります。
左から『ショコラフィナンシェ』、『フィナンシェ』各200円
運が良ければ焼き立ての『フィナンシェ』と出合えることも。発酵バターと無塩バターをブレンドした焦がしバターの甘い香りが漂う芳醇な一品です。バターと卵をたっぷり使っているので、口に入れた瞬間に崩れるようなソフトな食感も自慢です。特に焼き立ては生地の中の水分が閉じ込められているので、外はカリッと、中はしっとりとした食感が楽しめるのがポイント!見かけたときはぜひ店内で味わって。
『ギフトボックス』1,480円
焼き菓子のギフトボックスは1,500円前後と、ちょっとしたお礼やお祝い、プレゼントにちょうど良いサイズ感と価格がうれしいですね。予算や商品の希望に応じて内容を変えることもできるので、気軽に相談してみて。
・ドリンクもテイクアウトOK!スペシャルティコーヒーも
写真は左から『ワイルドベリーハイビスカス』(450円)、『カモミールティー』(450円)、『ularacoブレンドアイスコーヒー』(420円)、『アイスラテ』(490円)。このほか、紅茶専門店「マイティーリーフ」のカフェインレスハーブティーやジュースなどのドリンクメニューも豊富にそろいます。どれもテイクアウトが可能なので、帰り道のお供に一杯いかが?
ふわっと崩れるようなやわらかさや、とろけるような口溶けで五感を楽しませてくれる「ularaco」のスイーツ。日常の中の安らぎに、普段頑張っている自分へのご褒美に、感謝を伝えたい人への手土産や贈り物に、おひとつ添えてみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年2月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。