姫路市南新在家にあるベーカリー「Boulangerie ash(ブーランジェリーアッシュ)」。大手企業を脱サラしてパン職人となったオーナーが作るのは、原価をかけることを恐れず厳選した素材を使い、“本物のおいしさ”を究めることで実現できた、こだわりのパン。そのおいしさが支持され、土曜はお昼過ぎに完売してしまうほどの人気ぶり。午前が狙い目ですよ♪
・「Boulangerie ash(ブーランジェリーアッシュ)」
飾磨の旧店舗と新在家店を統合し、南新在家に移転オープンした人気パン屋「Boulangerie ash(ブーランジェリーアッシュ)」。商品クオリティーを維持し、お客さんの満足度アップにつなげたいと、思い切って1店舗に専心したんだそう。
外観や内装のデザインから寸法、素材、照明にいたるまで、オーナーのこだわりが散りばめられています。設計段階で意識したのはお客さんとの距離感。オーブンが立ち並ぶ工房からは、作業中でもお客さんやパンの様子が確認できるように小窓も設らえています。
店内はパンが主役となるよう白を基調とした、清潔感あふれるスッキリとしたデザイン。最大60種類のパンがそろう11：00前後が狙いどき。取り置きが可能なので、お目当てのパンがあれば前日までに電話予約がベターです。
・おいしさを極めた厳選素材のパンが自慢
※同店では、パンの価格表記を小数点第1位まで表示しています。会計時、合計金額で小数点以下の端数が出る場合は繰り下げとなります。
『クリームパン』237.6円
本物のおいしさを追求するため、素材選びや配合には余念なく、とことん贅沢に仕上げているのがこだわり。『クリームパン』は素材の配合はもちろん、火からおろすタイミング、銅鍋の大きさに対する仕込みの量の微調整まで、研究に研究を重ねたんだそう。
パンの中には、極限のやわらかさとプルプル食感が自慢のカスタードクリームがたっぷり。パンの風味を活かすため、甘さは控えめに仕上げています。口の中でとろける極上の口どけをぜひ一度試して。
『贅沢フランス』399.6円
フランスパン生地にドライフルーツとクルミをたっぷり混ぜ込み、「よつ葉」のクリームチーズを真ん中に包み込んで焼き上げた『贅沢フランス』。ドライフルーツとクルミは、なんと粉の1.8倍もの量が入っていて、『贅沢フランス』という名前にも納得のリッチな配合です。
断面にはドライフルーツとクルミがぎっしり！ドライフィグ、レーズン、オレンジピール、ドライクランベリーがクリームチーズの周りを色鮮やかに彩ります。クリームチーズのほのかな塩加減と、フルーツの甘味がギュッと凝縮したドライフルーツとの相性は抜群。クルミの小気味よい食感がアクセントになり、クセになること間違いなしです。ワインとのマリアージュも最高です。
・感動の食感！大きな『クロワッサン』
『クロワッサン』各313.2円
バターが命の『クロワッサン』には、北海道生乳100％の国産発酵バターを使用。クリームをじっくり発酵させることで、香り高く豊かな風味が生まれます。徹底した温度管理と時間調整の上、均一なバターの織り込み作業を行う『クロワッサン』。写真の通り均一に膨らんだ生地は、外はサクッと、中はしっとり。
高級な発酵バターを使用しているので、一日あたりの生産数に限りがあり、確実に購入するなら電話で取り置きを忘れずに。店頭受け取りは16：00までとなる日が多いので、受け取り時間も確認を。
・風味を楽しむハード系も充実♪
『ツナフランス』(313.2円)や『鳴門金時フランス』(313.2円)など、ハード系のパンも充実。フランスパンを「ブーランジェリーアッシュ」ならではの多彩なアレンジで楽しめます。
『セミドライトマトとベーコンとチェダーチーズフランス』各313.2円
トマトの濃厚なうま味が凝縮したセミドライトマトとチェダーチーズ、ベーコンをフランスパン生地にサンド。ビールにもワインにも合う一品です。チーズが溶け出して、“羽”がついているものを見つけたらラッキー！
いろいろな料理で活躍しそうな『バゲット』(388.8円)や、『よつ葉バターサンド(4個入り)』(572.4円)、『バターロール(5個入り)』(486.0円)があります。
食パンも『アッシュトースト』(410.4円)、『黒糖レーズン食パン』『黒糖レーズンブレッド』『玄米食パン』(各540.0円)、『黒糖食パン』(464.4円)と種類豊富。ちょっぴり贅沢な朝食を楽しみたいときは「ブーランジェリーアッシュ」に決まりですね。
・国産米油で作るヘルシーな『マフィン』も
『マフィン』各259.2円～
小腹がすいたときにぴったりな『マフィン』などの焼き菓子も。国産米油を使用し、バターよりも軽めに、そしてヘルシーに仕上げているのが特徴です。味は「プレーン」と「チョコチップ」の2種類。キューブチョコがたっぷり入った『チョコチップマフィン』は、チョコの甘さと食感がクセになります。
おいしさを極めて試行錯誤を重ね、材料も惜しまないところから、パンそのものへの愛はもちろんのこと、それを食すお客さんへの強い愛をも感じられます。「ブーランジェリーアッシュ」のパンが並ぶリッチな朝食で、一日をスタートしてみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
