2024年3月1日、「ル・ミトロン食パン姫路店」が店名を新たに「M'z Noa Bakery(エムズ・ノア・ベーカリー)」としてリニューアルオープン。メロンパンやクリームパンなどの年代問わず愛される定番から、デニッシュパンやオリジナルパンまで、思わず手に取りたくなるパンが約60種類もそろいます。おにぎりそっくりの新作パン『おにぎりパン』は夏休みの子どものお昼ごはんにピッタリ♪お気に入りを見つけに、親子で一緒に訪れて。
・「M’z Noa Bakery(エムズ・ノア・ベーカリー )」
山陽電鉄亀山駅から徒歩5分の場所にある食パン専門店「ル・ミトロン食パン姫路店」が、2024年3月1日「M’z Noa Bakery(エムズ・ノア・ベーカリー )」としてリニューアルオープン。食パンだけでなく、惣菜系からスイーツ系までがそろうパン屋として、装いを新たに再始動しました。
「ル・ミトロン」時代から店を任されていた店主は、やりがいを感じながらも、いつしか「フランチャイズという規定にとらわれない、自由な発想でオリジナルのパンを作りたい」という思いが強くなったのだとか。その熱意が親会社に伝わり、新たなスタートをきることになりました。
コンパクトな店内には、惣菜系からスイーツ系まで約60種類のラインアップの中から、30種類ほどのパンが並びます。10:00のオープンには全てのパンが焼きそろい、売り切れ次第終了なので、午前中の来店がおすすめです。
パンはお店の奥にある工房で、一つひとつ丁寧に焼き上げています。使うのは富士山溶岩石を使った特注の石窯。溶岩石を使うことで、遠赤外線効果で水分を保ったまま焼き上げることができ、短時間でパンを仕上げることができるそう。
・華やかなデニッシュは手土産にも◎
数あるラインアップのなかでも、パン棚でひときわ光を放っているのがお店イチオシのデニッシュ。カナダ産の最高級小麦粉とフランス産の小麦粉を独自の配合でブレンドし、生地にはバターを惜しみなくたっぷりと練り込むのがこだわり。さらに一晩ねかせることでうま味と風味を閉じ込めています。
同店のデニッシュ生地は層が厚めで、焼き立てはもちろん、持ち帰ってから食べても「サクッ」と音がなるほど軽やか。鼻に抜けるバターの香りがたまりません!
『モンブランデニッシュ』302円
なかでも人気は見た目も華やかな『モンブランデニッシュ』。自慢のデニッシュ生地の上に、甘さ控えめの自家製カスタードクリームをたっぷりとのせたら、ラム酒が香るマロンクリームと栗の渋皮煮でおめかし。モンブラン好きをも唸(うな)らす一品です。
『スイートポテトデニッシュ』、『白玉粒あんデニッシュ』各302円
さっぱりとしたサツマイモの甘さが魅力の『スイートポテトデニッシュ』や、粒あんと白玉がのった和のコラボレーションが新しい『白玉粒あんデニッシュ』など、どれにしようか迷ってしまうほど一つひとつのパンに華があります。
他では見かけないちょっと珍しい組み合わせもあるので、手土産に持って行けば喜ばれること間違いなしです♪
・夏に食べたい!見た目がキュートな『おにぎりパン』
「何かインパクトがあって、子どもが喜ぶパンはないか…」と考えていたところ、韓国でバズり中のスイーツ「おにぎりクロワッサン」からヒントを得て生まれたのが『おにぎりパン』です。食パンの生地を使うことで、本物のおにぎりのような、白くてふんわりした食感に仕上げています。
“もっちり”という言葉以外見つからない、そのキュートなビジュアルに釘付け!遊び心あふれるアイデアが光ります。
これからの季節、夏休み中の子どものランチにぴったり!いくつか購入して冷凍庫でストックしておくのもおすすめです。「お腹すいたー」と帰ってきた子どもも、これさえあれば笑顔になるはず!
『照り焼きおにぎりパン』、『枝豆チーズおにぎりパン』、
『じゃがマヨネーズおにぎりパン』各216円
定番の『照り焼きおにぎりパン』は、甘辛く煮込んだチキンが小さく刻んで入っているので食べやすいのがポイント。
『枝豆チーズおにぎりパン』は、中に入った2種類のチーズの塩味がおにぎりの塩を思い起こさせる和洋折衷な一品。おにぎりパンのお供には紅茶やコーヒーではなく、お茶が欲しくなりそう。
子どもが大好きな組み合わせ、ジャガイモとマヨネーズが入った『じゃがマヨネーズおにぎりパン』は、大きめにカットされたジャガイモがゴロゴロ入っていて食べ応え抜群!
・旬のフルーツを使った彩り豊かなタルト
『季節のフルーツタルト』378円
ケーキ店顔負けの本格タルトも種類豊富にそろえています。水分量を多めに、サクッと歯切れのよい生地の上には、アーモンドプードルをたっぷり使った香り高いダマンド生地を、その上には自家製カスタードクリームがたっぷりと。主役のフルーツと引き立てるため、甘さ、食感全てが計算されているので、バランスがよくぺろりといただけます。
中でも季節ごとに旬のフルーツを使った『季節のフルーツタルト』がイチオシ!取材日は、キウイやオレンジ、パインなど4種を使った初夏を思わせるタルトが登場。自家製カスタードとフルーツの酸味のバランスが心地よく、じめじめした梅雨の時期でもさっぱりといただけます。
他にも、『瀬戸内レモンタルト』や『和の3色タルト』(各378円)など、カラフルで魅惑のラインアップが並びます。ちょっとした手土産にもおすすめです。
「M’z Noa Bakery」という店名は、親会社の頭文字「m」と、ハワイの言葉で「自由」「解き放つ」という意味をもつ「noa」から名付けたのだとか。まさに、店主が作りたかった自由なパン作りの原点がこの店名に込められています。枠にとらわれない自由な発想のパンを求めて、亀山のパン屋さんに足を運んでみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月24日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。