【姫路】JR網干駅前に「Litt.」オープン！昼はおばんざい屋、夜はおばんざいバルとして営業♪

JR網干駅前に「おばんざい処黎兎〜Litt.〜(リット)」が、2025年11月12日にオープン。昼は15種類以上の手作りおばんざいを販売し、週末のみ夜もお酒とともに店主自慢の料理を楽しめるバルとして営業。しっかりとした味付けの中にも手作りの温かみが感じられる料理は、毎日の食卓に寄り添うような優しさが魅力。「今夜の晩ご飯はどうしよう？」そんなときは「Litt.」へ足を運んでみて。

・「おばんざい処黎兎〜Litt.〜(リット)」

2025年11月12日、「網干駅前郵便局」のすぐ西隣に「おばんざい処黎兎〜Litt.〜(リット)」がオープンしました。まちの景観にすっと溶け込むように控えめに佇む同店は、手作りおばんざいのテイクアウト専門店。週末のみ、夜もお酒とともに店主自慢の料理を味わえるバルとして営業しています。

店内へ足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、彩り豊かなおかずがずらりと並ぶショーケース。対面式になっていて、食べたいおかずをスタッフに伝えると、その場で盛りつけてくれるスタイルです。

一方、夜の店内は雰囲気ががらりと変わり、ペンダントライトが灯るシックで大人の空間に。テーブル席が配され、腰を落ち着けて、店主が腕をふるうおばんざいとお酒をゆっくりと楽しむことができます。料理のラインアップや味付けが昼とはちょっぴり異なるのも、楽しみの一つです。

「Litt.」という店名は、“少し”という意味を持つ“little” から生まれた造語。おばんざいは決して派手な料理ではありませんが、店主は「毎日食べても飽きない、日常にそっと寄り添う料理だからこそ、“小さな喜び”が詰まっているんです」と語ります。そんな“ちいさなごちそう”を心を込めて届けたいという店主の思いから、この名が付けられました。

栄養士の資格を持つ店主の前職は、保育園や施設の栄養士。献立作成から調理まで幅広く携わり、“食”に深く向き合ってきました。その経験とおばんざいが好きという思い、さらには地元に近いこの場所との出合いが重なり、お店の開業に至ったと話します。

・毎日15～20種類のおばんざいがスタンバイ！

ショーケースの中には、毎朝店主が心を込めて仕込む15～20種類ほどの手作りのおばんざいが並びます。内容は日替わりで、旬の食材を取り入れながら、どの家庭の食卓にも寄り添えるよう、甘味・辛味・酸味など味のバランスにも配慮。味のテイストが重ならないよう工夫されている上、毎日通っても飽きのこない、バラエティー豊かな内容になっています。

『鯖南蛮』(1パック)700円

子どもの“魚離れ”が深刻化している昨今。同店では、子どもはもちろん、一人暮らしの年配客まで幅広い世代が食べやすいよう、骨抜き処理を施したサバを使った南蛮漬けを用意しています。

揚げ焼きにすることで油っこさを抑え、後味はあっさり。濃いめに仕立てた南蛮酢に、タマネギ、ニンジン、ピーマンの3種の生野菜を合わせ、シャキッとした歯応えをプラス。サラダ感覚でサッパリといただける一品です。

『サツマイモの塩バター炒め』(1パック)450円

人気を集め、定番になりつつあるという『サツマイモの塩バター炒め』は、おかずとしてはもちろん、おやつにもぴったりの一品。サツマイモの品種はその時々で変わり、取材日は蜜芋で知られる「安納芋」でした。一度バターで揚げ焼きにしたサツマイモに、たっぷりの三温糖を絡め、絶妙な量の塩で仕上げ。甘じょっぱさが絶妙で、思わず箸が進む味わいです。

『キッシュ』(2個)550円

約5種類の具材が入った具だくさんの『キッシュ』も、人気メニューの一つ。カラフルな見た目に加え、食べる場所によって異なる食感や味わいが楽しめるのも魅力です。卵液にはシュレッドチーズがたっぷり使用されているため、ケチャップなどの調味料に頼らずともコク深く、しっとりとしたジューシーな味わい。卵焼き感覚で野菜をたっぷり摂れることから、子どもや小さな子を持つ親世代からの支持も集めています。