2023年3月8日、福崎町にオープンした「mimosa primavera(ミモザ プリマヴェーラ)」。同町で人気のイタリアンレストラン「Pizzeria da FIORE(ピッツェリア・ダ・フィオーレ)」の店主の奥さんが営むパティスリーで、上質な素材を使ったケーキとジェラートが自慢です。地元産のもち麦を使った“福崎町スイーツ”もスタンバイ!ミモザのように美しく繊細なスイーツをご賞味あれ♪
・「mimosa primavera(ミモザ プリマヴェーラ)」
JR播但線福崎駅から徒歩15分ほど、車では中国自動車道福崎ICから約5分の場所に「mimosa primavera(ミモザ プリマヴェーラ)」がオープン!同店を営むのは、店のすぐ横にある福崎町で人気のイタリアンレストラン「Pizzeria da FIORE(ピッツェリア・ダ・フィオーレ)」のオーナー夫妻。「パティシエの奥さんが営むケーキ店をいつか持ちたい」という夫婦そろっての念願の夢を、2023年3月8日の「ミモザの日」に叶えました。
店名の「ミモザ」は、春が来たことを告げる“幸せの花”。「感謝」や「友情」といった花言葉を持つ黄色い花です。イタリア語で「春」を意味する「プリマヴェーラ」と合わせた店名には、「春の訪れをお祝いしましょう」という明るく前向きな気持ちが込められています。
店名はもちろん、店のいろんな場所にミモザの花が散りばめられたかわいらしい店内。大きな窓から日がたっぷり差し込み、明るく心地よい空間が広がります。オープンしてしばらくはテイクアウト販売のみですが、いずれは2階にカフェスペースを作ったり、姉妹店の「ピッツェアリア・ダ・フィオーレ」でもスイーツを食べられるようにすることも検討しているそう。最新情報は公式Instagramをチェックして。➡︎公式Instagramはこちら
ショーケースの中には、10種類ほどのケーキがずらり。『パンナコッタ』や『ミモザ』といったイタリアンレストランの姉妹店らしいイタリア発祥のスイーツや、タルトやムースなどのフルーツやクリームで彩った華やかなスイーツがラインアップ。姉妹店の名前にある「花」を表すイタリア語「フィオーレ」をイメージし、カラフルな色合いや花びらの装飾で、花のような美しさを表現しています。
・「花」をイメージした自慢のスイーツ
『ミモザ』520円
看板スイーツは、ミモザの花をイメージしたイタリアで愛されるケーキ『ミモザ』。スポンジ、ムース、カスタード、生クリームを重ね、仕上げにふわふわのスポンジをのせた一品です。ムースと中のフルーツは、その時々で季節のものに変わるそう。取材日は、福崎町の「高井農園」のイチゴが主役!口当たりなめらかなムースを、崩れそうなほどふわふわのスポンジが包み込む繊細な食感に、思わずうっとり♪一口食べただけで笑顔がこぼれる『ミモザ』は、まさに同店の看板スイーツにふさわしい“幸せを運ぶスイーツ”です。
『カンノンチーニ』各299円 ※1日50個限定
1日50個限定の『カンノンチーニ』は、早めに来店して必ず手に入れたいイチオシのスイーツ。一層一層が薄く、サクサクとした自家製のパイ生地をコルネ状に手作業で巻き上げ、中に特製のカスタードクリームをたっぷり詰めれば完成です。サクッと軽い食感の後に続く、まったりと濃厚な食感とカスタードの豊かな風味がやみつきに。注文をしてからクリームを詰めてもらえるので、買った直後はパイ生地のサクサク感が、少し時間が経てばクリームがなじみ、しっとりとした食感が楽しめます。
『ジャスミン』570円
紅茶を使ったムースケーキはよくありますが、ジャスミンの茶葉を使ったケーキを見たことは少ないのでは?『ジャスミン』は、「花をイメージした同店にぴったりな香り高いスイーツを作りたい」との思いで生まれた、パティシエのこだわりが詰まったケーキです。ジャスミンのムースだけでなくミルクチョコムースを重ねることで生まれる、断面の美しいグラデーションと香りと甘さのハーモニー、すっと溶けるような口溶けが魅力です。卓越した技術とセンスが光るムースケーキは、優雅なカフェタイムにふさわしい一品です。
『福崎ティラミス』540円
同店ではフルーツのほか、地元の特産品を使ったスイーツもスタンバイ。中でも『福崎ティラミス』は、スイーツには珍しい福崎産のもち麦を使ったティラミスです。もち麦を使ったビスキュイ生地には、ナポリのコーヒーメーカー「Passalacqua(パッサラクア)」の豆を使ったエスプレッソとマルサラ酒を浸み込ませるのがポイント!その上には、カップに入れないと流れ出るほどトロトロのマスカルポーネクリームがたっぷりとのっています。スプーンを入れると、中からコーヒーのジュレがお目見え。本格的な味わいやとろけるような口当たり、さまざまな隠し味など、細部に至るまでこだわりが満載です。
『パンナコッタ』420円
引き込まれるようなライチゼリーの透明感に心を奪われる『パンナコッタ』も人気。下からマンゴーソース、パンナコッタ、フルーツ入りライチゼリーの順に重ねられ、どの角度から見ても美しく華やかです。ゼリーのつるんとした喉ごしの良さに負けないくらいに、パンナコッタもなめらか。甘さもほどよくフルーティーで、食欲のない日や満腹時でもペロリと完食できそう。
・イタリアンレストランの姉妹店が作る本格イタリアンジェラート
「イタリアンレストランの姉妹店だからこそ、本格的なイタリアンジェラートのおいしさをお客さんに伝えたい」との思いで、イタリアから直輸入した材料や、地元農家から直接仕入れた新鮮なフルーツを使った自家製ジェラートも販売しています。
ラインアップは、10種類の定番フレーバーと2種類の季節限定フレーバーを合わせて約12種類。『1種盛(Una)』(350円)か『2種盛(Due)』(500円)から選べます。12歳以下の子どもには、値段もサイズもちょっぴり小ぶりな『バンビーノ』(200円)も用意しています。
『2種盛(イチゴのソルベ/もち麦ミルク)』500円
※『イチゴのソルベ』は12月末~5月上旬ごろ限定
店主のイチオシは、12月末~5月上旬ごろまでの期間限定で販売する『イチゴのソルベ』と、地元産のもち麦を使った『もち麦ミルク』。福崎町「ひいな農園」の完熟イチゴをたっぷり使った『イチゴのソルベ』は、イチゴをそのまま食べるよりも甘さが凝縮されていて濃厚!果肉をかじったときにジュワッとあふれ出るようなジューシーさも楽しめます。
『もち麦ミルク』と『もち麦茶』は、もち麦を使った一風変わったフレーバー。もち麦とジェラートという想像もつかない組み合わせですが、もち麦にはほうじ茶のような芳(かんば)しさがあり、濃厚なミルクジェラートと相性抜群!もち麦独特のモチモチとした食感を楽しむなら『もち麦ミルク』を、ミルクティーのようなコクを楽しむなら『もち麦茶』を選んで。
『1種盛(ジャンドゥーヤ)』350円
イタリアから直輸入したジャンドゥーヤペーストを贅沢に使用した『ジャンドゥーヤ』は、ヘーゼルナッツの香ばしさや風味が際立つリッチなフレーバー。一口で満足感を感じられるほどねっとり濃厚で、甘党にはたまりません。イタリアンジェラートの鉄板『ジャンドゥーヤ』で、ヘーゼルナッツとチョコの甘いハーモニーを楽しんで♪
・焼き菓子はギフトや手土産に◎
ギフトや手土産にぴったりな焼き菓子も常時10種類ほどスタンバイ。イタリア菓子やフランス菓子など、ヨーロッパ発祥の焼き菓子を豊富に取りそろえています。人気No.1は、バターが香る『フィナンシェ』(200円)。惜しみ無くバターを使った同店のフィナンシェは、一食の価値ありです!
焼き菓子は、5個入り(1,050円)からギフト販売もしています。大切な人に感謝の気持ちを伝えたいときやがんばった自分へのご褒美など、ちょっとしたときのプレゼントにぴったり♪
イタリアレストランの姉妹店らしいイタリアンドルチェや花のように美しいケーキ、福崎町産の素材を使った地元色あふれるジェラートなど、さまざまなスイーツが出迎えてくれる「ミモザ プリマヴェーラ」。新メニューやカフェ営業など、今後の動向にも期待が募りますね!
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年3月19日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。