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【たつの】「くりすチェスナッツ」のモンブランかき氷が話題沸騰♪和栗を使った新スイーツも

たつの市新宮町の国道179号線沿いにある和栗加工品販売店&カフェ「くりすチェスナッツ」。秋は焼き栗、冬から夏にかけては和栗をはじめとした地元食材を使ったスイーツや手練りわらび餅を販売しています。毎年6月中旬〜9月末まで登場する「モンブランかき氷」と秋限定の「モンブラン」が同店の名物!ドライブがてら栗を堪能する旅に出かけてみては?

・「くりすチェスナッツ」

たつの市新宮町、国道179号線沿いで土・日・祝日だけ営業する栗加工販売店&和カフェ「くりすチェスナッツ」。すぐそばに栗栖川(くりすがわ)が流れるこの場所で、栗を使った地域活性化を図りたいと2022年にオープン。今では栗だけに限らず、この地域で採れるフルーツを使ったスイーツも手がけ、地産地消に励んでいます。

店内はテーブルや座敷、カウンターなど、さまざまなタイプの席があり、料理店だった面影が残る和風なインテリアで統一されています。席の間隔が広く、ベビーカーや車いすでも気兼ねなく入店できるとあって、カップルから友人同士、ファミリーまでさまざまなお客さんの姿が見られます。

東側のテーブル席は、窓越しに茂る木々や草花を眺めながらくつろげます。晴れた日は温かな日差しも入り、より一層居心地が抜群です。


・手土産に人気の和栗スイーツ

同店のこだわりは、たつの市新宮町で採れたものをはじめとした和栗を使用すること。ぼってりとサイズの大きいものを厳選し、一個ずつ手作業で皮をむいて渋皮煮に。5台以上もの専用の冷凍庫で一年分の栗をストックし、“無くなったら作る”というサイクルを保ちながら、常に新鮮な栗の渋皮煮を常備しています。

『渋皮煮のプリン』470円

自家製渋皮煮は瓶での販売のほか、スイーツにも使用しています。人気No.1の『渋皮煮のプリン』は、オープン当時からの看板スイーツ。「2022年西播磨フードセレクション」や「五つ星ひょうご」にも選ばれ、今や播磨エリアを代表するスイーツになりました。

地元の「中山養鶏場」の新鮮な卵、生クリーム、三温糖など、厳選素材を使用したリッチな一品で、2層に分かれた美しいグラデーションがおいしさの証拠。渋皮煮をたっぷり使っているので栗が沈殿し、自然と層ができるそう。丁寧に裏ごしされた滑らかな口当たりが、栗の濃厚な味わいを引き立てます。

『渋皮煮と米粉のパウンドケーキ』(1本)1,100円 ※9月中旬~1月ごろ限定

生地に細かく刻んだ栗の渋皮煮と渋皮煮のシロップ、大粒の栗の渋皮煮をごろりと混ぜ込んだ、栗好きのためのパウンドケーキ。手に持つとずっしりとしていて、材料の約半分が栗を占めるというのも納得です。米粉を使用しているので食感はもっちり、そして後味はあっさり。地元農家「新千農園」の米粉を使用するなど、ここにも地元愛が込められています。

『渋皮煮のジャム』500円、
『渋皮煮』(225g)700円/(450g)1,300円

スイーツに使っている『渋皮煮』や、渋皮煮を使ったジャムは手土産として人気。和栗と三温糖とラム酒をじっくり煮て作られた『渋皮煮』は一粒一粒、形や大きさまでチェックされていて、粒のそろったきれいな栗がたっぷり入っています。

煮汁はそのままお菓子作りに使ったり、煮詰めてシロップにしたりと、使い方はさまざま。甘さ控えめなので、どんな料理やスイーツにもアレンジしやすいのが魅力です。

『焼き栗』1カップ(5〜6個)350円、300g(15〜16個)1,000円 ※10~12月ごろ限定

10月は店先で、11月と12月は店内レジ横で販売される『焼き栗』は、毎年この時期を首を長くして待っているファンが多い人気商品。焼き立てはホクホクで甘みが格別!シンプルだからこそ、和栗そのものの風味をダイレクトに堪能できますよ。

・和栗を使った新作スイーツも続々登場!

左から『マロンパフェ』800円、『マロンチョコシェイク』450円

オープン当初は10~12月だけしか食べることができなかった同店の和栗スイーツが、ついに年中味わえるようになりました!持ち運びしやすいカップスイーツはドライブのお供にもGOOD♪

モンブラン好きがこよなく愛する『マロンパフェ』は、下からキャラメル風味のシャーベット、栗の渋皮煮プリンのシャーベット、スポンジ、ホイップ、バニラアイス、チョコグラノーラ、チョコソースの順に重ねられていて、仕上げには豪快に焼き栗のモンブランをオン!

食べても食べても栗!栗!まさに栗尽くしのスイーツです。底に潜んでいる2種類のシャーベットのシャリっとした食感と冷たさが、ラストスパートの盛り立て役。キャラメルプリンのようなこっくりと甘いハーモニーがたまりません。

『マロンチョコシェイク』450円

「栗の渋皮煮プリン」を凍らせたシャーベットに牛乳とチョコレートソースを合わせてミキサーしたシェイクは、ほのかに舌の上で感じる栗の風味がクセになります。チョコレートに味が負けず、しっかり栗の存在感が残っているのは、風味豊かな和栗ならでは。ひんやり冷たいシェイクで、暑さを吹き飛ばして♪

『渋皮煮のミルク煮ワッフルアイス』400円

2024年6月15日(土)から『渋皮煮のミルク煮ワッフルアイス』も販売スタート!昨秋人気だった「栗のガトーショコラ」をアイスにアレンジしたスイーツで、店内でもテイクアウトでも楽しめます。チョコ風味の栗アイスの下にはホイップとマスカルポーネクリームがたっぷり。トップに飾られた、かわいらしい栗型のパイでディップしながら食べるのもおすすめです。

このほか、1~3月「モンブランミルフィーユ」、4~6月「パンケーキ」、7~9月「かき氷」、10~12月「焼き栗」と「モンブラン」というように、3カ月に一度、内容が変わる期間限定スイーツもあります。



・夏季限定のかき氷も栗ざんまい!

『栗屋さんのモンブランかき氷』1,500円 ※7~9月限定

7~9月の夏の間は、和栗を使ったかき氷が登場します。中でも『栗屋さんのモンブランかき氷』がイチオシ!3日かけて炊き上げる渋皮煮をはじめ、渋皮煮のペースト、渋皮煮アイス、焼き栗ペーストと栗のシロップなど、和栗専門店にしか作れない栗ざんまいの一品です。

トッピングは、ほうじ茶風味のホイップクリームに「手練りほうじ茶わらび餅」、「ホワイトチョコのムース」など、栗と相性のいいものばかり。特製和栗シロップをかければ味変も楽しめます。

『渋皮栗のミルク煮かき氷』1,000円

毎年少しずつパワーアップする同店のスイーツメニュー。かき氷も年々グレードアップし、オリジナリティーに磨きをかけられています。

2024年のニューフェイスは『渋皮栗のミルク煮かき氷』!自家製栗の渋皮煮をチョコや栗風味のソース、自家製コーヒーゼリーといったトッピングと一緒に楽しめる、栗専門店らしい独創的なアイデアに注目です。こっくり甘い栗の後にコーヒー、チョコ、ミルクと、味わいの変化の連続に驚かされ、最後の一口まで飽きのこない一品。栗のおいしさをいつもと違ったテイストで味わってみては?

『白いモンブランかき氷』1,200円 ※7~9月限定

地元の特産品「揖保乃糸(いぼのいと)」のそうめんに見立てた、目にも楽しい真っ白なかき氷は、SNSでバズった話題のかき氷。たつの市にある「森口製あん」の白あんをベースにした白モンブランに、思わず釘付けになること間違いなしです。

氷の中には、抹茶ホイップクリームと粒あんソースが包まれたクレープが隠れています。別添えの「手練り抹茶わらび餅」と自家製抹茶蜜と合わせながら、和と涼を感じて。

・和カフェの看板スイーツは手練りの『わらび餅』

『生わらび餅』500円

同店のもう一つの名物は、店主が毎朝手練りする『生わらび餅』。練れば練るほど粘りが出てくる本わらび餅粉をしっかりと練っているので、独特のもっちりとした弾力と伸びの良さが特徴です。ラインアップは、『黒豆きな粉』と『宇治抹茶』の2種類。どちらも甘さ控えめで、ペロリと平らげてしまえます。

宇治抹茶の良い香りがふわっと鼻をくすぐり、食べる前から心を和ませてくれる『宇治抹茶』。優しい甘さとコクが特徴的な三温糖を使い、甘さを最小限に抑えているのがこだわりです。口いっぱいに広がるほろ苦くも豊かな抹茶の香りをじっくり味わって。

和栗を年中楽しめるのは加工品販売店の「くりすチェスナッツ」ならでは!休日にたつの市新宮町へ遊びに訪れたときは、気軽に立ち寄ってみて♪

■詳細情報

■DATA

くりすチェスナッツ

所在地
兵庫県たつの市新宮町福栖253-2
電話番号
0791-60-3265
営業時間
10:00~17:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年6月12日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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