姫路の市街地から少し離れるだけで、一気にのどかな雰囲気に包まれる夢前町。書写山からの壮観な見晴らし、ゆったりつくろげる温泉、地元食材を使ったグルメ、地酒など、立ち寄りたいスポットがたくさん!夢前川沿いの田園風景を楽しみながらドライブを満喫できるおでかけコースを紹介します。
書写山圓教寺
まず訪れたいのは、西国二十七番札所として全国から参拝者が訪れる書写山圓教寺。
「書写山ロープウェイ」で山麓駅から山頂の山上駅まで空宙散歩を楽しめます。心地よい風を感じながら、標高371mの山頂から瀬戸内海を眺めれば気分爽快。
※現在、書写山ロープウェイでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ソーシャルディスタンスの確保や従業員のマスク着用等の対策をして運営中。乗車の際はマスクの着用等の協力をお願いします。
山上駅から奥深い参道を30分ほど歩くと、圓教寺の中心をなす「摩尼殿(まにでん)」へ。さらに奥へ進むと、国重要文化財である「大講堂」や「食堂」が並ぶ広場に出ます。
静寂な雰囲気のもとに身を置き、しばらく日常を忘れて心をリセットしてみては?
■DATA
書寫山 圓教寺(しょしゃざん えんぎょうじ)
- 所在地
- 兵庫県姫路市書写2968
- 電話番号
- 079-266-3327
- 営業時間
- 【入山時間】8:30~17:00(ロープウェイ運行時間にあわせて変動あり)
農家レストラン 且緩々
書写山を散策したあとは、おいしいものを求めて雪彦山(せっぴこざん)のふもとへ。
廃園になった幼稚園をリノベーションした農家レストラン「且緩々(しゃかんかん)」。
地元で採れたフレッシュな野菜や上質なハーブを使ったランチをビュッフェ形式で堪能できます。
ビュッフェスタイルのランチは90分一般2,000円。
彩り豊かな料理、約20種類がずらりと並び、どれを選ぶか迷ってしまいそう。自然に囲まれて、ゆったりとした気分で味わうランチは格別です。
予約制なので、予定が決まったら早めの予約がベター。
ビュッフェランチの終了30分前から15分間は、1,000円でテイクアウト用の容器にお気に入りの料理が詰められます。鮮度抜群で栄養満点のおかずが家庭でも味わえますよ。
また、香寺ハーブ・ガーデンの商品や地元野菜が購入できる直売所が併設されています。土日は買い物目的で訪れるお客さんで賑わいます。
■DATA
農家レストラン 且緩々(しゃかんかん)
- 所在地
- 兵庫県姫路市夢前町山之内乙120-1
- 電話番号
- 079-338-0510
- 営業時間
- ショップ/10:00~17:00
レストラン/11:15~14:45(最終入店 13:15)
※ビュッフェは90分制の完全予約制 - ※最新情報はfacebookで確認を。
夢乃井
次の目的地は、2016年兵庫版ミシュラン3つ星に選ばれた旅館「夢乃井」へ。
姫路城の瓦と同じ素材を使用し、城壁をイメージしてデザインを施(ほどこ)した露天風呂が自慢です。気軽に立ち寄れる温泉施設は、ジェットバスやジャグジー、炭酸風呂など多彩。心ゆくまでリラックスできる空間になっています。
また、本格的なマッサージチェアやセルフカフェを設けた湯上り処もあり、入浴後は中庭の四季折々の風景を眺めながらくつろぎのひとときを過ごせます。
播磨のこだわり食材を使った料理や多彩な宿泊プランも用意されているので、こちらもチェックしておきたいですね。
■DATA
里湯ひととき 夢乃井
- 所在地
- 兵庫県姫路市夢前町前之庄187
- 電話番号
- 079-336-1000
- 営業時間
- 【日帰り温泉】
11:00~14:30(最終受付14:00)
※平日は15:00~21:00(最終受付20:00)も利用可。※満室の日を除く
【宿泊】チェックイン15:00/チェックアウト翌10:00
【ダイニング康貴】11:30~14:00(L.O.13:30) ※金曜定休
壺坂酒造
最後は1805年創業の歴史ある酒蔵「壺坂酒造」でお土産をゲット。
酒米の最高峰といわれる「山田錦」と雪彦山の清水を使用し、夢前の風土をいかした昔ながらの自然発酵で製造しています。
「雪彦山」や「金壺」などの清酒のほか、リキュールやなでしこ酵母酒などを製造、販売。
『凍らせゆず酒』360円
ゆずと梅のリキュールをシャーベットにした「凍らせゆず酒」と「凍らせ梅酒」は、暑い日にぴったりのお土産!
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年8月28日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。