山陽姫路駅から西へ歩いて5分ほどの場所にある「JUICY(ジューシー)」。サンドメニューをテーマに、バターサンドやサンドイッチなど、さまざまな商品を打ち出しています。1週間に約3,000個も売れた『オリジナルバターサンド』は要チェック!小腹がすいたときやランチには、自家製の具材をふんだんに使用した「バインミー」や、広島県産レモンを使った大人な『レモネード』でエネルギーチャージを!
「JUICY(ジューシー)」
山陽姫路駅から西へ徒歩5分。昔ながらの下町商店街の面影が色濃く残る忍町で、ひときわ目を引くオシャレなお店が「JUICY(ジューシー)」です。エメラルドグリーンのテントに、白ののれんが目印。
姫路市白銀町にある、レモンサワーと餃子が自慢の居酒屋「バックヤードキッチン」の姉妹店として、2020年11月にオープン。「手間暇かけて“本当においしいもの”を提供すること」にこだわり、手の込んだ自家製料理が楽しめます。
店内はわずか6席ほどのコンパクトな作りなので、おひとり様でも気軽に立ち寄れるカジュアルさも魅力。白を基調とした明るく清潔感のあるインテリアで、居心地抜群。全席対面カウンターなので、お店の人とお客さんとの距離が近く、会話も気兼ねなく楽しめそうですね。
手土産におすすめの『オリジナルバターサンド』新味も登場♪
『オリジナルバターサンド』280円〜
「JUICY」の料理のテーマは“サンド料理”。バインミーやバターサンドなど、さまざまな形のサンドメニューが楽しめます。今後も新たなサンド料理に挑戦し、メニューをアップデートする予定なんだそう。
『オリジナルバターサンド』は、「山陽百貨店」の催事で、1週間に約3,000個も売れたことがある人気商品。味は常時6種類以上で、季節ごとに期間限定フレーバーも登場します。写真は左から『サツマイモ』(350円)、『チョコレート』(330円)、『レモンチーズ』(280円)、『抹茶あずき』(330円)、『ラムレーズン』(280円)、『ピスタチオ』(380円)。
秋は鳴門金時と宮崎紅(みやざきべに)をブレンドした『サツマイモ』。2種類のサツマイモ本来の甘さを生かしたホクホクとした味わいは、クリーミーなスイートポテトのよう。冬は国産イチゴを使った『イチゴ』など、フルーツを使ったフレーバーも楽しめる予定です。
『オリジナルバターサンド』は完成するまでに、半年以上も試作を重ねたんだそう。しっとりとした自家製クッキーにふんわり軽い特製バタークリームがたっぷりサンドされています。
厚さはなんと3cmで極厚!これだけたっぷりのバタークリームを使っていても、ぺろりと食べられるのは、丁寧にホイップすることで空気をたくさん含み、口どけが良いから。
クッキーは、国産バターをふんだんに使用し、小麦粉や卵となじむまでしっかりと手で混ぜるなど、手間を惜しまず心を込めて作られています。
定番は『チョコレート』『ラムレーズン』『レモンチーズ』の3種類。『チョコレート』は、「バンホーテン」の純ココアをクッキー生地に混ぜ込んだココアクッキーで、クーベルチュールチョコから作ったバタークリームをサンド。2種類のクーベルチュールチョコを使用し、カカオの香りが強くビターでちょっぴり大人な味わい。
『レモンチーズ』は、国産の純ハチミツや国産クリームチーズなど、厳選素材を贅沢に使用。レモンとクリームチーズの酸味が効いた爽やかな味わいで、子どもにもおすすめです。
「カランツレーズン」と「カリフォルニアレーズン」の2種類のレーズンとナッツを、特製バタークリームに混ぜ込んだ『ラムレーズン』のバターサンドは定番人気のフレーバー。
レーズンは店内でラム酒に漬け込んでいるので、口に入れた瞬間ふわりとラム酒の風味が広がります。ナッツのカリッとした食感と香ばしいアクセントも相まって、一度食べるとやみつきになること間違いなし。
2021年9月から、定番フレーバーに新しい味が2種類仲間入り。1つ目は、バタークリームの中だけでなく、側面にもピスタチオをまぶした“ピスタチオ尽くし”な『ピスタチオ』。甘さ控えめなバタークリームが、ピスタチオのコクと風味を引き立てます。
若草色とあずき色の美しいコントラストが特徴的な『抹茶あずき』は、あんバター好きにはたまらない一品。抹茶の風味を生かした自家製クッキーは、粒あん入りのバタークリームと相性抜群です。
『オリジナルバターサンド』は4個以上の購入で、箱詰めしてくれるので手土産にもぴったり。今後は、「ムサシオーブンデパート」などのイベント出店やオンライン通販も予定しているそうなので、遠方の人も手に入れるチャンスが訪れるかも。気になる人は公式Instagramをチェックしてみて。➡︎公式Instagram
ベトナムのサンドイッチ「バインミー」が自慢!
SNSで話題の「バインミー」も人気。バインミーとは、ソフトフランスパンに野菜やハーブ、肉や魚などの具材を挟んだベトナム発祥のサンドイッチのこと。同店では、なますやハム、角煮などすべての具材を手作りしているのがこだわりです。
自家製の具材をこぼれんばかりにサンドしているので、女性だと大きな口を開けても入りきらないほどのボリューム。「いろんな味をちょっとずつ試したい」という人や少食の人には、ハーフサイズがおすすめです。
『ベトナムハムのバインミー』600円
人気No.1は『ベトナムハムのバインミー』(1本600円、ハーフ350円)。レバー嫌いのシェフが作る自家製レバーパテは、豚レバーの臭みが一切なく、とってもクリーミー。ベトナムで主流のベトナムハムも、豚ミンチや背脂をこねて一から手作りしています。
ふわっとやわらかいベトナムハムの食感とシャキシャキとしたなますの食感、それを包み込むソフトフランスパンのハードな食感は三位一体。かむたびに変わる風味と食感の違いを楽しんで。
『鯖(さば)のバインミー』700円
「バインミーを食べてみたいけど、異国色が強い味は苦手」という人は、鯖(さば)の竜田揚げがごろっと入った『鯖(さば)のバインミー』(1本700円、ハーフ400円)がイチオシ!珍しい和とエスニックの組み合わせですが、レモンの酸味がアクセントとなって、テイストの異なる2つの味を調和させ、絶妙ハーモニーを奏(かな)でます。
パクチー抜きのオーダーもOK。ですが、パクチー嫌いの店長が、具材の甘味と酸味、パクチーとのバランスにこだわり、パクチーのクセが抑えられて食べやすいのが特徴です。パクチー嫌いもぜひ、鼻から抜けるエキゾチックな香りを試してみて。
広島県産レモンを使った『レモネード』も人気
『レモネードソーダ』450円
ドリンクメニューは『レモネード』(450円)『レモネードソーダ』(450円)『ピンクジャスミンソーダ』(450円)『ジャスミン茶』(450円)『バナナスムージー』(600円)の5種類で、すべてテイクアウトOK。中でも、自家製レモンシロップを使った『レモネード』と『レモネードソーダ』が自信作だそう。
素材からこだわり、国産レモンが出回る季節は、広島県の契約農家から仕入れたノンワックスレモンを使用。シロップに数日漬け込んだレモンを皮ごとミキサーで粉砕しているので、レモンの皮まで楽しめる一杯です。レモンの苦味や渋味を生かし、レモンサワー風に仕上げた“大人なレモネード”は、お酒好きは特に気に入るはず。
オリジナルバターサンド、バインミー、ドリンクとテイクアウトメニューが充実している「JUICY」。晴れた日は外で、休みの日は自宅でも味わってみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年9月8日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。