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2024.6.4
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【西脇】「spicecurry moco」移転オープン!彩り豊かなスパイスカレーを週替わりで

姫路駅前で“間借りカレー屋”から始めた「spicecurry moco(スパイスカレー モコ)」が2024年5月3日、JR西脇市駅から徒歩10分ほどのところに移転オープン!野菜の出汁“ベジブロス”をベースに、数種類のスパイスをブレンドして作る同店のカレーは、香り豊かでピリッと刺激的で次の一口がほしくなるクセになる味わい。テイクアウトもできるので、自宅でも本格カレーも楽しんでみては♪

・「spicecurry moco(スパイスカレー モコ)」

「spicecurry moco(スパイスカレー モコ)」は、カレー専門店が多い西脇市に新しくできたスパイスカレー専門店。以前は各線姫路駅前にある商業施設の一角で間借り営業をしていましたが、2024年5月3日にこの場所に移転オープン!移転を機にロゴも新しくなり、まっさらな気持ちで再スタートを切りました。

元々畳屋だったという古風な民家を、すぐ近くにある人気カフェ「シネマコーヒーアンブレラ」のオーナーやアトリエ「MAISON QYC」の店主にプロデュースしてもらい、おしゃれな空間へと生まれ変わりました。空間コンセプトは「カレーの研究所」。どこか奇妙だけど洗練されたインテリアに、なんだかちょっぴりドキドキします。

キッチンを囲むように7席、壁際には4席のイスがスタンバイ。カウンターテーブルは足場板を使って特別に作ってもらったもので、使い古された独特の風合いやペンキの汚れがいい味に。アンティーク好きにはたまりません。

コンセプトをイメージし、「MAISON QYC」に作ってもらったオリジナルの照明は、よく見ると試験管やビーカーといった理科室の備品を組み合わせたもの。フラスコのガラスが光を反射し、幻想的な明かりを灯します。ほかにも、懐中電灯に電球を埋め込んだ照明もあるので、店内をくまなくチェックしてみて♪


・カレー好きの店主が捧げる彩り豊かなスパイスカレー

『あいがけ』1,500円 + 『スパイスたまご』150円

カレーのメニューは『1種のみ』と『あいがけ』のみで、ルーは常時2種類が週替わりで登場します。定番は『mocoチキン』と『自家製梅酒の利いたポークビンダル』。基本はこのどちらか1種と週替わり1種が、まれに定番2種がメニューに並びます。

2種類あるカレーから1つに絞れない人には『あいがけ』がおすすめ。異なる味を一度に楽しめる欲張りなプレートです。黄色く染まったターメリックライスを挟むように盛り付けられた2種類のカレーは、それぞれ別に味わってみるのもよし、一思いに混ぜてハーモニーを楽しむのもよしです。

同店の顔である『mocoチキン』は、紅茶と野菜の出汁“ベジブロス”をベースにした優しい味わいのカレー。ピリッと汗ばむような辛さの奥に、鶏のうま味がしっかりと感じられます。このカレーには、常備している15種ほどのスパイスから10種ほどをミックス。スパイスの複雑なハーモニーがたまりません。

『自家製梅酒の利いたポークビンダル』は、店主イチオシのカレー。なんと梅酒から手作りしているというから驚きです。“ポークビンダル”とはインドのゴア地方で親しまれているカレーで、現地では酸味やスパイスの辛みを利かせるのが特徴だそう。同店では酸味の代わりに梅酒を使い、ほんのり甘くフルーティーな味わいに仕上げています。

スパイスオイルにひと晩浸けこんだ『スパイスたまご』は、同店のスパイスカレーに欠かせないトッピング!市川町のブランド卵「タズミのたまご」を贅沢に使用しているので、黄身の濃厚さが違います。辛さはほとんどなく子どもでも食べられますよ♪

『1種のみ』1,300円

一つのルーを心ゆくまで堪能したい人は『1種のみ』をオーダーして。取材日の週替わりカレーは『タズミのひね肉で作るペッパーココナツ鶏豚キーマ』。卵と同じ「田隅養鶏場」で天然飼料を食べて育ったひね鶏の肉と豚ミンチを使用しています。カレーに溶け込んでもなお、ひね肉のコリッとした元気な食感が残り、食べ応え満点♪ココナッツミルクの異国な甘さが、鶏と豚のうま味を一つにまとめます。

・5月末からカレーのテイクアウトがスタート!

『カレーのテイクアウト』カレー代 + 100円

お客さん待望のカレーのテイクアウトが、2024年6月からスタート!容器代の100円をプラスすれば、お店の味を持ち帰ることができるようになりました。

テイクアウトの場合もカレーはもちろんのこと、サラダやキャロットラペ、野菜のピクルスといった副菜もセットに。お店の本格カレーを自宅でも気軽に味わって。



・カレーのお供や食後に自家製ドリンクを♪

『ラッシー』400円

カレーのお供や食後は、自家製ドリンクで口の中をさっぱりとリセットタイム♪姫路で営業していたときから人気があった『ラッシー』の材料は、なんとヨーグルト、牛乳、きび糖の3つだけ。甘さは控えめで、お口直しに最適の一杯です。

『スパイシーティーソーダ』550円

スパイスから手作りしたチャイシロップを炭酸で割ったのが『スパイシーティーソーダ』。シナモンやカルダモン、コリアンダーなど、カレーによく使われるスパイスを使っていますが、味わいはカレーと似て非なるもの。口から鼻へ、爽快な香りがスッと通り抜けるような清涼感がクセになりそう♪

前職は大手料理教室で講師を務めていたという店主が、大好きなカレーに全身全霊を注いで作り上げる「moco」のカレー。スパイスカレーを作り続けて数年経った今でも研究は続け、日々レパートリーを増やしたりレシピをアップデートしたりしているそう。店主が作る斬新なカレーと出合うため、西脇の端っこまで車を走らせる価値ありですよ♪

■詳細情報

■DATA

spicecurry moco(スパイスカレー モコ)

所在地
兵庫県西脇市和田町736-11
営業時間
11:00〜15:00(L.O.14:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月23日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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