【姫路】営業は月に1日だけ！「ikumore（イクモア）」のお菓子の人気の秘密！

自宅工房の営業日は月に1日だけ。根強いファンがその1日を狙って訪れる手作りスイーツが人気の「ikumore（イクモア）」。自宅工房の営業で購入できるスイーツの紹介と、スイーツ以外の隠れた人気商品、自宅工房以外で「ikumore」のスイーツや総菜を手に入れる方法を紹介します！

営業は月末の木曜日「ikumore（イクモア）」

オープンは2011年、今年で9年目となる「ikumore（イクモア）」。開業当初から自宅工房での営業は月に1日だけ。静かな住宅街ということもあり、休日を避けた“月末の木曜日”に営業しています。

取材日はあいにくの大雨。ところが開店前からお客さんが訪れはじめ、夕方には完売となりました。

昔から“味を再現すること”が得意だったオーナー。スイーツ巡りでおいしいスイーツに出合っては、自身でその味を再現し、どんどんレシピが増えたそう。そこからハンドメイドセレクトショップ「muu（ムー）」のオーナーから「商品化してみては？」と提案があり、月末以外の木曜日は「muu」での委託販売、月末最終木曜日のみ自宅工房で販売しています。

老若男女に愛される「ikumore」スイーツ

「ikumore」のスイーツは、シンプルでありながら、丁寧に手間をかけたものばかり。素材選びは安心・安全が基本ですが、産地やブランドにこだわりすぎず、オーナー自身の感覚で選びます。

「おいしいものはおいしいとお客さんがきちんと感じてくれるから、産地やブランドを誇張したくないんです。」と話すオーナー。

飾らず、シンプルに作った焼き菓子がお客さんに長年支持され続けています。

『抹茶クグロフ』300円

常連のお客さんに人気の抹茶クグロフ。気温が高くない季節には、ホワイトチョコ、抹茶チョコ、いちごチョコなどをまとった『ちょこがけクグロフ』が登場！『クグロフ』と『タルトケーキ』は人気商品で午前中に売り切れてしまうこともあるので、早めの来店がオススメです。

『シフォンケーキ』240円

『きびぼうろ』200円

中も外もきび砂糖で作った『きびぼうろ』は、ピーカンナッツが入ったやさしい甘さがおいしいぼうろ。イベント出店でも「muu」での委託販売でも手に入る、定番商品。

『ガトーショコラ』390円　『黒糖チーズケーキ』390円

ミルクチョコレートを使って苦みが抑えられた『ガトーショコラ』は子どもにも人気。小麦粉をほとんど使用せず、まるでチョコレートをそのまま食べているかのような贅沢感が感じられる一品です。

『黒糖チーズケーキ』は試作の末に完成した新作ケーキ。黒糖の風味豊かな甘味と、まろやかなコクがチーズケーキとの相性抜群！黒糖の配合は絶妙なバランスを保っているので、黒糖が持つ独特の風味が苦手な人でもおいしく食べられます。

こだわり調味料とリピーターが多いドレッシングも！

『ドレッシング（ゆず・ごま・梅）』680円

オーナーの実家が生産しているドレッシングはリピーターが多い10年来の人気商品。原材料にこだわっているため市販の物と比べると値段が張るにもかかわらず、飛ぶように売れていきます。3種類を贈答用に買う人も。

ケータリングで出張ランチも手がけるオーナー。そこで作ったおかずに使っていたのが、『コチュジャンみそだれ』や『万能たれ』。ランチを食べたお客さんから調味料を売って欲しいという声から商品化、定番商品となりました。

『万能たれ』は甘辛醤油ベース。ニンニク、ショウガ、タマネギのすりおろしなどが入ったタレで、食べ盛りの男子に「ご飯が進む！」と人気の味。『コチュジャンみそだれ』は生野菜をディップすれば、野菜嫌いの子どもでもパクパク食べられますよ！

『アーモンドバター』850円

オープン当初から人気の『アーモンドバター』。白さが際立つのは、大山バターを使用しているから。マーガリンを使ったアーモンドバターとは焼き上がりの食感が違います。「ikumore」の『アーモンドバター』はパンにしみこまず、表面にバターの層としてしっかり残っているのが特長。

「私の“おいしい”が、みんなの“おいしい”になってほしい」というオーナーの想いが込められたスイーツたち。シンプルで素朴なおいしさに思わず笑顔がこぼれます。老若男女に愛される味が自慢のスイーツなので、ギフトや手土産にもGOOD！

常連のお客さんは、「ファンが増えるのはうれしい反面、秘密にしたい大切なお店」といった複雑な心境もあるようです。

月末木曜日を狙って来店すれば、もうあなたも「ikumore」ファン♪

■詳細情報

■DATA

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2019年6月28日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。