2018年11月4日、加古川の海苔養殖業者「大浜」がおしゃれな直営店をオープン!独自の製法で作る、香り高い海苔が人気です。冬季の約3カ月間しか手に入らない希少な『新のり』も必食!
2018年11月4日オープン!「大浜海苔店」
加古川の浜の宮公園南側にある、ひときわ目を引くスタイリッシュな建物。親子3代に渡り60年以上海苔養殖を行う「大浜」が、直営店「大浜海苔店」をオープンしました。
入り口へと続く庭園は、加古川から播磨灘へ流れる自然の恵みに見立てたデザインに。
「地場産の海苔のおいしさを地元の人に知ってほしい」と、大浜3代目のオーナーの思いを形にしたお店です。
栄養豊富な加古川沖で育む海苔が自慢
一級河川の加古川から自然の栄養が循環する播磨灘は、海苔の養殖に最適!潮流の速い漁場でもまれ育った海苔は、香り・味・食感・艶が上質に仕上がります。
この漁場でとれた海苔を独自の製法で丹念に加工。甘みと旨み、磯の芳醇な香りを最大限に引き出し、歯切れのよいパリッとした海苔が完成します。
旬は12〜3月!冬季限定の『新のり』
海苔が摘採できるのは、年に14回。毎年12月から行われ、初摘みは「一番摘み」とも呼ばれています。「大浜海苔店」では一番摘みの海苔を通年販売。風味豊かな海苔が一年中楽しめます。
旬な12月から翌年2月までの3カ月間に摘んですぐに工場で加工したものが『新のり』に。やわらかで口どけがよく、香り・味ともに濃厚な味わいが特長です。
さらに希少な、1月中頃〜末までしか味わえない『乾のり』もチェックして。一番摘みの海苔を工場で生産されたできたての海苔です。
冬しか味わえない海苔にやみつきになる人も多く、『新のり』と『乾のり』を求めて問い合わせも集中するそう。売り切れ次第終了なので、お早めに。
「五つ星ひょうご」に選定!ブランド『海苔香』
味のり・焼きのり『海苔香(のりか)』各600円
一番摘みだけを使用した同店オリジナルブランド『海苔香(のりか)』。兵庫県のよさをアピールする逸品を集めた「五つ星ひょうご」に選ばれました。
海苔本来の風味が感じられ、一度食べると箸が止まらなくなるほど。一年を通して根強い人気を集めています。
おすすめの食べ方は?
乾海苔は自分好みの味に炙って食すのがおすすめ!家庭ではオーブントースターで1枚ずつ10〜20秒ほど熱すのがポイントです。
加熱時間が短いほど磯の香りが感じられ、長いほどパリッとした歯ごたえで甘みが増します。直火の場合、火から離して均等にムラなく炙って。
牛乳やチーズなどの乳製品とも相性バツグン。 『短冊海苔』(500円)をグラタンやクリームパスタに入れると、旨みとコクがプラスされて奥深い味わいに変身します。
このほか、鍋や煮物、ラーメンにも合うので、気軽にアレンジしてみて。
手土産やギフトにもぴったり!
食卓用はもちろん、手土産や進物、贈答品などのシーンで選べるのも人気の理由の一つ。焼き・味付け海苔のほか、『佃煮海苔香茎わかめ入り』(700円)、ごま油で仕上げた『おつまみ海苔』(500円)などもあります。
どれも高級感のあるパッケージで、贈り物にも最適!もらってうれしいこだわりの商品を取りそろえています。
店内では焼きたての海苔が試食できるサービスも。海苔を熟知したスタッフが丁寧に説明してくれます。
創業から60年以上経った今も変わらず“食べておいしい海苔作り”を追求し続ける「大浜」。加古川市の特産品「加古川のり」として根付く日も近いですね。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2018年12月23日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。