神戸市須磨区にある、人気うどん専門店「おうどん くるみ家」。本場香川で修行をした店主が毎日手打ちする、こだわりの”おうどん”は絶品です。地元神戸を中心に仕入れた、季節のおいしい野菜を味わうことができるメニューは女性に大好評!店主が集めたアンティーク雑貨が演出する、おしゃれな雰囲気の中でうどんを味わってみてはいかが。
・「おうどん くるみ家」
神戸市須磨区、山陽・神戸市営地下鉄板宿駅から歩いて5分ほどのところにある「おうどん くるみ家」。地域の人から遠方の人まで、老若男女問わず幅広い世代に愛される“おうどん”専門店です。「板宿商店街」を抜けるとすぐ近くにある「板宿小学校」の前にあります。
店内に入ると、木目調の家具とアンティーク雑貨が置かれ、うどん屋というよりカフェのようなおしゃれな雰囲気が感じられます。テーブル席は4席あり、窓側はすべてソファ席になっているので小さな子ども連れでも安心です。
店内の奥には、かわいらしいキッズスペースが完備。小さなキッズチェアや、絵本があるので待ち時間に退屈せず過ごせます。
小学生以下の子どもには『こどもかけ』や『こどもざる』(各350円)などのキッズメニューもスタンバイ。キッズメニューがあることで、パパやママが好きなメニューを注文できるのはうれしいですね。
・手打ちにこだわった“おうどん”
店主は、香川にある本格手打ちうどん「もり家」で5年間修行をしたあと、自身の地元である板宿に「くるみ家」をオープン。愛娘の名前と修行先の店の名前を合わせ「くるみ家」と名付けたそう。
修行先での慣習に心を打たれた店主は必ず、うどんのことを”おうどん”と呼びます。やさしく温かみのある呼び方に、ほっこりしますね。
「おいしく安全に食べて欲しい」という思いから、麺に使用するのは国産小麦が100%。修行先で学んだ手打ち製法にこだわり、毎朝手でこね、足で踏み、しっかりとしたコシのあるうどんを作り上げています。そのため麺の準備には限りがあり、ディナータイムは麺が無くなり次第閉店します。
・売り切れ必至の日替わり定食
『日替わりくるみ家定食』850円 ※1日25食限定
1日25食限定の『日替わりくるみ家定食』は、早い日だと12時には売り切れてしまう大人気メニューです。うどんに今日のご飯、小鉢がセットになったお得なメニューで、これを目当てに開店前から列を作るお客さんも多いんだとか。
ご飯は、火・木曜日がいなり寿司、それ以外は炊き込みご飯だそうで、取材日は「ゆず香る五目いなり」。具だくさんの酢飯に甘い油揚げが絶妙な味付けで、ご飯がびっしりと詰まっているのにペロリと食べられます。
取材日の小鉢は「旬大根の塩マーボー」で、やさしくもしっかりとした味付けで、どんどん箸が進みます。リーズナブルなのにボリューム満点なので満足すること間違いなしです。
・野菜たっぷりのメニューも人気
『くるみ家カレーうどん』900円
同店では使用する野菜にもこだわっていて、可能な限り地産地消を心掛けています。定期的に西区の農家に直接出向いて季節の野菜を仕入れたり、無農薬野菜も取り入れています。「野菜も摂れるおうどんを提供したい」という思いから生まれた『くるみ家カレーうどん』は特に女性に大人気。
ひき肉たっぷりで、ほどよい辛さのカレーうどんに7種の野菜をトッピング。野菜の種類はその時に良いものを使っているので、行く度に違うものが食べられる楽しみも味わって。辛いもの好きで物足りない人は、備え付けの一味唐辛子で調節をできるので、途中で味変するのもいいですね。
『但馬どりのしっぽくうどん』980円 ※冬季限定
冬には、香川県の郷土料理である『但馬どりのしっぽくうどん』が登場。出汁には鹿児島産の「薩摩地鶏」を使用し、具には兵庫県の「但馬どり」を使用するという贅沢な一品です。
ニンジン、ダイコン、ゴボウなどの根菜がふんだんに入っていて、体が温まります。寒い冬にぴったりな、しっぽくうどんをぜひご賞味あれ。
『天ぷらぶっかけ』1,100円
野菜は天ぷらでも味わうことができ、揚げたてで提供されるのでぜひ一度は食べてみて。ぶっかけうどんとエビ天、野菜天がセットになった『天ぷらぶっかけ』は、『かけうどん』か『ぶっかけうどん』から選ぶことができます。
エビ天2本と大葉は定番ですが、野菜は季節のものがラインアップ。サクサクの衣と、絶妙な加熱具合のフワッとしたエビがたまらないので、エビ好きは迷わず注文してみて。
老若男女問わず愛される「おうどん くるみ家」。こだわりの“おうどん”と、季節ごとに楽しめるさまざまなメニューをぜひ味わってみてはいかが。
■詳細情報
■DATA
おうどん くるみ家
- 所在地
- 兵庫県神戸市須磨区前池町2-8-13
- 電話番号
- 078-731-1313
- 営業時間
- ランチ/11:00〜14:30(L.O.14:30)
ディナー/17:00〜麺が売り切れ次第終了
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年12月21日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。